愛知県豊田市の小学生学習塾 勉強が好きになる!RAKUTO豊田校

愛知県豊田市の小学生学習塾 勉強が好きになる!RAKUTO豊田校 › 学び~理科

もののしくみ研究室

RAKUTOの新年度は2月からはじまります。

2017年04月29日 06:00  学び~理科

人工衛星GCOM-CとSLATS~それぞれ名前募集中!

日本の宇宙航空研究開発機構(うちゅうかいはつけんきゅうきこう:JAXA)が、今年2017に打ち上げ予定の、ふたつの人工衛星(じんこうえいせい)の名前を募集してるよ。

一つ目は、GCOM-Cという衛星。

大気や海、雲、そして生き物。
いろいろなものが、地球の気候に大きくかかわっている。
そして、それらが、気候にどんなかかわりを持っているのか、その研究はどんどん進んでいる。

そんな中、いまひとつよくわかっていないことがふたつある。


ひとつは、空気の中のちりやほこりが気候にもたらす影響。

空気中のちりやほこりは、少なからず日光をさえぎっていると考えられる。
これらによって、どれくらいの量の日光がさえぎられているのか、よくわかっていない。
これをしっかりと調べることができれば、地球の気温がどうなるのか、予測がしやすくなるはずだ。

そして、もうひとつが、生物による二酸化炭素(にさんかたんそ:CO2)の吸収能力(きゅうしゅうのうりょく)。

植物の光合成をはじめ、一部の生物は、空気中の二酸化炭素をとりこんで、別の形にかえることができる。
その量をしっかりと調べることができれば、地球温暖化がどうなっていくのか、より正確に予想できる。


GCOM-Cの主なミッションは、よくわかっていないこの2つのことを、解明することだ。


もうひとつの衛星は、SLATS。

こちらは、低い場所で、地球の周りをまわる実験を行う。

ふつう、人工衛星が飛んでいる高さは、地表から600~800キロメートルくらいの場所。
それに対して、SLATSが目指すのは、高さ180~300キロメートルの低いところ。

低い場所は、大気がこい。
大気がこいと、衛星本体が大気にぐいぐいおされるため、気が付くと高さがおちてくる。
高さをもとに戻すためには、エンジンをふかして、衛星を持ち上げなければいけない。

ところが、そうたびたびエンジンをふかしていては、すぐに燃料がなくなってしまう。
燃料がなくなった衛星は、使い物にならない。
だから、低い場所で衛星をまわらせるのは、とても難しい。

SLATSには、新しく開発されたイオンエンジンが積まれている。
このエンジンを使えば、燃料は今までの10分の1で済む。

このエンジンを使って、うまく宇宙の低い場所を回り続けることができるか?
それを実験するのが、SLATSのミッションだ。


さて、JAXAでは、このふたつの名前を募集中。
インターネットを使って、だれでも応募できるよ。

名前は、カタカタもしくはひらがな。
それぞれの衛星や、衛星のミッションをイメージできること。
すでにある名前(リンク先を見てね)は、使わない。

さて、いったい、どんな名前がいいだろう?
みんなも、考えてみて。

最優秀に選ばれた人は、ロケットを発射する場所に、ご招待してくれるんだって。
ぜひ、行ってみたいね。

応募は、こちらから。
http://fanfun.jaxa.jp/topics/detail/9816.html

写真は、地球の大気。ウィキペディアより。
田かさ00キロメートル以下が、地球の大気圏といわれている。
ちなみに、宇宙と地球上を区別するのが、高さ100キロメートルにある、カーマン・ライン。
カーマン・ラインよりも上が、宇宙ということになる。




⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら  


Posted by RAKUTO豊田校 │コメント(0)

2017年04月27日 06:00  学び~理科

ただいま名前投票受付中~サーバルってどんな動物?

『「サーバル」公開 名前決めてね』 朝日新聞

わがはいは、サーバルである。
名前は、まだない。
・・・ということで、愛知県にある豊橋総合動植物園のサーバルちゃんが、名前を決めてほしいらしい。

今年2017年4月18日から公開されたサーバルちゃん。
ただいま、名前を決めるための投票を受付中。

ところで、サーバルって、どんな動物なんだっけ?
せっかくなので、調べてみよう。

・・・
サーバルは、食肉目ネコ科の動物。
ネコはもちろん、トラやライオンと同じ仲間だ。

大きさは、60~100センチメートル。
体重は、9~18キログラムくらい。
トラやライオンほど大きくはないけど、かなり大きなネコといったところ。

住んでいるのは、アフリカのサバンナや草原、森の中など。
肉食なので、鳥などを好んで食べる。

特ちょうは、耳。
ネコ科の動物たちは、みんな耳がいいけど、サーバルの耳は、特にすごい。
大きさも、顔のわりには、そうとう大きい。
その大きな耳で、獲物を探し出し、狩りをする。

