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2017年04月05日 06:00 学び~理科
重力値で体重が変わる!?~まずは遠心力について
『重力値変わる 体重が変わる』 朝日新聞
佐渡の人60キロ 0.006グラム軽く
今年2017年3月15日、日本の国土地理院(こくどちりいん)が、重力値(じゅうりょくち)を新しく見直したよ。
これのおかげで、例えば新潟県の佐渡(さど)に住んでいる人は、ちょっとだけ体重が軽くなる。
体重が60キログラムの人は、0.006グラムだけ、軽くなるんだって。
重力値が変わると、体重が軽くなる。
いったい、「重力」とか「重力値」って、なにものなの?
・・・
重力のことを知ろうと思うと、まずは引力(いんりょく)と遠心力(えんしんりょく)のことを知らなければならない。
まずは、遠心力のことから。
ボールに長いひもをつける。
ひもの先、ボールとは反対側のところをにぎって、頭の上で、ぐるぐる回す。
いきおいよく回り出したら、ひもから手をはなす。
すると、どうなる?
想像できる?
・・・
ぐるぐる回っている時に手をはなせば、ボールはいきおいよく飛んでいく。
ものをぐるぐる回すと、ものには、ぐるぐるの中心から遠ざかろうとする力がはたらく。
この力のことを、遠心力という。
ボールが遠くに飛んでいくのは、ボールに遠心力がかかったおかげ。
車にのっている時に、運転している人が「えいっ!」とハンドルを切ると、体が反対側にぐーっとひっぱられるよね。
あれも、遠心力だ。
ここで、想像タイム。
みんなの周りで、いつもいつもぐるぐる回っているものがあるよ。
みんなが生まれるずーっと前から回っていて、この先ずーっと未来になっても回り続けているはずだ。
いったい、何が回っているの?
・・・
答えは、地球。
地球は、一日一回、くるりと自転している。
一日で世界一周できちゃうんだから、そのスピードは、とっても速い。
場所によってちがうんだけど、日本のあたりでは時速1400キロメートルくらい。
飛行機が、時速800~900キロメートルくらい。
地球の自転は、飛行機よりも、ずっとずっと速い。
みんながのっている地面、つまり地球は、いつでも時速1400キロメートルで動いているんだ。
とてもそんな風には思えないけど、宇宙から地球を見ることができれば、ものすごいスピードで回っていることが、よくわかるはずだ。
そして、地球の回る速度は、場所によって変わる。
地球儀が手元にあったら、くるくる回してみて。
一番速く地面が動いている場所と、ほとんど動いていない場所があるよ。
それらは、どこ?
想像できる?
・・・
一番速く動いているのは、ちょうど真ん中の赤道あたり。
そして、ほとんど動いていないのは、北極や南極。
日本は、その真ん中だ。
赤道あたりの地面は、時速1700キロメートルくらいで動いている。
北極や南極近くでは、ほとんど0。
そして、日本のあたりでは、時速1400キロメートルで動いている。
さて、そんなスピードで回り続けている地球。
そして、そこにのっかっているみんな。
普通に考えたら、遠心力で、みんな宇宙までふっとばされてしまいそう。
北極あたりならば、ほとんど遠心力もかからないだろうから、大丈夫。
でも、日本のあたりとなると、これはそうとう大きな遠心力がかかっているはずだ。
赤道なんて、とんでもない遠心力がかかっていそう。
それなのに、みんなの体はふっとばされない。
いったい、なぜ?
想像できる?
・・・
答えは、地球の引力のおかげだ。
引力って、いったいなにものなの?
長くなったので、続きは次回。
写真は、USJにて。
どきどき楽しいアトラクションでも、遠心力が大かつやくしているよ。
⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
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⇒レッスンの様子はこちら
佐渡の人60キロ 0.006グラム軽く
今年2017年3月15日、日本の国土地理院(こくどちりいん)が、重力値(じゅうりょくち)を新しく見直したよ。
これのおかげで、例えば新潟県の佐渡(さど)に住んでいる人は、ちょっとだけ体重が軽くなる。
体重が60キログラムの人は、0.006グラムだけ、軽くなるんだって。
重力値が変わると、体重が軽くなる。
いったい、「重力」とか「重力値」って、なにものなの?
・・・
重力のことを知ろうと思うと、まずは引力(いんりょく)と遠心力(えんしんりょく)のことを知らなければならない。
まずは、遠心力のことから。
ボールに長いひもをつける。
ひもの先、ボールとは反対側のところをにぎって、頭の上で、ぐるぐる回す。
いきおいよく回り出したら、ひもから手をはなす。
すると、どうなる?
想像できる?
・・・
ぐるぐる回っている時に手をはなせば、ボールはいきおいよく飛んでいく。
ものをぐるぐる回すと、ものには、ぐるぐるの中心から遠ざかろうとする力がはたらく。
この力のことを、遠心力という。
ボールが遠くに飛んでいくのは、ボールに遠心力がかかったおかげ。
車にのっている時に、運転している人が「えいっ!」とハンドルを切ると、体が反対側にぐーっとひっぱられるよね。
あれも、遠心力だ。
ここで、想像タイム。
みんなの周りで、いつもいつもぐるぐる回っているものがあるよ。
みんなが生まれるずーっと前から回っていて、この先ずーっと未来になっても回り続けているはずだ。
いったい、何が回っているの?
・・・
答えは、地球。
地球は、一日一回、くるりと自転している。
一日で世界一周できちゃうんだから、そのスピードは、とっても速い。
場所によってちがうんだけど、日本のあたりでは時速1400キロメートルくらい。
飛行機が、時速800~900キロメートルくらい。
地球の自転は、飛行機よりも、ずっとずっと速い。
みんながのっている地面、つまり地球は、いつでも時速1400キロメートルで動いているんだ。
とてもそんな風には思えないけど、宇宙から地球を見ることができれば、ものすごいスピードで回っていることが、よくわかるはずだ。
そして、地球の回る速度は、場所によって変わる。
地球儀が手元にあったら、くるくる回してみて。
一番速く地面が動いている場所と、ほとんど動いていない場所があるよ。
それらは、どこ?
想像できる?
・・・
一番速く動いているのは、ちょうど真ん中の赤道あたり。
そして、ほとんど動いていないのは、北極や南極。
日本は、その真ん中だ。
赤道あたりの地面は、時速1700キロメートルくらいで動いている。
北極や南極近くでは、ほとんど0。
そして、日本のあたりでは、時速1400キロメートルで動いている。
さて、そんなスピードで回り続けている地球。
そして、そこにのっかっているみんな。
普通に考えたら、遠心力で、みんな宇宙までふっとばされてしまいそう。
北極あたりならば、ほとんど遠心力もかからないだろうから、大丈夫。
でも、日本のあたりとなると、これはそうとう大きな遠心力がかかっているはずだ。
赤道なんて、とんでもない遠心力がかかっていそう。
それなのに、みんなの体はふっとばされない。
いったい、なぜ?
想像できる?
・・・
答えは、地球の引力のおかげだ。
引力って、いったいなにものなの?
長くなったので、続きは次回。
写真は、USJにて。
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鳥類~鳥ってどんな生き物?
爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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