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キンダーコース

もののしくみ研究室

2019年01月25日 06:00  学び~理科

風力発電所は×××の楽園~×××は、どんな動物?

インドの研究チームが、風力発電に関係するちょっと変わった研究結果を発表したらしいよ。

みんな、風力発電所を見たことある?
日本でも、ところどころでお目にかかることができる。

地面からつきでた大きな柱。
その柱のてっぺんには、これまた大きなプロペラが取り付けられている。

風がふくと、このプロペラがくるくる回り、その力を使って電気を作る。
これが、風力発電所だ。

世界をみわたしてみると、風力発電を使う国が、どんどん増えている。
世界で一年間に使われる電気の量は、およそ22兆キロワット。
そのうち、5億キロワットの電気が、風力発電により作られている。

インドは、特に風力発電が進んでいる国のひとつ。
世界で4位の発電量をほこる。

そんなインドでは、風力発電所がずらりと立ち並ぶような場所もある。
今回、研究チームが調べたのは、そうした風力発電所がたちならんでいる場所に、どんな動物たちがどんな生活をしているのかということ。

まずは、風力発電所がずらりと並んでいるところを想像してみて。
風力発電所をみたことのない子は、一番下にある写真を見てみてね。

こうした場所では、ある生き物が少ないらしい。
どんな生き物が少ないと思う?

犬や猫といったほ乳類?
トカゲなどの小さな動物たち?
それとも、空を飛ぶ鳥やコウモリの仲間?



・・・



答えは、鳥やコウモリたち。

風力発電所の柱やプロペラがじゃまで、自由に飛び回ることができない。
猛禽類(もうきんるい)と呼ばれるタカやワシなどの大きな鳥は、特に少ない。
大きいだけに、風力発電所がとてもじゃまなんだろうね。
研究チームの調査によると、猛禽類の数は、他の場所とくらべて4分の1だったらしい。

猛禽類が普通の4分の1しかいないこの地域。
猛禽類が少ないおかげで、ある動物たちの楽園になっているらしい。
その動物たちにとったは、猛禽類が少ない場所は、とても安心してくらせるステキな場所なんだって。

その動物とは・・・みんな、想像できる?



・・・



研究チームの調査によると、風力発電所の立ち並ぶこの地域は、トカゲの楽園になっているらしいよ。


『風力発電所周辺はトカゲの楽園!?』 朝日新聞


トカゲにとって、トカゲを食べる猛禽類は天敵だ。
天敵がいないこの地域では、トカゲはとても安心してくらすことができる。
調査の結果、他の場所とくらべて、3倍の数のトカゲが住んでいるらしい。

ただし、トカゲにとって本当に楽園かというと、そうでもないみたい。
トカゲが増えすぎたせいで、そのトカゲたちが困っているんだって。
いったい、何に困っているんだろう?
想像してみて。



・・・


答えは、自分たちのエサ。
仲間が増えすぎちゃったせいで、エサが取り合いになってしまっているんだって。
だから、この地域のトカゲたちは、他の場所のトカゲにくらべて、とてもやせているらしい。

増えすぎたら増えすぎたで、困ることは出てくるもんだね。
いわれてみてば、人間の世界でも、人口が増えすぎて食料が・・・って心配している人が多いよね。


写真は、ずらりと並んだ風力発電所。ウィキペディアより。

風力発電所は×××の楽園~×××は、どんな動物?




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