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2015年01月16日 06:00 学び~理科
「あかつき」再び金星へ!?
みんな、太陽系の惑星(わくせい)、全部いえるかな?
太陽から近い順に、言ってみてごらん。
・・・
太陽系の惑星は、太陽に近い順に、水金地火木土天海(すいきんちかもくどってんかい)だ。
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8つ。
今日は、この中から、「ふたごの星」と呼ばれている惑星を紹介するよ。
何の「ふたご」かというと、もちろん地球だ。
その星は、大きさや重さ、太陽からの距離が地球にそっくり。
だから、「ふたごの星」と呼ばれている。
ここで、問題。
地球にそっくりの「ふたごの星」。
水金地火木土天海のうち、どの星のことだと思う?
それぞれの星の姿を、想像してみてね。
・・・
答えは、「金星」。
地球よりも、少しだけ太陽に近い場所にある星だ。
地球から見た金星は、とても明るい。
目に見える星の明るさでは、太陽・月についで、3番目に明るいんだ。
太陽の近くにある星なので、見えるのは明け方と夕方だけ。
明け方に東の空に明るく輝いて見える金星を、「明けの明星(みょうじょう)」という。
一方で、夕方に西の空に輝く金星を、「宵(よい)の明星」という。
さて、この金星、どんな星かというと・・・
大きさは、地球の95パーセント。
地球よりも、ちょっとだけ小さい。
重さは、地球の80パーセント。
やはり、地球よりも、ちょっとだけ軽い。
太陽の周りを公転(こうてん)する周期、つまり金星にとっての一年間は、およそ225日。
地球の365日と比べると、ちょっと短い。
自分でくるくる回る自転の周期、つまり金星にとっての一日の長さは、およそ243日。
地球の24時間とくらべると、とてもゆっくり回っている。
ただし、地球と公転の方向と逆に回っていて、そのおかげで実際の一日の長さは、地球でいうところの117日分。
それでも、長い。
117日間お昼が続いた後は、117日間夜が続く。
日のあたらない夜が117日も続くなんて、とても寒そうだね。
気温は、いったいどのくらいなんだろう?
地球よりも高い?
それとも低い?
・・・
金星の温度は、とても高い。
太陽に近いこともあるんだけど、その大気にも原因がある。
金星の大気は、その多くが二酸化炭素だ。
地球温暖化でおなじみの二酸化炭素には、温室効果といって、あつさをとじこめる力がある。
だから、あつい。
どのくらいあついかというと、およそ460度くらい。
いくら下がっても、400度を下回ることはない。
長い間日の当たらない夜はどうかというと、こちらも昼と変わらないくらいあつい。
夜でも気温が変わらないのには、理由がある。
それは、金星の地上では、あれがとても強いから。
「あれ」って、なんだと思う?
ヒントは・・・
あれがビュービュー吹き付けて、金星の大気をどんどんかきまぜる。
だから、夜でもそんなに気温が変わらないんだ。
・・・
そう、「あれ」とは、風のこと。
金星では、とても強い風がふくんだって。
中でも、「スーパーローテーション」といわれるスーパーな風は、その速さ秒速100メートル。
とんでもない強風だ。
さて、前置きが長くなったけど、ここで今回の記事。
「あかつき」再び金星へ 朝日小学生新聞
日本が打ち上げた金星探査機「あかつき」が、今年の12月に金星の近くに再突入するんだって。
「再」突入ということは、一回、失敗してるのかな?
続きは、次回。
写真は、金星。ウィキペディアより。
~金星関連の過去記事~
『星の明るさランキング!』
http://rakuto-toyota.jp/e273547.html
『かげを作るのはだぁれ?』
http://rakuto-toyota.jp/e273546.html
太陽から近い順に、言ってみてごらん。
・・・
太陽系の惑星は、太陽に近い順に、水金地火木土天海(すいきんちかもくどってんかい)だ。
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8つ。
今日は、この中から、「ふたごの星」と呼ばれている惑星を紹介するよ。
何の「ふたご」かというと、もちろん地球だ。
その星は、大きさや重さ、太陽からの距離が地球にそっくり。
だから、「ふたごの星」と呼ばれている。
ここで、問題。
地球にそっくりの「ふたごの星」。
水金地火木土天海のうち、どの星のことだと思う?
それぞれの星の姿を、想像してみてね。
・・・
答えは、「金星」。
地球よりも、少しだけ太陽に近い場所にある星だ。
地球から見た金星は、とても明るい。
目に見える星の明るさでは、太陽・月についで、3番目に明るいんだ。
太陽の近くにある星なので、見えるのは明け方と夕方だけ。
明け方に東の空に明るく輝いて見える金星を、「明けの明星(みょうじょう)」という。
一方で、夕方に西の空に輝く金星を、「宵(よい)の明星」という。
さて、この金星、どんな星かというと・・・
大きさは、地球の95パーセント。
地球よりも、ちょっとだけ小さい。
重さは、地球の80パーセント。
やはり、地球よりも、ちょっとだけ軽い。
太陽の周りを公転(こうてん)する周期、つまり金星にとっての一年間は、およそ225日。
地球の365日と比べると、ちょっと短い。
自分でくるくる回る自転の周期、つまり金星にとっての一日の長さは、およそ243日。
地球の24時間とくらべると、とてもゆっくり回っている。
ただし、地球と公転の方向と逆に回っていて、そのおかげで実際の一日の長さは、地球でいうところの117日分。
それでも、長い。
117日間お昼が続いた後は、117日間夜が続く。
日のあたらない夜が117日も続くなんて、とても寒そうだね。
気温は、いったいどのくらいなんだろう?
地球よりも高い?
それとも低い?
・・・
金星の温度は、とても高い。
太陽に近いこともあるんだけど、その大気にも原因がある。
金星の大気は、その多くが二酸化炭素だ。
地球温暖化でおなじみの二酸化炭素には、温室効果といって、あつさをとじこめる力がある。
だから、あつい。
どのくらいあついかというと、およそ460度くらい。
いくら下がっても、400度を下回ることはない。
長い間日の当たらない夜はどうかというと、こちらも昼と変わらないくらいあつい。
夜でも気温が変わらないのには、理由がある。
それは、金星の地上では、あれがとても強いから。
「あれ」って、なんだと思う?
ヒントは・・・
あれがビュービュー吹き付けて、金星の大気をどんどんかきまぜる。
だから、夜でもそんなに気温が変わらないんだ。
・・・
そう、「あれ」とは、風のこと。
金星では、とても強い風がふくんだって。
中でも、「スーパーローテーション」といわれるスーパーな風は、その速さ秒速100メートル。
とんでもない強風だ。
さて、前置きが長くなったけど、ここで今回の記事。
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鳥類~鳥ってどんな生き物?
爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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