狩りの時の必殺わざは、スーパージャンプ。
高さ2メートル、飛ぶ距離は4メートル。
すごいジャンプ力で、えものにおそいかかる。

サーバルのもうひとつの特ちょうは、美しい毛皮。
この美しい毛皮をもとめて、たくさんのサーバルが人間の手によって殺されている。
そのせいもあって、サーバルの数は、年々減っているんだって。

さて、こんなサーバルが、この4月18日から、豊橋総合動植物園にて公開中。
昨年の11月に生まれたばかりの、子どもでメスのサーバルちゃんだ。

豊橋総合動植物園では、このサーバルちゃんに名前をつけようと、ただいま投票を受付中。
候補は、こんな感じ。
それぞれアフリカの言葉で、()内は、日本語に直したもの。

1:ステル(星)
2:ケルス(桜)
3:レンテ(春)
4:フュール(火)
5:プラフタフ(美しい)

どの名前がサーバルちゃんにふさわしいかな?
みんな、考えてみてね。
ちなみに、投票は、豊橋総合動植物園内で、5月7日まで。
近くに住んでいる子は、ぜひサーバルちゃんに会いに行こう。

写真は、サーバル。ウィキペディアより。




⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら  


Posted by RAKUTO豊田校 │コメント(0)

2017年04月20日 06:00  学び~理科

小惑星衝突危機~どんな対策があるの?

前回は、地球と隕石(いんせき)などの天体の衝突について、紹介したよ。

『小惑星衝突危機~天体が地球にぶつかってくる!?』
http://rakuto-toyota.jp/e402594.html

地球に大きな天体が近づいてきて、衝突しそうになったら、どうしよう?
そんな話し合いを目的にした会議が、今年2017年5月、東京で開かれる。

『小惑星衝突危機、そのとき人類は 100m級でも大被害』 朝日新聞


隕石や彗星(すいせい)などの天体が地球にぶつかりそうだ!
そうなった時、どんな方法で地球を救うことができるんだろう?

みんな、何かいいアイデアはある?
ちょっと想像してみてね。



・・・



方法のひとつとして考えられるのは、天体を破壊(はかい)してしまおうというもの。
隕石に宇宙船をぶつけて、破壊する。

2005年、アメリカ航空宇宙局(アメリカこうきゅううちゅうきょく:NASA)は、宇宙船「ディープインパクト」を彗星にぶつけることに成功している。
しかし、宇宙船の大きさやスピードも限られており、必ず成功するとはかぎらない。
また、成功したとしても、破片(はへん)が地球に落ちてくることには変わりがなく、その破片によって大きな被害が出ることも考えられる。

今、考えられているのは、天体とならぶように宇宙船を飛ばす方法。
宇宙船の引力で、少しづつ天体をひっぱって、進む方向を地球からそらそうという方法だ。

こうした対策は、話し合いが始まったばかり。
本当に実現できるのかどうかは、まだわからない。


とはいえ、ただただ手をこまねいているというわけにはいかない。

2013年、国際連合(こくさいれんごう:国連)は、「国際小惑星警報ネットワーク」を設置。
このネットワークは、地球に近づいてくる天体をみはる役割をしている。

また、国連は、「宇宙ミッション計画アドバイザリーグループ」も設置。
こちらは、天体が地球に近づいてきた時に、どう対策するのかを考えるのが、その役割だ。
アメリカは、昨年2016年に、天体の衝突にそなえた戦略を発表している。

いずれにしても、話し合いは始まったばかり。

いざ問題が起こったとき。

作戦の指示は、だれが行うのか?
対策を行うための宇宙船は、どこの国が打ち上げるのか?
その費用は、どうするのか?
予報がはずれたり、作戦が失敗した時に、どう対応するのか?

問題は、山積みだ。
しっかりと話し合って、対策をねってほしいね。


写真は、アフリカのナミビアで発見された隕石。ウィキペディアより。
重さ66トン。見つけっている隕石の中では、もっとも大きい。




⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら  


Posted by RAKUTO豊田校 │コメント(0)

2017年04月19日 06:00  学び~理科

小惑星衝突危機~天体が地球にぶつかってくる!?

