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2017年07月28日 06:00 学び~理科
5万年刻む「砂時計」!?~その2(再掲)
RAKUTO豊田校は、平成29年7月24日(月)~平成29年7月30日(日)まで、夏期講習ウィーク。
通常レッスンはお休みとなります。。
ブログは、過去記事を再掲します。
6月のホップ理科は、『プランクトン』。
アオミドロやクンショウモ、ミカヅキモ。
ミジンコにゾウリムシ、アメーバ。
変わった名前、変わった形の生き物が、たくさん登場。
一番人気は、ミドリムシ。
地球を救うともいわれている、すごいやつだ。
ということで、今回は、「プランクトン」というキーワードで、むかしの記事を探してみたよ。
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昨日は、地層(ちそう)の話をしたよ。
『5万年刻む「砂時計」!?』
http://rakuto-toyota.jp/e263191.html
地層とは、地面の層。
何年も何万年も、いろいろなものが積み重なってできた、地面の層。
化石なんかが見つかった時、化石のまわりについた土が、どの時代の地層とぴったりくるかを探し出せば、その化石がいつの時代のものかを知ることができる。
そこまでが、昨日の記事。
今日は、その続き。
なるほど地層を調べれば、化石などの時代を知ることができる。
化石だけではない。
遠い昔に作られた遺跡(いせき)が、いつできたのか?
大きな気候の変動が、いつ起きたのか。
化石や遺跡の土を地層をとくらべてみることで、いろいろなことがわかる。
地層は、年代を知るための、ものさしみたいなものなんだ。
ところが。
長さをはかるものさしは、1ミリメートル毎に正確にしるしがついているけど、地層はそうはいかない。
地面の上に出ている地層では、正確な時代を知るのは難しい。
正確な地層は、風や水の流れにさらされることのない、沼や湖の底に眠っている。
ところが、湖の底の地層でも、正確なものはなかなかないんだ。
砂や土、プランクトンのしがい。
そういったものが、湖などの底などにちょっとづつ降り積もり、地層になる。
春や夏、秋、冬と、季節ごと。
毎日毎日、ほんのちょっとづつ降り積もり。
365日たつと・・・
ここで、問題。
1年間で積み重なる厚さは、どれくらいになると思う?
ちょっとむずかしいけど、予想してみてごらん。
1日に1ミリつもれば、365ミリ。
それよりも、多いかな、少ないかな?
・・・
答えは、0.8ミリメートル。
これは、平均の値で、少ない時だと0.3ミリメートル以下。
とても、すくないよね。
そう、地層の一年分は、とてもうすっぺらなんだ。
うすっぺらな層だから、ちょっとしたことがあると、くずれちゃう。
地震で大きく揺れたら、すぐにくずれてしまうだろうし。
大雨で、土砂崩れなどがあれば、その土砂がどどっと流れ込んできて、地層がダメになっちゃう。
魚がやってきて、底の方であばれると・・・0.8ミリメートルのうすい層は、やはりこわれてしまうんだ。
地層は時代を知るためのものさしだ・・・といったものの、なかなか正確なものはない。
そこで、ニュースの表題に戻ろう。
5万年刻む「砂時計」 福井の湖 70メートルの堆積物
そう、福井県の湖の登場だ。
その名も、「水月湖(すいげつこ)」。
この湖の底にある地層のしましまは、見事なほどにきれいにつみあがっている。
これには、当然、理由がある。
山に囲まれた、静かな地形で、水害もない。
湖の底が、おわんのようなすりばち状になっていて、風の影響もうけにくい。
底の方の水が塩分を含んでいて、魚がすめない。
こうした条件がかさなって、水月湖の地層ができあがったんだ。
いままで、世界中の人がものさしがわりに使っていた地層は、ベネズエラという国にあるカリアコ海盆という湖のもの。
それが、昨年の会議で、水月湖の地層も、使われるように決められた。
福井の湖が、世界の役に立つんだよ。
ちょっと、素敵なことだよね。
写真は、水月湖を含む、三方五湖。ウィキペディアより。
⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
