◆◆◆ 基幹コースの残席情報
◆◆◆
2015ノーベル賞~今年も盛り上がってるね!
「ノーベル街道」国道41号脚光 富山-神岡-名古屋 受賞続く 中日新聞
昨年2014年に続き、今年2015年も、ノーベル賞が盛り上がってるね。
去年は、青色LEDを発明・実用化したことで、赤崎さんら3名が受賞した。
そして、今年も、すでに2名の受賞が決まったよ。
発表は、来週まで続くので、まだまだ増えるかもしれない。
日本人、すごいね。
せっかくノーベル賞が話題になっているこの時、「ノーベル賞」そのものについて復習しておこう。
・・・
1833年、スウェーデンのストックホルム。
のちに、「ダイナマイト王」と呼ばれる男が、誕生した。
アルフレッド・ノーベルだ。
ノーベルのお父さんは、機雷(きらい)と呼ばれる爆発物(ばくはつぶつ)などを作る工場を経営していた。
ノーベルは、将来、お父さんの工場を助けることができるようにと、小さなころから化学(かがく)の勉強したんだ。
そうして大人になったノーベルは、ひたすら、爆発物の研究を続ける。
大きな爆発を、人の手によって、安全におこすことができれば、工事現場などで大活躍すること間違いなし。
ノーベルは、安全な爆発物をめざして、ニトログリセリンとよばれるものの研究を続けた。
ニトログリセリンは、爆発力はすごいけど、なにせすぐに爆発してしまうとても不安定な物質だ。
1864年の実験では、爆発事故がおこって、ノーベルの弟が死んでしまう。
それでも、ノーベルは、くじけずに研究を進めた。
これを、安全に爆発させることができるようになれば、世界中の役に立てるはず。
きっと、そんな思いがあったんだろうね。
そして、1866年。
ついに、ニトログリセリンを安全に爆発させることに成功した。
ダイナマイトの完成だ。
ノーベルが開発したダイナマイトは、世界中の工事現場で使われるようになった。
いままで不可能だったり、とても時間のかかった山の掘削(くっさく)が、簡単にできるようになったんだ。
世界中に広まったダイナマイトのおかげで、ノーベルは大金持ちに。
ところが、ヨーロッパの他のひとたちからは、いろいろと悪口を言われるようになってしまった。
世界中の工事現場で役に立つダイナマイト。
それを開発したノーベルが、なんで悪口をいわれなきゃならないんだろう?
みんな、想像できる?
ヒントは・・・
ノーベルの作った爆発物は、工事現場以外にも、ある目的で使われていたんだ。
・・・
ダイナマイトをはじめ、ノーベルが開発した爆発物は、戦争にも使われた。
ノーベルが生きた時代、世界中のいろいろなところで戦争が行われていた。
ノーベルが大金持ちになったのは、これらの戦争のおかげでもあるんだ。
戦争で、たくさんの人の命をうばう爆発物。
その爆発物でおおもうけしたノーベルを、人々は「死の商人」と呼んだこともある。
それを悲しんだノーベルは、ある決意をする。
「わたしが死んだら、わたしのすべての財産(ざいさん)は、すべて世界の人たちのために貢献した人々におくることにする。」
ノーベルは、そんな言葉を残して、1896年にこの世をさった。
その後、ノーベルの思いを実現すべく、『ノーベル賞』が設立された。
ノーベル賞を受賞した人たちには、ノーベルの残した財産をもとにえられる利子(りし)などから、賞金がおくられる。
「戦争でもうけたお金」という、うしろめたさ。
世界の人の役に立ちたいという、強い思い。
ノーベル賞には、ノーベルのそんな思いがこめられているんだね。
さて、話が長くなったね。
ここで、中日新聞の記事に戻るよ。
「ノーベル街道」国道41号脚光 富山-神岡-名古屋 受賞続く 中日新聞
国道41号線とは、名古屋から岐阜を通って、富山にぬける道だ。
「ノーベル街道」って、いったいどういうこと?
なんで、こんな名前がついたんだろう?