『小惑星衝突危機、そのとき人類は 100m級でも大被害』 朝日新聞

今から24年前、1993年3月のこと。
アメリカのパロマー天文台で、星の観察をしていたシューメーカーさんたちが、新しい彗星(すいせい)を発見した。
シューメーカー・レヴィ第9彗星と名付けられたこの彗星は、発見された当時、木星の周りをぐるぐる回っていた。

1994年7月16日。
その彗星が、木星に衝突(しょうとつ)。
木星では、大きなキノコ雲が立ち上り、その様子は地球からも見ることができた。

木星にできた衝突のあとのうち、大きなものは地球と同じくらいの大きさ。
ものすごくはげしい衝突であったことがわかる。
そして、この衝突は、人類が初めて見る、惑星と彗星の衝突でもあった。


この衝突をみた研究者の人たちが考えたのは、「同じような彗星が、木星ではなく地球にぶつかってきたらどうする?」ということだった。
それをうけて、1996年、国際スペースガード財団という団体ができた。

そして、今年2017年5月。
東京で、「第5回プラネタリー・ディフェンス・カンファレンス」という会議が開かれる。
これら団体や会議の目的は、地球に近づいてくる天体を発見して、対策を立てることだ。


それにしても、地球に大きな天体がぶつかってくることが、本当にあるのかな?

今現在、地球に近づきつつある天体は、およそ1万6000個発見されている。
これらの多くは、とても小さなもので、もしも地球にぶつかっても大きな被害を与えることはない。
また、今のところ、地球にぶつかってくる可能性もない。

しかし、まだ見つかってない天体があるかもしれない。
そうした天体が、地球にぶつかってくることは、ありえないことではないらしい。


実際、隕石が落ちてきて、ニュースになることもある。

2008年には、アメリカの研究者たちが、地球に近づいてきた天体を発見。
その後、アメリカ航空宇宙局(アメリカこうきゅううちゅうきょく:NASA)などにより、20時間後にアフリカに落ちてくるという予報が出された。

その天体は、予報通り、アフリカに落下。
落ちた場所が、人の住む場所ではなかったこと、また、その大きさが、2~3メートルと小さいものだったため、被害はなかった。


2013年2月。
ロシアのチェリャビンスクという町の近くに、直径20メートルくらいの大きな隕石(いんせき)が落ちた。

この隕石は、チェリャビンスクの上空で大爆発。
2分後には、爆発の衝撃(しょうげき)が町をおそった。
町では、たくさんの窓ガラスがわれ、1500人以上のけが人が出た。


少しむかしの話になるけど、1908年6月に、シベリアに落ちた隕石は、大きかった。
シベリアでは、東京都と同じくらいの広さの場所で、木がなぎたおされた。
こちらも、人が住んでいる場所ではなかったので、大きな被害は出ていない。

これが、もしも、東京や大阪など、たくさんの人が住んでいる場所に落ちてきたら。
とんでもない被害が出ていたと思われる。
また、落ちてくる場所が町ではなくても、大きな隕石がぶつかってくれば、地球規模の大災害がおこりうる。


今からおよそ6600年前。
メキシコのユカタン半島近くに、直径10キロメートルくらいの大きな天体が落下した。
衝突によってできた穴は、直径200キロメートル。

この衝突は、数百メートルの大きな津波を巻き起こした。
また、巻き上げられた土砂(どしゃ)のせいで、太陽の光が当たらなくなってしまった。

さらに、衝突で発生した熱で、岩がとけてどろどろに。
たくさんの二酸化炭素などが発生し、硫酸(りゅうさん)の雨が降った。

この衝突によって地球の環境はめちゃくちゃになり、それをきっかけに恐竜が絶滅したといわれている。


一度おこったことは、またおこってもふしぎではない。
そう考えれば、大きな天体が地球にぶつかってくることは、まったくありえないことではない。

そうした天体が見つかった時、いったいどうしたらいいんだろう?
5月に東京で開かれる会議では、そんなことが話し合われるはずだ。

近づいてくる天体を衝突させない方法。
なにか、いい方法があるのかな?
みんな、なにかいいアイデアはない?
ちょっと想像してみてね。

長くなったので、続きは次回。

写真は、シューメーカー・レヴィ第9彗星の衝突によって、木星にできた跡。ウィキペディアより。




⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら  


Posted by RAKUTO豊田校 │コメント(0)

2017年04月13日 06:00  学び~理科

海洋生物レッドリスト~シロワニってどんな生き物?