通常レッスンはお休みとなります。。
ブログは、過去記事を再掲します。
6月のホップ理科は、『プランクトン』。
アオミドロやクンショウモ、ミカヅキモ。
ミジンコにゾウリムシ、アメーバ。
変わった名前、変わった形の生き物が、たくさん登場。
一番人気は、ミドリムシ。
地球を救うともいわれている、すごいやつだ。
ということで、今回は、「プランクトン」というキーワードで、むかしの記事を探してみたよ。
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昨日は、地層(ちそう)の話をしたよ。
『5万年刻む「砂時計」!?』
http://rakuto-toyota.jp/e263191.html
地層とは、地面の層。
何年も何万年も、いろいろなものが積み重なってできた、地面の層。
化石なんかが見つかった時、化石のまわりについた土が、どの時代の地層とぴったりくるかを探し出せば、その化石がいつの時代のものかを知ることができる。
そこまでが、昨日の記事。
今日は、その続き。
なるほど地層を調べれば、化石などの時代を知ることができる。
化石だけではない。
遠い昔に作られた遺跡(いせき)が、いつできたのか?
大きな気候の変動が、いつ起きたのか。
化石や遺跡の土を地層をとくらべてみることで、いろいろなことがわかる。
地層は、年代を知るための、ものさしみたいなものなんだ。
ところが。
長さをはかるものさしは、1ミリメートル毎に正確にしるしがついているけど、地層はそうはいかない。
地面の上に出ている地層では、正確な時代を知るのは難しい。
正確な地層は、風や水の流れにさらされることのない、沼や湖の底に眠っている。
ところが、湖の底の地層でも、正確なものはなかなかないんだ。
砂や土、プランクトンのしがい。
そういったものが、湖などの底などにちょっとづつ降り積もり、地層になる。
春や夏、秋、冬と、季節ごと。
毎日毎日、ほんのちょっとづつ降り積もり。
365日たつと・・・
ここで、問題。
1年間で積み重なる厚さは、どれくらいになると思う?
ちょっとむずかしいけど、予想してみてごらん。
1日に1ミリつもれば、365ミリ。
それよりも、多いかな、少ないかな?
・・・
答えは、0.8ミリメートル。
これは、平均の値で、少ない時だと0.3ミリメートル以下。
とても、すくないよね。
そう、地層の一年分は、とてもうすっぺらなんだ。
うすっぺらな層だから、ちょっとしたことがあると、くずれちゃう。
地震で大きく揺れたら、すぐにくずれてしまうだろうし。
大雨で、土砂崩れなどがあれば、その土砂がどどっと流れ込んできて、地層がダメになっちゃう。
魚がやってきて、底の方であばれると・・・0.8ミリメートルのうすい層は、やはりこわれてしまうんだ。
地層は時代を知るためのものさしだ・・・といったものの、なかなか正確なものはない。
そこで、ニュースの表題に戻ろう。
5万年刻む「砂時計」 福井の湖 70メートルの堆積物
そう、福井県の湖の登場だ。
その名も、「水月湖(すいげつこ)」。
この湖の底にある地層のしましまは、見事なほどにきれいにつみあがっている。
これには、当然、理由がある。
山に囲まれた、静かな地形で、水害もない。
湖の底が、おわんのようなすりばち状になっていて、風の影響もうけにくい。
底の方の水が塩分を含んでいて、魚がすめない。
こうした条件がかさなって、水月湖の地層ができあがったんだ。
いままで、世界中の人がものさしがわりに使っていた地層は、ベネズエラという国にあるカリアコ海盆という湖のもの。
それが、昨年の会議で、水月湖の地層も、使われるように決められた。
福井の湖が、世界の役に立つんだよ。
ちょっと、素敵なことだよね。
写真は、水月湖を含む、三方五湖。ウィキペディアより。
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鳥類~鳥ってどんな生き物?
爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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