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もののしくみ研究室

2014年12月20日 06:00  学び~理科学び~社会

冬将軍がやってくる~冬将軍って誰のこと?

「冬将軍(ふゆしょうぐん)」っていう言葉、聞いたことがある?
寒いこの時期になると、テレビのニュースや天気予報で、よく出てくる言葉だよ。

冬将軍が日本に近づいてくると、気温がぐっと下がって、めちゃくちゃ寒くなる。
そして、日本海側には大雪、太平洋側にはからっ風をもたらすんだ。

この「冬将軍」の正体は、ずばり「シベリア気団(きだん)」。
秋から冬にかけて、シベリアの上空にいすわる、冷たくかわいた大気の集まりだ。

RAKUTOで、理科をとっている子は、「天気」のうたを思い出してね。
冬に元気になるのは、何高気圧だったかな?


・・・


春と秋にがんばるのは、揚子江高気圧(ようすこうこうきあつ)。
ここから、ぷちっとちぎれて日本にやってくるのが、移動性高気圧(いどうせいこうきあつ)だ。
夏は、北太平洋高気圧(きたたいへいようこうきあつ)ががんばって、ぐんぐん暑くなる。

そして、冬。
冬になると、日本の北西、ロシアあたりに位置する、シベリア高気圧ががんばるんだ。
シベリア高気圧は、とても冷たいので、冬ががんがん寒くなる。
「冬将軍」シベリア気団は、シベリア高気圧の一部で、東半分をしめているんだよ。


ところで。
シベリア気団は、いったいなんで「冬将軍」と呼ばれるようになったんだろう?

実はね、「冬将軍」という名前は、ある有名な将軍様にちなんだ名前なんだ。
冬将軍のモデルになった、有名な将軍様。
いったい、誰だと思う?

日本で将軍様といえば、まず思いつくのは徳川家康。
でも、どうも、家康ではなさそうだよ。
それどころか、日本の将軍様でもないみたい。

外国で、有名な将軍様って、誰かいたっけ?
想像してみてね。


・・・


答えは、ナポレオン。

1812年6月。
ナポレオンがひきいるフランス軍は、ロシア帝国に戦争をしかける。

当時、ナポレオンのフランス軍は、とても強かった。
兵士の数は、およそ69万人。
モスクワめざして、一気に進んでいった。

対するロシア軍は、およそ39万人。
あっという間に負けそうになったものの、なんとかふんばった。
そうこうしているうちに、ロシア各地からどんどん兵隊が集まって、最終的には90万人の大軍に。
そして、フランス軍とにらみあいになったんだ。

そうこうしているうちに季節はうつり替わり、いよいよ冬が近づいてきた。
フランスと比べると、ロシアは強烈に寒い。
フランスの兵隊たちは、この寒さに耐えられなかった。

そして、10月19日。
ナポレオンは、ついに、ロシアからの撤退(てったい)を決断した。

この戦争は、寒さをいかしたロシア軍の大勝。
イギリスの新聞は、このニュースを「general frost」と報じた。
「general frost」、つまり「冬将軍」だ。

強いナポレオンを打ち負かした、ロシアの寒さ。
まさに、「冬将軍」だね。

今年の冬、冬将軍は、何回くらい日本に近づいてくるんだろう?
みんな、寒さに負けないように、たくさん食べてたくさん運動して、じょうぶな体を作ろうね。


写真は、奥志賀高原の雪景色。
寒いのはつらいけど、ウィンタースポーツは楽しいよね♪






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