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2019年01月24日 06:00 学び~理科
カエルの合唱~なんで輪唱のように聞こえるの?
みんな、カエルたちが合唱しているのを、聞いたことがある?
カエルの合唱を聞くことができるのは、春、あたたかくなりはじめるころから。
カエルの種類によってちがうけど、多くのカエルは、春から夏にかけて、合唱するんだ。
身近なところだと、田んぼで聞くことができる。
夕方、日がくれてくると、田んぼにすむカエルたちは、合唱をはじめるよ。
ここで、カエルクイズ。
田んぼなどで、がんばって鳴いているカエル。
鳴いているのは、オス?
それともメス?
・・・
答えは、オス。
オスのカエルたちののどには、鳴嚢(めいのう)と呼ばれるやわらかいまくがある。
その鳴嚢をぷくっとふくらませて、大きな声で鳴く。
一方で、メスは鳴嚢をもっておらず、鳴くことができない。
今度は、想像タイム。
オスのカエルたちが、合唱するようになくのは、何のため?
自由に想像してみてね。
・・・
カエルが鳴く主な理由は、およめさん探し。
オスががんばって鳴くのは、およめさんになってくれるメスを引き寄せるため。
メスにもてるのは、きれいで大きな声で鳴くことのできるオス。
だから、オスのカエルたちは、きそいあうようにして大きな声で合唱するんだ。
他にも、なわばりあらそいなどのために鳴くこともあるよ。
さて、そんなカエルの合唱。
なんでも、その鳴き方に、法則性があるらしい。
『カエルの合唱に法則性』 朝日新聞
同じ田んぼの中に、たくさんのカエルが住んでいるとしよう。
1匹1匹のカエルが好き勝手に鳴きだすと、そこら中でゲコゲコゲコゲコ。
とても、合唱とはいえない状況になるはずだ。
それが、合唱のように聞こえるのは、カエルの鳴き方に、ある法則性、つまりお約束事があるからにちがいない。
そう考えて研究をはじめたのは、筑波大学(つくばだいがく)と大阪大学の研究チームだ。
研究チームは、ニホンアマガエルを観察し、研究を進めた。
ニホンアマガエルのオスは、メスをよぶために、「クワッ」と鳴く。
1秒間に、3回鳴くんだって。
そのニホンアマガエルのオス3匹を1匹ずつケースに入れて、その鳴き声を調べた。
その結果、こんなことがわかったんだって。
鳴き始めたカエルたちは、おたがいの声が重ならないように、輪唱をはじめる。
およそ25秒に、全員が鳴きやむ。
そして、およそ5分後、再び輪唱をはじめる。
そう、カエルたちは、おたがいの声が重ならないように、工夫していたんだ。
だから、合唱とか輪唱にたとえられることが多いんだね。
大阪大学の先生によると、この研究結果は、ぼくたちの生活の中のあることに役立つらしい。
おたがいの声がぶつからないように、ずらして鳴いているカエルの合唱。
いったい、どんなことに役にたつんだろう?
・・・
カエルの合唱は、ネットワークの世界で役に立つらしいよ。
インターネットの世界では、パケットとよばれるデータが、そこら中を行き交っている。
データが多くなると、パケットどうしがぶつかりあって、通信がうまくいかない。
このパケットどうしのぶつかりあいをふせぐために、カエルの合唱が役に立つかもしれないんだって。
カエルのおかげで、ネットがスムーズになる。
なんか、面白いね。
写真は、ニホンアマガエル。ウィキペディアより。
⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
カエルの合唱を聞くことができるのは、春、あたたかくなりはじめるころから。
カエルの種類によってちがうけど、多くのカエルは、春から夏にかけて、合唱するんだ。
身近なところだと、田んぼで聞くことができる。
夕方、日がくれてくると、田んぼにすむカエルたちは、合唱をはじめるよ。
ここで、カエルクイズ。
田んぼなどで、がんばって鳴いているカエル。
鳴いているのは、オス?
それともメス?
・・・
答えは、オス。
オスのカエルたちののどには、鳴嚢(めいのう)と呼ばれるやわらかいまくがある。
その鳴嚢をぷくっとふくらませて、大きな声で鳴く。
一方で、メスは鳴嚢をもっておらず、鳴くことができない。
今度は、想像タイム。
オスのカエルたちが、合唱するようになくのは、何のため?
自由に想像してみてね。
・・・
カエルが鳴く主な理由は、およめさん探し。
オスががんばって鳴くのは、およめさんになってくれるメスを引き寄せるため。
メスにもてるのは、きれいで大きな声で鳴くことのできるオス。
だから、オスのカエルたちは、きそいあうようにして大きな声で合唱するんだ。
他にも、なわばりあらそいなどのために鳴くこともあるよ。
さて、そんなカエルの合唱。
なんでも、その鳴き方に、法則性があるらしい。
『カエルの合唱に法則性』 朝日新聞
同じ田んぼの中に、たくさんのカエルが住んでいるとしよう。
1匹1匹のカエルが好き勝手に鳴きだすと、そこら中でゲコゲコゲコゲコ。
とても、合唱とはいえない状況になるはずだ。
それが、合唱のように聞こえるのは、カエルの鳴き方に、ある法則性、つまりお約束事があるからにちがいない。
そう考えて研究をはじめたのは、筑波大学(つくばだいがく)と大阪大学の研究チームだ。
研究チームは、ニホンアマガエルを観察し、研究を進めた。
ニホンアマガエルのオスは、メスをよぶために、「クワッ」と鳴く。
1秒間に、3回鳴くんだって。
そのニホンアマガエルのオス3匹を1匹ずつケースに入れて、その鳴き声を調べた。
その結果、こんなことがわかったんだって。
鳴き始めたカエルたちは、おたがいの声が重ならないように、輪唱をはじめる。
およそ25秒に、全員が鳴きやむ。
そして、およそ5分後、再び輪唱をはじめる。
そう、カエルたちは、おたがいの声が重ならないように、工夫していたんだ。
だから、合唱とか輪唱にたとえられることが多いんだね。
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爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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