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2019年02月28日 06:00 学び~理科
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
国際自然保護連合(こくさいしぜんほごれんごう:IUCN)というところが作成するレッドリスト。
このブログでも、何度か紹介しているよ。
『海洋生物レッドリスト~シロワニってどんな生き物?』
http://rakuto-toyota.jp/e402483.html
『あの動物がレッドリストに~今度はどんな動物?』
http://rakuto-toyota.jp/e390506.html
『2016年版レッドリスト~あの動物が絶滅危惧種から外れたよ』
http://rakuto-toyota.jp/e385833.html
『2016年版レッドリスト~なんで中国の人たちは素直に喜べないの?』
http://rakuto-toyota.jp/e385834.html
レッドリストには、世界に住んでいる動物たちのうち、数が減って絶滅(ぜつめつ)してしまいそうなものが、絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)としてのせられている。
絶滅危惧種には、3つのランクがあり、それぞれこんな感じ。
CR 近絶滅種(きんぜつめつしゅ)
EN 絶滅危惧種
VU 危急種(ききゅうしゅ)
CRは、いまにも絶滅してしまいそうな、一番あぶない状態。
ENは、しばらくすると絶滅してしまいそうな、ちょっとあぶない状態。
VUは、将来絶滅してしまう危険ある、あぶない状態。
このランクを見ると、「まさに絶滅寸前」なのか、「まだしばらくは大丈夫」なのかを見分けることができる。
レッドリストにのっているのは、まだ絶滅していない動物たち。
その一方で、絶滅してしまったとされる動物もたくさんいる。
日本では、ニホンカワウソが有名だ。
最後にニホンカワウソが確認されたのが、1979年。
以来、ずっと見ることができない。
そして、2012年、絶滅したと判断された。
2年前の夏に、長崎県の対馬(つしま)でカワウソが見つかって、「ひょっとしてニホンカワウソかも!」と大騒ぎになったことがある。
『対馬にカワウソ~37年ぶりに、こんにちは』
http://rakuto-toyota.jp/e416866.html
しかし、このカワウソは、ニホンカワウソではなく、韓国あたりから泳いでやってきた別のカワウソだということがわかった。
ちょっと残念だけど、絶滅したと思われる動物が、実は絶滅していなかったなんてことは、めったなことではありそうにないよね・・・と思ったら。
朝日新聞には、こんな記事が。
『ハチやゾウガメ、絶滅してなかった 100年ぶり発見も』 朝日新聞
記事によると、長い間見つけることができず、だれもが「もう絶滅してしまった」と思っていた動物たちが、見つかったらしい。
まずは、インドネシア。
今年2019年2月21日。
インドネシアの森の中で、とても大きなハチが見つかった。
羽根をひろげた時の大きさは、およそ6センチメートル。
調べてみると、このハチは「ウォーレス・ジャイアント・ビー」と呼ばれるハチだとわかった。
ミツバチの仲間では、世界で一番大きいとされる「ウォーレス・ジャイアント・ビー」。
この40年間、見つけた人はひとりもいない。
誰もが、絶滅したものだと思っていた。
それが、40年ぶりに見つかって、実は絶滅していないことがわかった。
よかったね。
お次は、エクアドル。
めずらしい生き物がたくさん住んでいるガラパゴス諸島でも、絶滅したと思われていた動物が発見された。
見つかったのは、「フェルナンディナゾウガメ」とよばれるゾウガメ。
「フェルナンディナゾウガメ」が見つかったのは、およそ100年ぶり。
100年も見つからなかったので、当然、みんな絶滅したものだと思っていた。
調べてみると、今回つかまった「フェルナンディナゾウガメ」の年齢は、100才だと思われる。
「フェルナンディナゾウガメ」が見つからなくなった100年前に生まれて、100年たった今年、見つかったことになる。
人間も動物も、みんなみんな地球の仲間。
絶滅してしまった動物たちが、実は絶滅していなかった。
これは、うれしいニュースだよね。
写真は、ガラパゴス諸島。ウィキペディアより。
大陸と陸続きになったことがないので、めずらしい動物たちがたくさん住んでいる。
⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
⇒レッスンスケジュールはこちら
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『海洋生物レッドリスト~シロワニってどんな生き物?』
