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2017年10月18日 06:00  学び~社会

水素を地産地消~お次は発電方法について

『水素 地産地消で生かす』 朝日新聞

北海道にの鹿追町(しかおいちょう)。
大雪山のふもとにある、自然がいっぱいの小さな町だ。

人口は、およそ5500人。
人の数は、少ないけれど、およそ3万頭の牛がいる。
鹿追町では、このたくさんの牛をいかして、水素を地産地消しているらしい。

地産地消ということは、水素を自分たちで作って、自分たちで使っているっていうことだ。
牛をいかして、水素を作る。
いったい、どうやって作るんだろう?
そして、水素を使って、何をしているんだろう?

ここからは、1年前の記事て復習の3回目。
エコな電気の作り方について。

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前回は、電気を作る発電所の話をしたよ。

『水素工場ができるよ~そもそも気体って、なにものだっけ?』
http://rakuto-toyota.jp/e383425.html
『水素工場ができるよ~二酸化炭素をたくさん出しているのは?』
http://rakuto-toyota.jp/e383695.html


日本では、電気を作るために、たくさんの火力発電所がかつやくしている。
火力発電所では、ガスや石油などをもやして電気を作る。
だから、二酸化炭素が、たくさん出されることになる。

ガスやガソリンのかわりに電気を使う、エコな家電やエコカーが増えてきてるけど、電気を作るのに二酸化炭素がたくさん出てしまうのでは意味がない。

では、どうしたらいいの?



・・・



答えは、かんたん。
二酸化炭素を出さずに、電気を作ればよいのだ。

太陽光発電に風力発電、バイオマス発電。
火山の多い日本ならば、地熱発電もかつやくできるはず。
発電の方法についてくわしく知りたい子は、むかしの記事を見てね。

『新しい発電所~まずは主な発電方法を見てみよう!』
http://rakuto-toyota.jp/e334138.html
『新しい発電所~新エネルギーって何?』
http://rakuto-toyota.jp/e334403.html
『新しい発電所~生ごみたちを有効活用!』
http://rakuto-toyota.jp/e334415.html


こうした新しい発電方法を使うことで、二酸化炭素を出すことなく、電気を作ることができる。
でも、新しい発電方法にも、いろいろと問題がある。
特に、いつも同じだけの電気を作ることができないという点は、大きな問題のひとつだ。

例えば、太陽光発電。
天気がよくて、太陽がぎらぎらしている日は、たくさんの電気を作ることができる。
しかし、くもりや雨の日となると、ほんの少しの電気しか作ることができない場合も。
風力発電にしても、風が強い日はいいけど、弱い日はたくさんの電気を作ることができない。

たくさんの人が毎日使う電気、日によって、作ることのできる量が変わってしまうのは困りもんだ。
気候の変化が大きい日本において、新しい発電方法がなかなか取り入れないのは、こうした事情があるんだ。

どうしたら、この問題を解決できるんだろう?
みんな、何かよいアイデアあるかな?



・・・



これも、答えは、かんたん。
電気をためておけばよい。

太陽光発電ならば、晴れた日にがんがん発電して、その電気をためておく。
雨の日は、ためておいた電気を使うことで、電気が不足することはない。


ところが。

電気をためておくというのは、かんたんなことではない。
電池にしまっておけばいいんだけど、電池の中の電気は、ちょっとずつへってしまうんだ。

電気がまんたんになった電池も、使わずにいると、いつの間にか電気が空になってしまう。
これでは、困るよね。

では、どうしたらよいのか。

そこで登場するのが、今回の主役、水素だ。
水素を使うことで、電気をにがすことなく、ためておくことができるんだ。

いったい、どんな方法なの?
長くなったので、続きは次回。

写真は、スペースシャトルのエンジン。ウィキペディアより。
スペースシャトルのエンジンは、液体になった水素を燃料として飛んでいく。
水素って、いろいろなところで、かつやくしてるんだね。

水素を地産地消~お次は発電方法について



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