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2016年06月10日 06:00 学び~理科
謎の第9惑星~地球からの距離はどのくらい?
昨日は、光の速度の話をしたよ。
『音より速い光~いったいどのくらい速いの?』
http://rakuto-toyota.jp/e367135.html
1秒間におよそ30万キロメートルも進んじゃう、光。
すごいのは、その速度だけではない。
アインシュタインの特殊相対性理論(とくしゅそうたいせいりろん)によると、光は、どこから見ても、同じスピードで走りさっていくんだ。
電車の横を、同じくらいのスピードで自動車が走っていることを想像しよう。
よこに立っている人から見ると、電車も自動車も、すごいスピードで走りさっていく。
一方で、自動車にのっている人が電車を見ると、電車はとてもゆっくりに見える。
ゆっくりどころか、ぴったり同じスピードで走っているとすれば、止まって見えちゃうよね。
ところが、光は、立っている人から見ても、自動車に乗っている人から見ても、まったく同じスピードに見えるんだ。
なんか、ふしぎ。
さて、ここで、CNNの記事を紹介するね。
『謎の第9惑星、太陽がよそから「盗んだ」?』 CNN
太陽が、よその星から惑星をぬすんだらしいよ。
いったい、どんな話なんだろう?
・・・と、まずは、太陽系の星について、復習しておこう。
太陽系は、真ん中にある太陽と、その周りをくるくる回っているいくつかの惑星(わくせい)や小惑星でできている。
惑星は、全部で8つ。
太陽から近い順に、水金地火木土天海だ。
近い星の順に、太陽からのおよその距離を見てみよう。
水星 5700万キロメートル
金星 1億 800万キロメートル
地球 1億5000万キロメートル
火星 2億2800万キロメートル
木星 7億8000万キロメートル
土星 14億3250万キロメートル
天王星 28億8150万キロメートル
海王星 45億 900万キロメートル
太陽系の惑星は、この8個だ。
ところが、今年2016年1月。
アメリカの科学者が、9つ目の惑星があるらしいと発表したんだ。
その惑星は、まだ見つかっていないけど、データなどを見ると、あることは間違いないらしい。
大きさは、地球の10倍くらいではないかと言われている。
そして、この惑星、太陽からどのくらいの距離にあるかというと、海王星の20倍なんだって。
ということは・・・900億キロメートルくらい太陽からはなれているということだ。
地球からこの星までの距離を計算してみると・・・
90000000000 - 150000000 =
・・・って、こんな大きな数字を計算するのは、とても面倒くさい。
キロメートルよりも、もっと大きい単位って、ないのかな?
ここで紹介するのが、「天文単位」という長さの単位。
記号は、AU。
惑星までの距離を考えるときは、このAUがとても便利なんだ。
この天文単位、ある長さを基準にしているよ。
1AUは、何の長さだと思う?
・・・
1AUは、太陽から地球の距離だ。
太陽から地球までの距離を1とする。
それを基準に、太陽から惑星までの距離を見てみると、こんな感じになる。
水星 0.4AU
金星 0.7AU
地球 1.0AU
火星 1.5AU
木星 5.2AU
土星 9.6AU
天王星 19.2AU
海王星 30.1AU
0がたくさんつく大きな数字よりも、かなりすっきりしているよね。
AUを使って、9番目の惑星までの距離を見てみると、600AU。
地球から、この星までの距離は・・・
600 - 1 = 599
これなら、かんたん。
さて、せっかく、大きな単位を勉強したので、もっと遠くのものを見てみよう。
夜空にかがやく一等星。
地球から一番近い一等星は、おおいぬ座のシリウスだ。
シリウスまでのおよその距離を、キロメートルでかくとこんな感じ。
81166800000000キロメートル。
みんな、これ、読める?
81兆1668億キロメートルだ。
これを、天文単位にかえてみると・・・
およそ541112AU。
これは、また、数字が大きくなってきた。
そこで登場するのが、もっと大きな長さの単位だ。
いったい、どんな単位だろう?
何を基準にしているのかな?
