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2018年06月13日 06:00  学び~理科

光ってなにもの?~色のちがいはどうしてできるの?(再掲)

RAKUTO豊田校のホップ理科。
5月は『光』、6月は『固体・液体・気体』を勉強しているよ。
この2つの単元では、「光」はもちろんのこと、「元素」のお話しもたくさん登場する。
ここからは、2年前の記事で、光や元素について復習しよう。

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しばらく続いた光の話。
今回は、その最終回。

『光ってなにもの?~まずは色のお話から』
http://rakuto-toyota.jp/e447111.html
『光ってなにもの?~太陽と人間の共通点は?』
http://rakuto-toyota.jp/e447188.html
『光ってなにもの?~光はどうやって生まれるの?』
http://rakuto-toyota.jp/e447285.html

<要修正>


紫、藍(あい)、青、緑、黄、橙(だいだい)、赤。
大きく、7つの色にわけることができる光。
その色のちがいは、光がもつエネルギーのちがいでもある。

紫の光は、元気いっぱい。
たくさんのエネルギーをもっている。

赤の光は、ちょっぴり元気がない。
持っているエネルギーも、ほんのちょっと。


ここで、お空をながめてみよう。

今日も、ぎらぎら、元気にかがやいている太陽。
その太陽からやってくる光は、白い。

これは、紫、藍(あい)、青、緑、黄、橙(だいだい)、赤の、全ての色の光がまざっているから。
つまり、太陽は、あらゆる色の光を作り出している。


次に、夜空をながめてみよう。

夜空をかざる星たちの色は、いろいろ。
白い星もあれば、黄色やオレンジ、赤い星もある。
さそり座の一等星アンタレスなんて、いつも真っ赤だ。


太陽の白と、アンタレスの赤。
このちがいは、どこから生まれてくるんだろう?

赤い光は、エネルギーが少ない。
ということは、アンタレスは、元気がない星なのかな?

太陽とアンタレスの違い。
いったい、何だろう?
みんな、想像してみてね。



・・・



太陽とアンタレスの違い。
その答えを見てみる前に、もうちょっと想像タイム。

ここ数日、ずっと勉強してきた元素。
他の元素と仲良くくっついて、分子(ぶんし)というものを作ることがある。

たとえば、水。
水の分子は、水素と酸素というふたつの元素がくっついてできている。

ここで、水そうに入った水を想像してみよう。
ひんやり、とってもしずかな感じ。
持っているエネルギーも少なそう。

この水に、エネルギーをふきこみたい。
エネルギーいっぱいの、ふつふつ元気な水にしてあげたい。

さて、どうしたら、水が元気になるだろう?
みんな、想像できる?



・・・



水を元気にする方法は、そんなにむずかしくないよ。

まずは、水そうの水をやかんに入れかえる。
そして、ガスレンジの火にかけてあげればよい。

しばらくすると、水は、ふつふつ、とても元気にふっとうしだす。
そして、最後には、水蒸気(すいじょうき)という気体になって、空気の中にさようならだ。

水蒸気になった水は、元気いっぱい。
たくさんのエネルギーを持って、空気の中をすいすい泳いでいるよ。

星を作る原子たちも、水と同じ。
温度をあげてあげれば、どんどん元気になる。


さて、ここで話をもどそう。

太陽とアンタレスの違い。
いったい、何だろう?
もう、わかったかな?



・・・



答えは、温度。

温度の高い太陽では、たくさんのエネルギーをもった、元気な光がいっぱい作り出される。
一方で、温度の低いアンタレスは、エネルギーの少ない、赤っぽい光しか作ることができない。


エネルギーの多い光は白っぽく、少ない光は赤っぽい。
これは、星だけではなく、おうちの中などで、みんながふだん目にしている光も同じこと。
みんなの周りには、どんな光がある?


写真は、花火。ウィキペディアより。
花火の色は、どんな元素をまぜるかによって、かえることがえできる。
たとえば、リチウムをまぜると、赤い花火になる。
ナトリウムなら黄色、バリウムなら緑、カルシウムならオレンジ色だ。

光ってなにもの?~色のちがいはどうしてできるの?(再掲)



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