絶滅(ぜつめつ)してしまった動物や、絶滅しそうな動物たちをのせたレッドリスト。
このブログでも、たびたび紹介しているよ。
そして、今回は、この記事。

『海洋生物 初の「レッドリスト」』 朝日新聞

今年2017年3月、日本の環境省(かんきょうしょう)と水産庁(すいさんちょう)が、「海洋生物レッドリスト」を発表した。
陸上に住む動物たちのレッドリストは前からあったけど、海洋生物、つまり海に住んでいる動物たちのレッドリストが日本で作られたのは、これが初めて。

このレッドリストには、絶滅したとされるものが1種類が指定された。
そして、絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)、つまり、もうすぐ絶滅してしまうかもしれないものが、56種類も指定された。


今回、絶滅したとされたのは、オガサワラサンゴ。

1935年に、東京都の小笠原諸島で発見されたオガサワラサンゴ。
一度発見されただけで、その後、まったく見つかっていない。

ここまで見つからないサンゴは、世界をみわたしてもめったにない。
そして、今回、絶滅したということになった。


一方で、絶滅危惧種とされたのが、シロワニ。

さて、ここで想像タイム。

シロワニって、いったいどんな動物だと思う?
名前から、想像してね。
海洋生物だから、海の中に住んでいるよ。



・・・



シロワニは、ネズミザメ目オオワニザメ科に属するサメ。
ワニというのは、実は、サメの別の呼び方でもある。
川に住んでいるワニとはちがう。

シロワニは、3メートル以上にもなる、大きなサメだ。
体重は、150キログラム以上。

シロワニの特徴のひとつは、赤ちゃんのころの育ち方。

シロワニの赤ちゃんは、タマゴから生まれる。
タマゴがかえるのは、お母さんの子宮(しきゅう)と呼ばれる場所の中。
子宮の中では、たくさんのサメの赤ちゃんが生まれる。

生まれた赤ちゃんは、他の赤ちゃんやまだ生まれてきていないタマゴを共食い(ともぐい)しちゃう。
ケンカでもするように、お互い食べあって、一番強いやつが最後に残る。
そして、1年くらいたってから、お母さんのおなかから生まれてくるんだ。

サメには子宮がふたつある。
だから、生まれてくる子供は、多くて2匹。
子宮の中の共食い競争を生き残ってきた子供だから、きっと、とても強い子供なんだろうね。


さて、今回絶滅危惧種とされた56種類の海洋動物たち。
甲殻類(こうかくるい)が、30種類。
魚類が、16種類。
その他の無脊椎動物(むせきついどうぶつ)が4種類。
どんなものが指定されたのか、興味のある子は、環境省のページを見てみてね。
http://www.env.go.jp/press/103813.html

写真は、オガサワラサンゴ。環境省ホームページより。




⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら  


Posted by RAKUTO豊田校 │コメント(0)

2017年04月08日 06:00  学び~理科

重力値で体重が変わる!?~重力値が見直されたよ

『重力値変わる 体重が変わる』 朝日新聞

佐渡の人60キロ 0.006グラム軽く

今年2017年3月15日、日本の国土地理院(こくどちりいん)が、重力値(じゅうりょくち)を新しく見直したよ。
これのおかげで、例えば新潟県の佐渡(さど)に住んでいる人は、ちょっとだけ体重が軽くなる。
体重が60キログラムの人は、0.006グラムだけ、軽くなるんだって。

重力値が変わると、体重が軽くなる。
いったい、「重力」とか「重力値」って、なにものなの?

・・・ということで、ここまで遠心力、引力、そして重力について勉強したよ。

『重力値で体重が変わる!?~まずは遠心力について』
http://rakuto-toyota.jp/e400469.html
『重力値で体重が変わる!?~お次は引力について』
http://rakuto-toyota.jp/e401474.html
『重力値で体重が変わる!?~そして重力について』
http://rakuto-toyota.jp/e401791.html


前回は、地球上の場所によって、物の重さがかわっちゃうよという話をしたよ。
そして、それは、場所によって、かかってくる遠心力がちがうからだということも紹介した。

今回は、その続き。
遠心力だけではなく、引力も場所によってちがうらしい。

地球の重さはいつも一緒で、同じ地球の上に立っているんだったら、どの場所でも同じだよね・・・と思っちゃうんだけど、どうもそうではないらしい。
なんで、場所によって引力がかわってくるんだろう?
みんな、想像できる?

