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もののしくみ研究室

2015年11月11日 06:00  学び~理科

11月の理科は天気~台風って?

11月のホップ理科は、『天気』。

「天気」って、そもそもなにものなの?
「気圧」って、なに?
台風って、どんなやつ?

楽しい歌のリズムにのって、みんなで楽しく勉強しているよ。


今日は、その中から「台風」について考えてみたい。
「台風」は、太平洋でできた、大きな大きな低気圧のこと。

気圧、つまり、上からぐぐーっと押してくる空気の力が弱い。
気圧が低いと、気圧が高い場所、つまり上からぐぐーっと押してくる空気の力が強い場所から、たくさんの空気が逃げてやってくる。

やってきた空気は、海の上を通ってきているので、水をたっぷりふくんでいる。
その空気たちは、上から押してくる力が弱い低気圧の場所にくると、大喜びでぶわーっと空の上にかけあがる。
そして、たくさんの雨を降らせるんだ。


この台風。
英語でいうと、typhoon(タイフーン)。
日本語に、似てるよね。

ここで、想像タイム。
台風とタイフーン、どっちの言葉が先だと思う?

もともと「台風」という言葉があって、それを英語にするときに「タイフーン」としたのかな?
ぎゃくに、もともと「タイフーン」という言葉があって、それを日本語にするときに「台風」としたのかな?
みんな、どちらだと思う?



・・・



答えは、「タイフーン」が先。

明治時代に日本に入ってきた「タイフーン」という言葉を、気象庁の人が「台風(もともとは颱風)」という漢字をあてはめて作った言葉なんだ。
「タイフーン」という言葉がやってくる前、日本では台風のことを「野分(のわけ、のわき)」と呼んでいたんだって。


ところで、語源の辞書で調べると、台風の語源には、いくつかの説があることがわかる。

むかしむかし中国では、はげしい風のことを「台風」と呼んでいた。
ヨーロッパの人たちは、その音をまねて、はげしい風のことを「typhoon」と呼んだ。
それが、明治時代になって、日本に入ってきた。
これが、一つ目の説だ。

一方で、もともとはアラビア語の「tufan」だという説もある。
「tufan」は、アラビア語で、「ぐるぐる回る」という意味。
その「tufan」が、やがて「typhoon」となり、それが日本に伝わって「台風」となったという説だ。

最後にもうひとつ。
もともとは、ギリシャ神話に出てくる風の神様「typhon(テュフォン)」だという説。
「typhon」が、やがて「typhoon」になり、「台風」になったというもの。


3つの説がある「台風」の名前の由来。
いまの時点では、どれが正解なのか、よくわかっていない。

みんなは、どれが正解だと思う?
どれが正解だと、面白いかな?
風の神様が由来ってのは、ちょっとかっこいいね。

写真は、宇宙から見た台風。ウィキペディアより。




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