http://rakuto-toyota.jp/e402483.html
『あの動物がレッドリストに~今度はどんな動物?』
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『2016年版レッドリスト~あの動物が絶滅危惧種から外れたよ』
http://rakuto-toyota.jp/e385833.html
『2016年版レッドリスト~なんで中国の人たちは素直に喜べないの?』
http://rakuto-toyota.jp/e385834.html
レッドリストには、世界に住んでいる動物たちのうち、数が減って絶滅(ぜつめつ)してしまいそうなものが、絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)としてのせられている。
絶滅危惧種には、3つのランクがあり、それぞれこんな感じ。
CR 近絶滅種(きんぜつめつしゅ)
EN 絶滅危惧種
VU 危急種(ききゅうしゅ)
CRは、いまにも絶滅してしまいそうな、一番あぶない状態。
ENは、しばらくすると絶滅してしまいそうな、ちょっとあぶない状態。
VUは、将来絶滅してしまう危険ある、あぶない状態。
このランクを見ると、「まさに絶滅寸前」なのか、「まだしばらくは大丈夫」なのかを見分けることができる。
レッドリストにのっているのは、まだ絶滅していない動物たち。
その一方で、絶滅してしまったとされる動物もたくさんいる。
日本では、ニホンカワウソが有名だ。
最後にニホンカワウソが確認されたのが、1979年。
以来、ずっと見ることができない。
そして、2012年、絶滅したと判断された。
2年前の夏に、長崎県の対馬(つしま)でカワウソが見つかって、「ひょっとしてニホンカワウソかも!」と大騒ぎになったことがある。
『対馬にカワウソ~37年ぶりに、こんにちは』
http://rakuto-toyota.jp/e416866.html
しかし、このカワウソは、ニホンカワウソではなく、韓国あたりから泳いでやってきた別のカワウソだということがわかった。
ちょっと残念だけど、絶滅したと思われる動物が、実は絶滅していなかったなんてことは、めったなことではありそうにないよね・・・と思ったら。
朝日新聞には、こんな記事が。
『ハチやゾウガメ、絶滅してなかった 100年ぶり発見も』 朝日新聞
記事によると、長い間見つけることができず、だれもが「もう絶滅してしまった」と思っていた動物たちが、見つかったらしい。
まずは、インドネシア。
今年2019年2月21日。
インドネシアの森の中で、とても大きなハチが見つかった。
羽根をひろげた時の大きさは、およそ6センチメートル。
調べてみると、このハチは「ウォーレス・ジャイアント・ビー」と呼ばれるハチだとわかった。
ミツバチの仲間では、世界で一番大きいとされる「ウォーレス・ジャイアント・ビー」。
この40年間、見つけた人はひとりもいない。
誰もが、絶滅したものだと思っていた。
それが、40年ぶりに見つかって、実は絶滅していないことがわかった。
よかったね。
お次は、エクアドル。
めずらしい生き物がたくさん住んでいるガラパゴス諸島でも、絶滅したと思われていた動物が発見された。
見つかったのは、「フェルナンディナゾウガメ」とよばれるゾウガメ。
「フェルナンディナゾウガメ」が見つかったのは、およそ100年ぶり。
100年も見つからなかったので、当然、みんな絶滅したものだと思っていた。
調べてみると、今回つかまった「フェルナンディナゾウガメ」の年齢は、100才だと思われる。
「フェルナンディナゾウガメ」が見つからなくなった100年前に生まれて、100年たった今年、見つかったことになる。
人間も動物も、みんなみんな地球の仲間。
絶滅してしまった動物たちが、実は絶滅していなかった。
これは、うれしいニュースだよね。
写真は、ガラパゴス諸島。ウィキペディアより。
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爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
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生き物~ふたつに分けると、何と何?
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バレンタインデーに犬が病気に~いったい、どうして?
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Posted by RAKUTO豊田校
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