・・・

地球は、岩石でできている。
その地球を、こまかく切りきざんだとしよう。
切りきざまれた地球を、ひとつぶひとつぶ見てみると、その多くが岩石のはずだ。

ところが、岩石の中にも、かちかちのかたい岩石もあれば、ちょっとすかすかした感じの軽い岩石もある。
かちかちのかたい岩石、つまり密度(みつど)が高い岩石は、重い。
いっぽうで、すかすかの岩石、つまり密度の低い岩石は、軽い。

同じ地球の上でも、重い岩石がたくさんある場所では、その重さによって、引力が強くなる。
いっぽうで、軽い岩石ばかりの場所では、引力は弱くなる。
同じ地球の上でも、下にどんな岩石がうまっているかによって、引力がかわってくるというわけだ。

これは、せまい日本でも同じこと。
日本の中でも、岩石の密度が高くて、引力が大きい場所がある。
反対に、引力が小さい場所もある。

引力の強さが変わってくれば、「引力-遠心力」でもとめることができる重力も変わってくる。
重力が変われば、物の重さもかわってくる。
同じ地球の上、同じ日本の上でも、場所によって、ものの重さは変わってくるということ。

重さのちがいは、ほんのちょっぴり。
だから、ふだんの生活には、ほとんどえいきょうはない。

しかし、いろいろな研究をしている人たちは、重さをとても正確に測らなければいけないことが多い。
場所によって重さがちがっちゃうと、とても困る。

その重さのちがいをなくすために使われるのが、今回の新聞記事にあった「重力値(じゅうりょくち)」と呼ばれるものだ。
「ここの場所ではかった重さは、ふつうの重さよりも、これだけ重くなるよ。」
「ここの場所ではかった重さは、ふつうの重さよりも、これくらい軽くなるよ。」
こうしたことを教えてくれるのが、重力値。

日本の国土地理院(こくどちりいん)は、1976年に全国122か所で重力をはかって、それぞれの重力値を決めた。
その後、大きな地震などにより日本の地下の岩石が大きく動いたこともあり、2002年から2016年にかけて、全国263か所で新たに重力をはかりなおした。

その結果、日本の多くの地点で、重力値が減少した。
一方で、大きな地震で地面が沈んだりした東北地方では、増えた場所もある。

そして、重力値が増えた場所に住んでいる人は、体重がちょっとだけ軽くなる。
例えば、新潟県佐渡市(さどし)に住んでいて、いままでの体重が60キログラムの人がいたとする。
すると、その人の体重は、0.006グラムだけ軽くなる。
ほんの少しとはいえ、地球のせいで自分の体重が軽くなっちゃうなんて、ふしぎな感じだね。

画像は、地球内部の様子。ウィキペディアより。
岩石があるのは、地下150キロメートルくらいまで。
その中でも35キロメートルくらいまでの浅い部分を、地殻(ちかく)と呼ぶ。




⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
  


Posted by RAKUTO豊田校 │コメント(0)

2017年04月07日 06:00  学び~理科

重力値で体重が変わる!?~そして重力について

『重力値変わる 体重が変わる』 朝日新聞

佐渡の人60キロ 0.006グラム軽く

今年2017年3月15日、日本の国土地理院(こくどちりいん)が、重力値(じゅうりょくち)を新しく見直したよ。
これのおかげで、例えば新潟県の佐渡(さど)に住んでいる人は、ちょっとだけ体重が軽くなる。
体重が60キログラムの人は、0.006グラムだけ、軽くなるんだって。

重力値が変わると、体重が軽くなる。
いったい、「重力」とか「重力値」って、なにものなの?

・・・

重力のことを知ろうと思うと、まずは引力(いんりょく)と遠心力(えんしんりょく)のことを知らなければならない。
・・・ということで、前々回は遠心力、前回は引力について勉強したよ。

『重力値で体重が変わる!?~まずは遠心力について』
http://rakuto-toyota.jp/e400469.html
『重力値で体重が変わる!?~お次は引力について』
http://rakuto-toyota.jp/e401474.html

今回は、いよいよ「重力(じゅうりょく)」について。

地球上にあるもの全てには、前回紹介した引力、そして前々回に紹介した遠心力がかかっている。
重力とは、それらを引き算したもの。
つまり、「引力-遠心力」が重力だ。

今、みんなは、地球の上に立っているよね。
みんなの体は、地球が回ることによって、遠心力がかかっている。

ふつうに考えれば、その遠心力によって、みんなの体は宇宙に放り出されてもふしぎではない。
それが、放り出されずにいられるのは、地球の引力のおかげ。

地球がみんなを引っ張る力、つまり引力は、みんなを外に放り出そうとする遠心力よりも大きい。
だから、みんなは、地球の上に立っていることができる。
この引力と遠心力の差が、重力というわけだ。
ものに重さがあるのも、この重力のおかげだ。

もしも、引力よりも遠心力の方が強かったら・・・
重力はマイナスになって、みんなの体もふわふわ宙にういているような感じになっちゃうかも。

ところで、この重力は、地球上の場所によって、変わってくる。
わかりやすいのは、遠心力。
遠心力は、立っている場所によって、ちがうんだ。

遠心力を紹介した時にも、同じことを想像してもらってけど、もう一度。
ぐるぐる回っている地球の上で、遠心力が大きくかかる場所と、ほとんどかからない場所があるよ。
どこだか、わかる?



