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キンダーコース

2015年04月27日 06:00  学び~理科

月面着陸にチャレンジ!~未来に向けた第一歩

前々回は、日本の探査機(たんさき)SLIM(スリム)について、そして前回は月に眠るすごい資源、ヘリウム3について紹介したよ。

『月面着陸にチャレンジ!~目指す穴とは?』
http://rakuto-toyota.jp/e315078.html
『月面着陸にチャレンジ!~なんで月を目指すの?』
http://rakuto-toyota.jp/e315080.html


ヘリウム3は、未来のエネルギー源として、とても期待されている。
いろいろな国が、お金と時間を使って月を目指すのも、ヘリウム3の存在が大きな理由となっている。

そして、日本も、いよいよ月面着陸にチャレンジだ。
SLIM(スリム)は、早ければ2018年にも、月面着陸にチャレンジすることになる。

SLIMが着陸するのは、かぐやが月の表面に見つけた縦穴(たてあな)のそば。
この穴の中は、どうぐつのようになっていると予想されている。

わざわざ、穴のそばに着陸させるのには、理由があるよ。
いったい、何だと思う?

ヒントは・・・

ヘリウム3を地球で使えるようにするためには、もっともっと月のことを研究しなければならない。
そのために、必要なものは、何だろう?
また、研究が進んで、ヘリウム3を集めて地球に送ることができるようなった時。
その時には、どんなものが必要?


・・・


答えは、基地。

ヘリウム3が実際に使えるようになるのは、まだまだ先の話。
まずは、月のことをもっともっと研究しなければならない。

できれば人を月に送り込んで、どんどん研究をすすめたい。
そのためには、人が安全に作業できる基地が必要だ。


とはいえ、月の環境は苛酷(かこく)だ。

昼の気温は100度以上。
夜は、マイナス100度以下。

地球とちがって大気がうすいので、無防備(むぼうび)だ。
危険な太陽風が直接あたるし、隕石(いんせき)もたくさん落ちてくる。

そんな月に、基地を作るような安全な場所があるのかな?
月の表面の写真(ウィキペディアより)を見て、ちょっと想像してみてね。


月面着陸にチャレンジ!~未来に向けた第一歩





月に基地を建てることのできる、安全な場所はあるのか?
そこで日本の専門家が目をつけたのが、SLIMの目標地点にある縦穴だ。

この穴の中にあると思われるどうぐつならば、太陽風や隕石もあたらないはず。
ここに基地を作ることができれば、未来に向けた月やヘリウム3の研究の足場とすることができるかもしれない。

ということで、まずは、この穴の周りや中がどうなっているかを調査する。
それが、SLIMにとって、大事なお仕事のひとつなんだ。

前回の記事で紹介したように、ヘリウム3が手に入れば、核融合(かくゆうごう)という反応を起こすことで、とても大きなエネルギーを手に入れることができる。
さらに、核融合による発電は、原子力と違って、危険な放射性物質をたくさん出すこともない。

この発電を行うためには、まずは、ヘリウム3を取り出さなければならない。
ヘリウム3は、月の砂にふくまれるイルメナイトという鉱物(こうぶつ)の中にふくまれている。
取り出すのは、わりと簡単で、月の砂を600度以上に加熱するだけ。

問題は、その量だ。
ヘリウム3を1トン取り出すのに必要となる月の砂は、およそ10万トン。
もしも、ヘリウム3を使った発電で、日本で使われている電気をすべてまかなおうと思うと、毎日3000トンもの月の砂を処理しなければならない。

さらに、核融合による発電には、とても高い技術が必要で、その研究はまだまだこれから。
ヘリウム3のエネルギーを使えるようになるのは、ずっと未来の話なんだ。

SLIMによる月探査が成功すれば、その未来に向けた第一歩となるかもしれない。
がんばれ、SLIM!


核融合発電のような新しい技術を開発していくことも大切だけど、今ある地球の資源を大切にしていくことはもっと大切だ。
技術の開発は専門家のお仕事だけど、地球やその資源を守るためとなると、みんなにもできることがたくさんあるよ。
ものを大切に使ったり、電気を節約したり、他にもいろいろあると思う。
考えてみてね。


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