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2015年12月10日 06:00 学び~理科
冥王星~ニューホライズンから最新画像が届いたよ!
NASA、冥王星の地表の鮮明画像を公開 CNN
今年2015年の1月にブログで紹介した、アメリカの探査機(たんさき)ニューホライズン。
この7月には、冥王星(めいおうせい)に最接近。
以来、たくさんの画像を地球に送り届けてくれている。
今回届いたのは、こちらの写真(NASA公式ページより)。

氷でできたスプートニク平原や、イドリシ山脈などがはっきりと映っている。
なんとも、寒々しい光景だ。
ここまで近くてはっきりとした画像を見られるのは、専門家の人でもはじめてのこと。
NASAに専門家によると、「画像で目の当たりにする光景に今もおどろかされ続けている」とのこと。
ニューホライズンが撮影(さつえい)した画像やデータは、1年間かけて地球に送り届けられる。
これから、もっとすごい画像が届くかも。
楽しみだね。
今日は、今年1月の記事で、冥王星とニューホライズンについて復習だ。
-------------------------------------------------------
みんな、太陽系の惑星(わくせい)、全部いえるかな?
太陽から近い順に、言ってみてごらん。
・・・
太陽系の惑星は、太陽に近い順に、水金地火木土天海(すいきんちかもくどってんかい)だ。
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8つ。
・・・と、ほんの少し前にも、同じ出だしで記事を書いたんだけど。
その時には、金星のことを紹介したよ。
『「あかつき」再び金星へ!?』
http://rakuto-toyota.jp/e301073.html
『「あかつき」再び金星へ!?~その2』
http://rakuto-toyota.jp/e301220.html
今回の主役は、別の星。
今から9年前の2006年。
じつは、この年まで、太陽系の惑星は8つではなく、9つだったんだ。
水金地火木土天海ではなくて、水金地火木土天海冥(すいきんちかもくどってんかいめい)だ。
「冥」とは、冥王星(めいおうせい)のこと。
冥王星は、長い間、惑星のひとつとされてきた。
それが、2006年に、惑星ではなく「準惑星」とされることになった。
太陽系には、惑星や準惑星の他にも、小惑星なんていう星もある。
なにやら、ややこしいね。
冥王星のことを紹介する前に、まずは惑星や準惑星がどうやって区分けされているかを紹介しよう。
・・・
昔々、人々は空を見上げて、いろんな発見をした。
星たちがどんな動きをしているのかを、たくさんの時間をかけて研究した。
そして、ほかの星と違う、かわった動きをする星があることがわかり、やがてそれは「惑星」と呼ばれるようになった。
この当時、惑星とされた星は、全部で7つ。
太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星だ。
地球が入っていないね。
当時の人々は、地球は星ではなく、宇宙の中心、土台みたいなものだと考えいた。
地球が太陽の周りをまわっているのではなく、太陽が地球の周りをまわっていると考えていたんだ。
それから時がたち、地球も太陽の周りをくるくる回る、惑星のひとつだということがわかった。
さらに、太陽と月は、惑星ではないこともわかった。
その後、望遠鏡など観測技術が向上。
1781年には、新しい惑星、天王星が発見される。
さらに、1846年には、海王星が発見される。
そして、1801年。
ケレスという新しい星が発見される。
ケレスはほかの惑星と比べると小さいが、最初は惑星のひとつとされた。
ところが、その後、火星と木星の間に、ケレスと同じような小さな星がたくさん発見される。
1850年ころには、惑星の数が20を超え、小さなものは別の名前で区別されるようになった。
それが、「小惑星」といわれるもの。
この結果、ケレスは、惑星ではなく、小惑星としてあつかわれるようになった。
この時点で、惑星とされた星は、全部で8つ。
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星だ。
1930年、こんどは小惑星よりはずっと大きな冥王星が発見され、9つ目の惑星とされた。
どの星を惑星というのか。
時代の流れと一緒に、いろいろと変わってきたんだね。
時は流れて、1990年代。
冥王星と同じくらいの星が、いくつか発見される。
さらに、2005年には、冥王星よりも大きな、エリスという星が見つかる。
こうしたことをうけて、「どこまでが惑星で、どこからが小惑星なの?」と、みんなで考えるようになった。
そして、今では、太陽系の惑星は、次の8つの星と決められた。
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星だ。
また、新しく「準惑星」という呼び名ができて、冥王星やエリスは、ここに分類されることになった。
現在、準惑星として扱われている星は、全部で5つ。
冥王星、エリス、ケレス、マケマケ、ハウメアだ。
・・・
さて、ここで、今回の記事を紹介するよ。
初の冥王星探査、撮影へ…9年がかり48億キロ 読売新聞
アメリカの探査機は、冥王星に近づきつつあるんだって。
冥王星って、いったいどんな星なんだろう?
続きは、次回。
-------------------------------------------------------
こちらもニューホライズンから送られてきた冥王星の地表。NASA公式ページより。
今回届いた画像は、NASAの公式ページ(リンク)で見ることができるよ。
興味のある子は、ぜに見てみてね。
https://www.nasa.gov/mission_pages/newhorizons/images/index.html

⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
今年2015年の1月にブログで紹介した、アメリカの探査機(たんさき)ニューホライズン。
この7月には、冥王星(めいおうせい)に最接近。
以来、たくさんの画像を地球に送り届けてくれている。
今回届いたのは、こちらの写真(NASA公式ページより)。

氷でできたスプートニク平原や、イドリシ山脈などがはっきりと映っている。
なんとも、寒々しい光景だ。
ここまで近くてはっきりとした画像を見られるのは、専門家の人でもはじめてのこと。
NASAに専門家によると、「画像で目の当たりにする光景に今もおどろかされ続けている」とのこと。
ニューホライズンが撮影(さつえい)した画像やデータは、1年間かけて地球に送り届けられる。
これから、もっとすごい画像が届くかも。
楽しみだね。
今日は、今年1月の記事で、冥王星とニューホライズンについて復習だ。
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みんな、太陽系の惑星(わくせい)、全部いえるかな?
太陽から近い順に、言ってみてごらん。
・・・
太陽系の惑星は、太陽に近い順に、水金地火木土天海(すいきんちかもくどってんかい)だ。
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8つ。
・・・と、ほんの少し前にも、同じ出だしで記事を書いたんだけど。
その時には、金星のことを紹介したよ。
『「あかつき」再び金星へ!?』
http://rakuto-toyota.jp/e301073.html
『「あかつき」再び金星へ!?~その2』
http://rakuto-toyota.jp/e301220.html
今回の主役は、別の星。
今から9年前の2006年。
じつは、この年まで、太陽系の惑星は8つではなく、9つだったんだ。
水金地火木土天海ではなくて、水金地火木土天海冥(すいきんちかもくどってんかいめい)だ。
「冥」とは、冥王星(めいおうせい)のこと。
冥王星は、長い間、惑星のひとつとされてきた。
それが、2006年に、惑星ではなく「準惑星」とされることになった。
太陽系には、惑星や準惑星の他にも、小惑星なんていう星もある。
なにやら、ややこしいね。
冥王星のことを紹介する前に、まずは惑星や準惑星がどうやって区分けされているかを紹介しよう。
・・・
昔々、人々は空を見上げて、いろんな発見をした。
星たちがどんな動きをしているのかを、たくさんの時間をかけて研究した。
そして、ほかの星と違う、かわった動きをする星があることがわかり、やがてそれは「惑星」と呼ばれるようになった。
この当時、惑星とされた星は、全部で7つ。
太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星だ。
地球が入っていないね。
当時の人々は、地球は星ではなく、宇宙の中心、土台みたいなものだと考えいた。
地球が太陽の周りをまわっているのではなく、太陽が地球の周りをまわっていると考えていたんだ。
それから時がたち、地球も太陽の周りをくるくる回る、惑星のひとつだということがわかった。
さらに、太陽と月は、惑星ではないこともわかった。
その後、望遠鏡など観測技術が向上。
1781年には、新しい惑星、天王星が発見される。
さらに、1846年には、海王星が発見される。
そして、1801年。
ケレスという新しい星が発見される。
ケレスはほかの惑星と比べると小さいが、最初は惑星のひとつとされた。
ところが、その後、火星と木星の間に、ケレスと同じような小さな星がたくさん発見される。
1850年ころには、惑星の数が20を超え、小さなものは別の名前で区別されるようになった。
それが、「小惑星」といわれるもの。
この結果、ケレスは、惑星ではなく、小惑星としてあつかわれるようになった。
この時点で、惑星とされた星は、全部で8つ。
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星だ。
1930年、こんどは小惑星よりはずっと大きな冥王星が発見され、9つ目の惑星とされた。
どの星を惑星というのか。
時代の流れと一緒に、いろいろと変わってきたんだね。
時は流れて、1990年代。
冥王星と同じくらいの星が、いくつか発見される。
さらに、2005年には、冥王星よりも大きな、エリスという星が見つかる。
こうしたことをうけて、「どこまでが惑星で、どこからが小惑星なの?」と、みんなで考えるようになった。
そして、今では、太陽系の惑星は、次の8つの星と決められた。
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星だ。
また、新しく「準惑星」という呼び名ができて、冥王星やエリスは、ここに分類されることになった。
現在、準惑星として扱われている星は、全部で5つ。
冥王星、エリス、ケレス、マケマケ、ハウメアだ。
・・・
さて、ここで、今回の記事を紹介するよ。
初の冥王星探査、撮影へ…9年がかり48億キロ 読売新聞
アメリカの探査機は、冥王星に近づきつつあるんだって。
冥王星って、いったいどんな星なんだろう?
続きは、次回。
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今回届いた画像は、NASAの公式ページ(リンク)で見ることができるよ。
興味のある子は、ぜに見てみてね。
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哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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