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2016年08月27日 06:00 学び~理科
「日本の石」が選ばれるよ~エントリーされたのは、どんな石?
『「日本の石」になるのはどれ』 朝日小学生新聞
日本鉱物科学会(にほんこうぶつかがくかい)によって、「日本の石」が選ばれることになったんだって。
今年2016年7月から話し合いがはじまって、9月24日の会議で、「日本の石」が決められる予定になっている。
今回、それに先立ち、1次候補として、11種類の石が選ばれた。
「日本の石」というからには、日本を代表する石が選ばれるはずだ。
いったい、どんな石が選ばれたんだろう?
さっそく、今回エントリーされた石たちを見てみよう・・・と、その前に。
・・・ということで、前回は、石以外の「日本の××」を紹介したよ。
『「日本の石」が選ばれるよ~他には、どんな「日本の××」があるの?』
http://rakuto-toyota.jp/e376349.html
今回は、その続き。
「日本の石」、実は、今回選びだされる前から、正式ではないものの、「国石」と呼ばれている石がある。
今でこそ取れなくなってしまったけど、むかしは、日本が世界でも有数の産出国だったんだって。
宝石として大切にされているその石とは、いったい何?
3つの中から選んでみてね。
1.ダイヤモンド
2.水晶
3.トパーズ
・・・
答えは、2番の水晶。
むかし、日本は、質の良い水晶がたくさんとれた。
さらに、取った水晶をみがきあげる技術も、よく発達していたんだって。
今では、あまり取れなくなってしまったけど、みがく技術はいまでも一流。
だから、「国石」として扱われているんだね。
今回選ばれる「日本の石」は、その水晶にかわるものとなる。
エントリーされた11種類の中には、当然水晶も入っているので、「日本の石は、やはり水晶だ。」という結果になる可能性もあるけどね。
さて、ここで、今回エントリーされた11種類の石たちを見てみよう。
まずは、想像タイム。
今回登場する11種類の石たち。
中には、みんなが知っていそうな石も、エントリーされているよ。
みんなは、どんな石を知ってる?
そして、いったい、どんな石がエントリーされていると思う?
ちょっと想像してから、続きを見てみてね。
・・・
まずは、エントリーナンバー1番、花こう岩。
高学年の子は、理科でおなじみの花こう岩。
お城の石垣などによくつかわれている。
日本には、かかせない石のひとつだ。
日本地質学会(にほんちしつがっかい)では、大きな花崗岩であるペグマタイト鉱物(こうせき)を、「福島県の石」としてしているよ。
お次は、エントリーナンバー2番、輝安鉱(きあんこう)。
あまり聞いたことのない名前の石だけど、鉱物大好きなコレクターの人たちの間では、とても有名な石なんだって。
輝安鉱は、「愛媛県の石」。
愛媛県の市ノ川鉱山(いちのかわこうざん)で取れた輝安鉱は、それはすごいということで、世界中のたくさんの国の自然史博物館(しぜんしはくぶつかん)に展示されているんだ。
まさに、日本を代表する石のひとつだね。
お次は、エントリーナンバー3番、玄武岩(げんぶがん)。
こちらも、理科でおなじみの石だよね。
玄武岩を調べることで、地球の歴史がとき明かされる。
地球のことをよく知る上にも、大切なのが、この玄武岩だ。
玄武岩といえば、山梨県。
富士山のふもとに広がる青木ヶ原(あおきがはら)。
そこには、今から1100年以上むかしに富士山が噴火した時にマグマとして流れ出た玄武岩が、たくさんあるよ。
これらの玄武岩は、「山梨県の石」として、大切にされている。
エントリーナンバー4番は、黒曜石(こくようせき)。
むかしむかしは、やりなどの武器を作るために使われた黒曜石。
性質がガラスに似ていて、やじるなどのするどい武器が作りやすかったんだって。
黒曜石で有名なのは、長野県。
和田峠(わだとうげ)で取れた黒曜石は、「長野県の石」に指定されている。
エントリーナンバー5番は、「京都の石」である、桜石。
切り出すと、花びらのような模様がうかびあがる、美しい石だ。
その断面(だんめん)は、まるで桜の花びらのよう。
桜を「国花」とする日本にとって、桜石は「日本の石」にふさわしいかもね。
さて。
今回は、11種類のうち、5つの石を見てきたよ。
ちょっと長くなったので、続きは次回。
どんな石が登場するのか、楽しみにしていてね。
写真は、黒曜石。ウィキペディアより。
きれいだね。
⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
日本鉱物科学会(にほんこうぶつかがくかい)によって、「日本の石」が選ばれることになったんだって。
今年2016年7月から話し合いがはじまって、9月24日の会議で、「日本の石」が決められる予定になっている。
今回、それに先立ち、1次候補として、11種類の石が選ばれた。
「日本の石」というからには、日本を代表する石が選ばれるはずだ。
いったい、どんな石が選ばれたんだろう?