・・・



遠心力が一番大きくかかってくるのは、赤道のあたり。
そして、遠心力がほとんどかからないのが、北極や南極のあたり。

地球儀があったら、くるくる回しながら想像してみてね。

赤道のある場所は、一日で地球をぐるりと大きく回っている。
地面が動く速さは、およそ時速1700キロメートルくらい。
だから、とても大きな遠心力がかかる。

一方で、北極や南極は、その場でくるくる回るだけ。
地面が動く速さは、ゼロ。
遠心力も、ゼロだ。

日本は、その真ん中くらい。
地面が動く速さは、およそ時速1400キロメートルくらい。
遠心力も、中くらい。

遠心力が場所によってかわるということは、「引力-遠心力」でもとめることができる重力も、場所によってかわってくるということだ。
そして、重力がかわるというとは、ものの重さも場所によってかわってくる。

例えば、みんなの体重。
ある人が、北極で体重をはかってみたら、50キログラムだった。
この人が、赤道の通る場所にうつって、もういちど体重を図ってみると・・・。
およそ0.5パーセント、250グラムくらい、体重が軽くなる。
これは、赤道の方が、遠心力が強いから。

「体重が250グラムくらい変わったって、たいしたことないじゃん!」って思う子もいるかもしれない。
ところが、これが体重じゃなくて、例えば金の重さだったら、たいへんなことになる。

金は、1グラム5000円くらいで買うことができる。
北極で500万円だして1000グラム(=1キログラム)の金を買ったとしよう。
それを、赤道上の国で売ろうとしたら・・・。
1000グラムあった金が、995グラムしかないことになる。
たった5グラムの差だけど、お金にしたら2万5000円そんしたことになる。
これは、困るよね。

ここまでは、遠心力のお話し。
一方で、引力も、場所によってかわってくる。
地球の重さはいつも一緒で、同じ地球の上に立っているんだったら、どの場所でも同じだよね・・・と思っちゃうんだけど、どうもそうではないらしい。
なんで、場所によって引力がかわってくるんだろう?

長くなったので、続きは次回。

写真は、金。ウィキペディアより。
とても高価な金。場所によって重さがかわっってしまうと、困るよね。




⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
  


Posted by RAKUTO豊田校 │コメント(0)

2017年04月06日 06:00  学び~理科

重力値で体重が変わる!?~お次は引力について

『重力値変わる 体重が変わる』 朝日新聞

佐渡の人60キロ 0.006グラム軽く

今年2017年3月15日、日本の国土地理院(こくどちりいん)が、重力値(じゅうりょくち)を新しく見直したよ。
これのおかげで、例えば新潟県の佐渡(さど)に住んでいる人は、ちょっとだけ体重が軽くなる。
体重が60キログラムの人は、0.006グラムだけ、軽くなるんだって。

重力値が変わると、体重が軽くなる。
いったい、「重力」とか「重力値」って、なにものなの?

・・・

重力のことを知ろうと思うと、まずは引力(いんりょく)と遠心力(えんしんりょく)のことを知らなければならない。
・・・ということで、前回は、遠心力について勉強したよ。

『重力値で体重が変わる!?~まずは遠心力について』
http://rakuto-toyota.jp/e400469.html


そして、今回は、引力(いんりょく)について。

まずは、想像タイム。
引力って、なんだろう?
「引く力」と書くんだけど、だれがなにを「引く」んだろう?
みんな、想像してみて。



・・・



引力とは、ものがものを引きつける力のこと。

例えば、磁石。
磁石にはN極とS極があって、たがいに引き寄せあう。
これが、引力。

引力をもっているのは、磁石だけではない。
宇宙に存在するあらゆるものには、他のものを引き付ける力がある。

実は、みんなの体にも、引力がある。
しかし、ほんのちょっぴりだけなので、それを感じることはできない。

引力は、そのものが重たいほど強くなる。
みんなの体はとても軽いので、引力はほとんど働いていないといってもよい。
体で感じることができる引力を出そうと思うと、どれくらい重くなればいいんだろう?