続きは、次回。
写真は、土星。ウィキペディアより。
美しい土星。
地球からの距離は、およそ9.6AU。
およそ14億キロメートルもはなれているんだね。

⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
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⇒レッスンの様子はこちら
『音より速い光~いったいどのくらい速いの?』
http://rakuto-toyota.jp/e367135.html
1秒間におよそ30万キロメートルも進んじゃう、光。
すごいのは、その速度だけではない。
アインシュタインの特殊相対性理論(とくしゅそうたいせいりろん)によると、光は、どこから見ても、同じスピードで走りさっていくんだ。
電車の横を、同じくらいのスピードで自動車が走っていることを想像しよう。
よこに立っている人から見ると、電車も自動車も、すごいスピードで走りさっていく。
一方で、自動車にのっている人が電車を見ると、電車はとてもゆっくりに見える。
ゆっくりどころか、ぴったり同じスピードで走っているとすれば、止まって見えちゃうよね。
ところが、光は、立っている人から見ても、自動車に乗っている人から見ても、まったく同じスピードに見えるんだ。
なんか、ふしぎ。
さて、ここで、CNNの記事を紹介するね。
『謎の第9惑星、太陽がよそから「盗んだ」?』 CNN
太陽が、よその星から惑星をぬすんだらしいよ。
いったい、どんな話なんだろう?
・・・と、まずは、太陽系の星について、復習しておこう。
太陽系は、真ん中にある太陽と、その周りをくるくる回っているいくつかの惑星(わくせい)や小惑星でできている。
惑星は、全部で8つ。
太陽から近い順に、水金地火木土天海だ。
近い星の順に、太陽からのおよその距離を見てみよう。
水星 5700万キロメートル
金星 1億 800万キロメートル
地球 1億5000万キロメートル
火星 2億2800万キロメートル
木星 7億8000万キロメートル
土星 14億3250万キロメートル
天王星 28億8150万キロメートル
海王星 45億 900万キロメートル
太陽系の惑星は、この8個だ。
ところが、今年2016年1月。
アメリカの科学者が、9つ目の惑星があるらしいと発表したんだ。
その惑星は、まだ見つかっていないけど、データなどを見ると、あることは間違いないらしい。
大きさは、地球の10倍くらいではないかと言われている。
そして、この惑星、太陽からどのくらいの距離にあるかというと、海王星の20倍なんだって。
ということは・・・900億キロメートルくらい太陽からはなれているということだ。
地球からこの星までの距離を計算してみると・・・
90000000000 - 150000000 =
・・・って、こんな大きな数字を計算するのは、とても面倒くさい。
キロメートルよりも、もっと大きい単位って、ないのかな?
ここで紹介するのが、「天文単位」という長さの単位。
記号は、AU。
惑星までの距離を考えるときは、このAUがとても便利なんだ。
この天文単位、ある長さを基準にしているよ。
1AUは、何の長さだと思う?
・・・
1AUは、太陽から地球の距離だ。
太陽から地球までの距離を1とする。
それを基準に、太陽から惑星までの距離を見てみると、こんな感じになる。
水星 0.4AU
金星 0.7AU
地球 1.0AU
火星 1.5AU
木星 5.2AU
土星 9.6AU
天王星 19.2AU
海王星 30.1AU
0がたくさんつく大きな数字よりも、かなりすっきりしているよね。
AUを使って、9番目の惑星までの距離を見てみると、600AU。
地球から、この星までの距離は・・・
600 - 1 = 599
これなら、かんたん。
さて、せっかく、大きな単位を勉強したので、もっと遠くのものを見てみよう。
夜空にかがやく一等星。
地球から一番近い一等星は、おおいぬ座のシリウスだ。
シリウスまでのおよその距離を、キロメートルでかくとこんな感じ。
81166800000000キロメートル。
みんな、これ、読める?
81兆1668億キロメートルだ。
これを、天文単位にかえてみると・・・
およそ541112AU。
これは、また、数字が大きくなってきた。
そこで登場するのが、もっと大きな長さの単位だ。
いったい、どんな単位だろう?
何を基準にしているのかな?
続きは、次回。
写真は、土星。ウィキペディアより。
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およそ14億キロメートルもはなれているんだね。

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絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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