続きは、次回。
写真は、アルフレッド・ノーベル。ウィキペディアより。

⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
昨年2014年に続き、今年2015年も、ノーベル賞が盛り上がってるね。
去年は、青色LEDを発明・実用化したことで、赤崎さんら3名が受賞した。
そして、今年も、すでに2名の受賞が決まったよ。
発表は、来週まで続くので、まだまだ増えるかもしれない。
日本人、すごいね。
せっかくノーベル賞が話題になっているこの時、「ノーベル賞」そのものについて復習しておこう。
・・・
1833年、スウェーデンのストックホルム。
のちに、「ダイナマイト王」と呼ばれる男が、誕生した。
アルフレッド・ノーベルだ。
ノーベルのお父さんは、機雷(きらい)と呼ばれる爆発物(ばくはつぶつ)などを作る工場を経営していた。
ノーベルは、将来、お父さんの工場を助けることができるようにと、小さなころから化学(かがく)の勉強したんだ。
そうして大人になったノーベルは、ひたすら、爆発物の研究を続ける。
大きな爆発を、人の手によって、安全におこすことができれば、工事現場などで大活躍すること間違いなし。
ノーベルは、安全な爆発物をめざして、ニトログリセリンとよばれるものの研究を続けた。
ニトログリセリンは、爆発力はすごいけど、なにせすぐに爆発してしまうとても不安定な物質だ。
1864年の実験では、爆発事故がおこって、ノーベルの弟が死んでしまう。
それでも、ノーベルは、くじけずに研究を進めた。
これを、安全に爆発させることができるようになれば、世界中の役に立てるはず。
きっと、そんな思いがあったんだろうね。
そして、1866年。
ついに、ニトログリセリンを安全に爆発させることに成功した。
ダイナマイトの完成だ。
ノーベルが開発したダイナマイトは、世界中の工事現場で使われるようになった。
いままで不可能だったり、とても時間のかかった山の掘削(くっさく)が、簡単にできるようになったんだ。
世界中に広まったダイナマイトのおかげで、ノーベルは大金持ちに。
ところが、ヨーロッパの他のひとたちからは、いろいろと悪口を言われるようになってしまった。
世界中の工事現場で役に立つダイナマイト。
それを開発したノーベルが、なんで悪口をいわれなきゃならないんだろう?
みんな、想像できる?
ヒントは・・・
ノーベルの作った爆発物は、工事現場以外にも、ある目的で使われていたんだ。
・・・
ダイナマイトをはじめ、ノーベルが開発した爆発物は、戦争にも使われた。
ノーベルが生きた時代、世界中のいろいろなところで戦争が行われていた。
ノーベルが大金持ちになったのは、これらの戦争のおかげでもあるんだ。
戦争で、たくさんの人の命をうばう爆発物。
その爆発物でおおもうけしたノーベルを、人々は「死の商人」と呼んだこともある。
それを悲しんだノーベルは、ある決意をする。
「わたしが死んだら、わたしのすべての財産(ざいさん)は、すべて世界の人たちのために貢献した人々におくることにする。」
ノーベルは、そんな言葉を残して、1896年にこの世をさった。
その後、ノーベルの思いを実現すべく、『ノーベル賞』が設立された。
ノーベル賞を受賞した人たちには、ノーベルの残した財産をもとにえられる利子(りし)などから、賞金がおくられる。
「戦争でもうけたお金」という、うしろめたさ。
世界の人の役に立ちたいという、強い思い。
ノーベル賞には、ノーベルのそんな思いがこめられているんだね。
さて、話が長くなったね。
ここで、中日新聞の記事に戻るよ。
「ノーベル街道」国道41号脚光 富山-神岡-名古屋 受賞続く 中日新聞
国道41号線とは、名古屋から岐阜を通って、富山にぬける道だ。
「ノーベル街道」って、いったいどういうこと?
なんで、こんな名前がついたんだろう?
続きは、次回。
写真は、アルフレッド・ノーベル。ウィキペディアより。

⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
鳥類~鳥ってどんな生き物?
爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
Posted by RAKUTO豊田校
│コメント(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。