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もののしくみ研究室

2015年08月06日 06:00  学び~理科

凍土が溶ける~その影響は?

『溶ける凍土 メタンの脅威』 朝日新聞

前回は、シベリア西北部にあるヤマロ・ネネツ自治管区(じちかんく)というところで、とつぜん大きな穴ができたよという話を紹介したよ。

『永久凍土~いきなりできた大きな穴は?』
http://rakuto-toyota.jp/e328667.html

今回は、その続き。

ふだんは、永久凍土(えいきゅうとうど)におおわれているヤマロ・ネネツ自治管区。
温暖化によって気温が高くなり、その熱が永久凍土をとかし、地中でメタンガスが発生。
そのメタンガスが爆発して、穴を作り出した。
ここまでが、前回の話だ。

この事件、どうもヤマロ・ネネツ自治管区だけにとどまらず、世界中に影響を与える可能性があるんだって。
いったい、どういうこと?


・・・


永久凍土は、シベリアだけではなく、カナダやアラスカなど、たくさんの場所に存在する。
国連環境計画(こくれんかんきょうけいかく:UNEP)の報告書によると、今から2100年までに地球全体の気温が3度上がれば、北極の気温は6度も上がる。
そして、地表付近の永久凍土の30~85パーセントが失わえる可能性があるらしい。
今回ヤマロ・ネネツ自治管区で起きたような事件が、いろいろなところで起こるかもしれないということだ。

さらに。
永久凍土の中には、地球温暖化の一因となるといわれている二酸化炭素(にさんかたんそ)やメタンが、たっぷりと閉じ込められている。
それらに含まれる炭素の量は、現在の大気中にふくまれる炭素の2倍。
永久凍土がとけてしまうと、これらの炭素が、二酸化炭素やメタンガスとなって大気の中にあふれ出す。

さらに。
今回ヤマロ・ネネツ自治管区で発生したメタンガス。
このメタンガスの温室効果(おんしつこうか)は、二酸化炭素の25倍。
メタンガスがたくさん出ると、地球の温暖化は一気に進みかねない。

今のまま永久凍土がとけ続けると、地球はいったいどうなってしまうのか?
その影響は、専門家の人の間でも、まだわかっていないんだって。

名古屋大学の檜山(ひやま)先生によると、「永久凍土の融解(ゆうかい)が進めば温暖化は加速し、大地や植物だけでなく人間社会にも大きな影響をおよぼす。100年後、1000年後を見通すための研究が必要だ」とのこと。

永久凍土がとけだすことで、いろいろなところに影響がでるのは間違いない。
どんな影響が出るのかを調べるために、もっと研究をしていかなければならない。
そういうことだね。

100年後の地球、1000年後の地球。
大切にしたいよね。

写真は、溶けた永久凍土。ウィキペディアより。
ポリゴンと様々な形の水たまりができる。





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