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2017年06月02日 06:00 学び~理科
プールの水をぬいたらあの生き物が~いったい何がいたの?
『学校のプール、水を抜いたら…大量の・・・』 朝日新聞
佐賀県唐津市(からつし)にある、名護屋小学校(なごやしょうがっこう)。
今年2017年5月のある日。
まもなくやってくるプール開きにむけてプールを掃除するために、多くの水をぬいた。
すると、プールの中に大量の・・・と、ここで想像タイム。
プールの中から、めずらしいある生き物が、大量に見つかったらしいよ。
いったい、何だと思う?
自由に想像してみてね。
・・・
では、改めて記事タイトルを。
『学校のプール、水を抜いたら…大量の希少サンショウウオ』 朝日新聞
なんと、プールで見つかったのは、めずらしいカスミサンショウウオたち。
その数、数百匹。
すごい数だね。
ところで、サンショウウオって、どんな動物だっけ?
まずは、サンショウウオについて、復習してみよう。
サンショウウオは、漢字で書くと、山椒魚。
魚(うお)とあるけど、魚じゃない。
カエルなどと同じく、両生類の仲間だ。
両生類らしく、体は粘膜(ねんまく)におおわれている。
肺で呼吸する人間とはちがい、皮膚(ひふ)での呼吸をたよりに生きている。
この皮膚呼吸のために必要なのが粘膜。
だから、体の粘膜がないと、生きていけないんだ。
英語名は、サラマンダー。
ゲームなんかで聞いたことのある名前だよね。
サラマンダーは、もともとは、火の中に住む聖霊(せいれい)のこと。
火トカゲともよばれる。
サンショウウオといえば、有名なのはオオサンショウウオ。
全長50~150センチメートル。
世界最大の両生類だ。
それに対して、今回の記事の主役カスミサンショウウオは、全長9~13センチメートル。
とてもかわいいサンショウウオだ。
カスミサンショウウオは、水田や湧水(わきみず)の周りに住んでいる。
夜行性で、昼間はお昼寝。
夜になると起き出して、こん虫やクモを捕まえて、食べるんだ。
最近では、水田が減ったり、水質が悪くなったりして、住める場所が減ってしまった。
また、アメリカザリガニなど、外国からやってきた外来種に食べられることも多くなった。
こうした理由によって、カスミサンショウウオの数は、ものすごく減ってしまった。
今では、絶滅(ぜつめつ)も心配されている状況だ。
そんなカスミサンショウオが、なぜ学校のプールにたくさんいたのか。
この小学校のプールは、林にかこまれている。
林は、カスミサンショウウオにとっては、とてもすみやすい場所なんだ。
だから、プールにカスミサンショウウオがいることは、けっしてめずらしいことではないらしい。
でも、こんなにたくさんいた理由は、わからないんだって。
先生たちも、首をかしげているよ。
今回見つかったカスミサンショウウオのうちの何匹かは、学校で飼うことになった。
子供たちは、「初めて見たけど、トカゲみたい。大切に飼育して観察したい」と言っているよ、
カスミサンショウウオ、見てみたいね。
写真は、カスミサンショウウオ。ウィキペディアより。
そういえば、昔、八方尾根に登山した時に、オタマジャクシだと思ってすくい上げたのが、実はクロサンショウウオでびっくりしたことがあるよ。
みんなも、山などに遊びに行った時に、サンショウウオに出会うこともあるかもしれない。
もしも出会ったら、大切にあつかってあげようね。

⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
佐賀県唐津市(からつし)にある、名護屋小学校(なごやしょうがっこう)。
今年2017年5月のある日。
まもなくやってくるプール開きにむけてプールを掃除するために、多くの水をぬいた。
すると、プールの中に大量の・・・と、ここで想像タイム。
プールの中から、めずらしいある生き物が、大量に見つかったらしいよ。
いったい、何だと思う?
自由に想像してみてね。
・・・
では、改めて記事タイトルを。
『学校のプール、水を抜いたら…大量の希少サンショウウオ』 朝日新聞
なんと、プールで見つかったのは、めずらしいカスミサンショウウオたち。
その数、数百匹。
すごい数だね。
ところで、サンショウウオって、どんな動物だっけ?
まずは、サンショウウオについて、復習してみよう。
サンショウウオは、漢字で書くと、山椒魚。
魚(うお)とあるけど、魚じゃない。
カエルなどと同じく、両生類の仲間だ。
両生類らしく、体は粘膜(ねんまく)におおわれている。
肺で呼吸する人間とはちがい、皮膚(ひふ)での呼吸をたよりに生きている。
この皮膚呼吸のために必要なのが粘膜。
だから、体の粘膜がないと、生きていけないんだ。
英語名は、サラマンダー。
ゲームなんかで聞いたことのある名前だよね。
サラマンダーは、もともとは、火の中に住む聖霊(せいれい)のこと。
火トカゲともよばれる。
サンショウウオといえば、有名なのはオオサンショウウオ。
全長50~150センチメートル。
世界最大の両生類だ。
それに対して、今回の記事の主役カスミサンショウウオは、全長9~13センチメートル。
とてもかわいいサンショウウオだ。
カスミサンショウウオは、水田や湧水(わきみず)の周りに住んでいる。
夜行性で、昼間はお昼寝。
夜になると起き出して、こん虫やクモを捕まえて、食べるんだ。
最近では、水田が減ったり、水質が悪くなったりして、住める場所が減ってしまった。
また、アメリカザリガニなど、外国からやってきた外来種に食べられることも多くなった。
こうした理由によって、カスミサンショウウオの数は、ものすごく減ってしまった。
今では、絶滅(ぜつめつ)も心配されている状況だ。
そんなカスミサンショウオが、なぜ学校のプールにたくさんいたのか。
この小学校のプールは、林にかこまれている。
林は、カスミサンショウウオにとっては、とてもすみやすい場所なんだ。
だから、プールにカスミサンショウウオがいることは、けっしてめずらしいことではないらしい。
でも、こんなにたくさんいた理由は、わからないんだって。
先生たちも、首をかしげているよ。
今回見つかったカスミサンショウウオのうちの何匹かは、学校で飼うことになった。
子供たちは、「初めて見たけど、トカゲみたい。大切に飼育して観察したい」と言っているよ、
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写真は、カスミサンショウウオ。ウィキペディアより。
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もしも出会ったら、大切にあつかってあげようね。

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白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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