みんなにとって、一番身近なのが、地球の引力。
地球は、とても重たい。

その重さは、およそ6000000000000000000000000キログラム。
6(じょ)キログラムと読む。
は、万の次の、億の次の、兆の次の、京の次の、垓(がい)の次に大きな数字だ。

※「」の漢字は、環境によっては正しく表示されません。

ここまで重たいと、その引力もさすがに大きい。
地球は、その引力で、地球のそばにあるものを、ぐいぐい引き寄せる。


たとえば、月。
月は、地球の周りをぐるぐる回っている。
これは、地球と月が、おたがいの引力で、ぐいぐい引き合っているから。

もしも、地球に引力がなかったら。
月は、遠心力によって、ずっと遠くの方までとばされてしまうはず。


そして、地球上に住んでいるみんな。
みんなの体も、地球がぐいぐい引っ張ってくれている。

前回紹介したように、地球はすごいスピードで自転している。
もしも、地球が、その引力でみんなの体を引き寄せてくれなかったら。
みんな、地球から放り出されて、宇宙のはてまで飛んで行ってしまうはずだ。

さて、引力についてもわかったところで、次回は、今回のテーマの「重力」について、そして新聞記事にあった「重力値」についてみてみよう。

写真は、地球の引力を発見した、アイザック・ニュートン。ウィキペディアより。
リンゴが落ちるのを見て、「ひょっとしたら、地球がリンゴを引っ張っているのでは?」と考えた、すごい人だ。




⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
  


Posted by RAKUTO豊田校 │コメント(0)

2017年04月05日 06:00  学び~理科

重力値で体重が変わる!?~まずは遠心力について

『重力値変わる 体重が変わる』 朝日新聞

佐渡の人60キロ 0.006グラム軽く

今年2017年3月15日、日本の国土地理院(こくどちりいん)が、重力値(じゅうりょくち)を新しく見直したよ。
これのおかげで、例えば新潟県の佐渡(さど)に住んでいる人は、ちょっとだけ体重が軽くなる。
体重が60キログラムの人は、0.006グラムだけ、軽くなるんだって。

重力値が変わると、体重が軽くなる。
いったい、「重力」とか「重力値」って、なにものなの?

・・・

重力のことを知ろうと思うと、まずは引力(いんりょく)と遠心力(えんしんりょく)のことを知らなければならない。
まずは、遠心力のことから。

ボールに長いひもをつける。
ひもの先、ボールとは反対側のところをにぎって、頭の上で、ぐるぐる回す。
いきおいよく回り出したら、ひもから手をはなす。

すると、どうなる?
想像できる?



・・・



ぐるぐる回っている時に手をはなせば、ボールはいきおいよく飛んでいく。
ものをぐるぐる回すと、ものには、ぐるぐるの中心から遠ざかろうとする力がはたらく。
この力のことを、遠心力という。
ボールが遠くに飛んでいくのは、ボールに遠心力がかかったおかげ。

車にのっている時に、運転している人が「えいっ!」とハンドルを切ると、体が反対側にぐーっとひっぱられるよね。
あれも、遠心力だ。


ここで、想像タイム。

みんなの周りで、いつもいつもぐるぐる回っているものがあるよ。
みんなが生まれるずーっと前から回っていて、この先ずーっと未来になっても回り続けているはずだ。
いったい、何が回っているの?



・・・



答えは、地球。
地球は、一日一回、くるりと自転している。

一日で世界一周できちゃうんだから、そのスピードは、とっても速い。
場所によってちがうんだけど、日本のあたりでは時速1400キロメートルくらい。

飛行機が、時速800~900キロメートルくらい。
地球の自転は、飛行機よりも、ずっとずっと速い。

みんながのっている地面、つまり地球は、いつでも時速1400キロメートルで動いているんだ。
とてもそんな風には思えないけど、宇宙から地球を見ることができれば、ものすごいスピードで回っていることが、よくわかるはずだ。


そして、地球の回る速度は、場所によって変わる。

地球儀が手元にあったら、くるくる回してみて。
一番速く地面が動いている場所と、ほとんど動いていない場所があるよ。

それらは、どこ?
想像できる?