さっそく、今回エントリーされた石たちを見てみよう・・・と、その前に。
・・・ということで、前回は、石以外の「日本の××」を紹介したよ。
『「日本の石」が選ばれるよ~他には、どんな「日本の××」があるの?』
http://rakuto-toyota.jp/e376349.html
今回は、その続き。
「日本の石」、実は、今回選びだされる前から、正式ではないものの、「国石」と呼ばれている石がある。
今でこそ取れなくなってしまったけど、むかしは、日本が世界でも有数の産出国だったんだって。
宝石として大切にされているその石とは、いったい何?
3つの中から選んでみてね。
1.ダイヤモンド
2.水晶
3.トパーズ
・・・
答えは、2番の水晶。
むかし、日本は、質の良い水晶がたくさんとれた。
さらに、取った水晶をみがきあげる技術も、よく発達していたんだって。
今では、あまり取れなくなってしまったけど、みがく技術はいまでも一流。
だから、「国石」として扱われているんだね。
今回選ばれる「日本の石」は、その水晶にかわるものとなる。
エントリーされた11種類の中には、当然水晶も入っているので、「日本の石は、やはり水晶だ。」という結果になる可能性もあるけどね。
さて、ここで、今回エントリーされた11種類の石たちを見てみよう。
まずは、想像タイム。
今回登場する11種類の石たち。
中には、みんなが知っていそうな石も、エントリーされているよ。
みんなは、どんな石を知ってる?
そして、いったい、どんな石がエントリーされていると思う?
ちょっと想像してから、続きを見てみてね。
・・・
まずは、エントリーナンバー1番、花こう岩。
高学年の子は、理科でおなじみの花こう岩。
お城の石垣などによくつかわれている。
日本には、かかせない石のひとつだ。
日本地質学会(にほんちしつがっかい)では、大きな花崗岩であるペグマタイト鉱物(こうせき)を、「福島県の石」としてしているよ。
お次は、エントリーナンバー2番、輝安鉱(きあんこう)。
あまり聞いたことのない名前の石だけど、鉱物大好きなコレクターの人たちの間では、とても有名な石なんだって。
輝安鉱は、「愛媛県の石」。
愛媛県の市ノ川鉱山(いちのかわこうざん)で取れた輝安鉱は、それはすごいということで、世界中のたくさんの国の自然史博物館(しぜんしはくぶつかん)に展示されているんだ。
まさに、日本を代表する石のひとつだね。
お次は、エントリーナンバー3番、玄武岩(げんぶがん)。
こちらも、理科でおなじみの石だよね。
玄武岩を調べることで、地球の歴史がとき明かされる。
地球のことをよく知る上にも、大切なのが、この玄武岩だ。
玄武岩といえば、山梨県。
富士山のふもとに広がる青木ヶ原(あおきがはら)。
そこには、今から1100年以上むかしに富士山が噴火した時にマグマとして流れ出た玄武岩が、たくさんあるよ。
これらの玄武岩は、「山梨県の石」として、大切にされている。
エントリーナンバー4番は、黒曜石(こくようせき)。
むかしむかしは、やりなどの武器を作るために使われた黒曜石。
性質がガラスに似ていて、やじるなどのするどい武器が作りやすかったんだって。
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さて。
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写真は、黒曜石。ウィキペディアより。
きれいだね。
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爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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