・・・



一番速く動いているのは、ちょうど真ん中の赤道あたり。
そして、ほとんど動いていないのは、北極や南極。
日本は、その真ん中だ。

赤道あたりの地面は、時速1700キロメートルくらいで動いている。
北極や南極近くでは、ほとんど0。
そして、日本のあたりでは、時速1400キロメートルで動いている。


さて、そんなスピードで回り続けている地球。
そして、そこにのっかっているみんな。
普通に考えたら、遠心力で、みんな宇宙までふっとばされてしまいそう。

北極あたりならば、ほとんど遠心力もかからないだろうから、大丈夫。
でも、日本のあたりとなると、これはそうとう大きな遠心力がかかっているはずだ。
赤道なんて、とんでもない遠心力がかかっていそう。

それなのに、みんなの体はふっとばされない。
いったい、なぜ?
想像できる?



・・・

答えは、地球の引力のおかげだ。

引力って、いったいなにものなの?
長くなったので、続きは次回。


写真は、USJにて。
どきどき楽しいアトラクションでも、遠心力が大かつやくしているよ。




⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら  


Posted by RAKUTO豊田校 │コメント(0)

2017年03月23日 06:00  学び~理科

日本で見つけた新元素~ついた名前は?(再掲)

今年2017年3月14日、日本の研究チームが新しく発見した元素に、正式に名前がつけられたよ。
ついた名前は、「ニホニウム」。
昨日は、そんな記事を紹介したよ。

『日本で見つけた新元素~新しい元素って、どうやって作るの?(再掲)』
http://rakuto-toyota.jp/e399690.html

今日は、その続き。

---------------------------------------------------------------

日本の理化学研究所。
2004年、ここの研究チームによって、新しい元素が発見された。

『日本で見つけた新元素~新しい元素って、どうやって作るの?』
http://rakuto-toyota.jp/e367365.html


新しい元素は、原子番号83番のビスマス元素を、同じく30番の亜鉛(あえん)元素にぶつけることで、作られた。
83+30=113。
原子番号は、113だ。

名前は、ウンウントリウム。
「ウンウントリウム」というのは、正式な名前が決まるまでの、仮の名前。

そして、今年2016年6月。
研究チームの人たちによって、正式な名前の案が発表された。

その名も・・・

ここで、想像タイム。
みんなだったら、どんな名前を付ける?
せっかく日本が見つけたんだから、日本らしい名前がいいよね。
想像してみてね。



・・・



付いた名前は、「ニホニウム」。
元素記号は、「Nh」。

一時は、「ジャポニウム」がいいんじゃないかという話もあった。

『ジャポニウム!?』
http://rakuto-toyota.jp/e267477.html

いろいろと話し合われた結果、「ニホニウム」に決まったらしいよ。


「ニホニウム」と「ジャポニウム」。
みんなは、どちらの名前がよいと思う?

中には、「ニッポニウム」の方が、よかったんじゃないという人もいるみたい。
実は、「ニッポニウム」という元素は、かつて少しの間だけ、存在していたんだ。

今から100年以上前、1908年。
東北大学で元素の研究をしていた、小川正孝(おがわまさたか)さん。
トリウムという石の中から、新しい元素を発見した。

小川さんの発見した元素は、43番目の元素。
名前は、「ニッポニウム」。

ところが、その後、実験の結果をうまく説明できなかった。
結局、1947年、アメリカのセグレさんという研究者が43番目の元素を改めて発見。
原子番号1番の水素元素と、42番のモリブデン元素をぶつけて、作り出したんだ。
この元素は、テクネチウムと名付けられた。
テクネチウムは、人間の手によって作り出された、はじめての元素だ。

小川さんの発見した「ニッポニウム」は、まぼろしの元素となってしまった。
その後の研究で、小川さんが発見した元素は、実は原子番号75番のレニウムではなかったかといわれている。


あれから100年以上たった今。
元素周期表(げんそしゅうきひょう)に日本の名前を残そうという小川さんの夢は、理化学研究所のチームにひきつがれた。
そして、ついに、「ニホニウム」という名前が、周期表にのせられる日がやってきた。

今回、新しく名前がつけられることになりそうな元素は、全部で4つ。

115番のモスコビウム。
これは、ロシアの首都、モスクワにちなんだ名前だ。

117番は、テネシン。
これは、アメリカのテネシー州にちなんだもの。

118番は、オガネソン。
これは、発見者である、ロシアのユーリ・オガネシアンさんの名前にちなんでつけられた。

そして、113番。
日本の「ニホニウム」だ。


周期表にはじめてきざまれる、日本にちなんだ名前。
1930年に亡くなった小川さんも、あの世で大喜びしているかもね。


写真は、原子番号75番のレニウム。ウィキペディアより。
小川さんが発見した元素は、実はこのレニウムだったといわれている。
丈夫なので、ロケットや自動車などに使われるよ。




⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら  


Posted by RAKUTO豊田校 │コメント(0)
このページの先頭へ