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2012年10月13日 06:00 学び~理科
めざせ、iPod!?
日本人が、ノーベル賞を受賞しました!
ノーベル医学生理学賞(いがくせいりがくしょう)!!
(*゚▽゚)/゚・:*【祝】*:・゚\(゚▽゚*)
なんでも、iPS細胞(アイピーエスさいぼう)というものを作り出したらしい。
これって、いったい、何者なんだろう?
細胞(さいぼう)というものがある。
人間の体を作っている、目に見えない小さなもの。
小さな細胞がたくさん集まって、僕たちの体を作っている。
細胞には、いろいろあるんだ。
皮膚(ひふ)を作っている細胞。
血管(けっかん)を作っている細胞。
心臓(しんぞう)を作っている細胞。
神経(しんけい)を作っている細胞。
実は、これらの細胞は、もともとはたったひとつの細胞だった。
人間が赤ちゃんとして生まれてくる、もっと前。
そう、お母さんのおなかの中。
命が生まれたその時、細胞はたったのひとつ。
お母さんのもっている卵子(らんし)と、お父さんの持っている精子(せいし)が合体してできた小さな細胞。
この「最初の細胞」が、知らない道をどんどん進んで、冒険を始める。
途中で、分かれ道!
ひとつだった細胞は、いくつかの細胞にわかれて、別々の道を進みだす。
ある細胞は、「神経(しんけい)」をめざす道。
ある細胞は、「筋肉(きんにく)」をめざす道。
ある細胞は、「肝臓(かんぞう)」をめざす道。
他にも、いろいろ。
みんな、別れ別れになって冒険を続ける。
冒険を続けるなかで細胞たちは、それぞれの道を冒険しやすいように、ちょっとずつ変身していく。
「神経」を目指す細胞は、またまた分かれ道にたどり着く。
ここで、またいくつかの細胞にわかれて、それぞれ別の道を進む。
脳(のう)の神経を目指す道。
手の神経を目指す道。
足の神経を目指す道。
他にも、いろいろな道がある。
「筋肉」や「肝臓」を目指す細胞たちも、同じようにいくつかの分かれ道を通って、何回も変身しながら、ゴールにたどりつく。
そうしてたどり着いた場所で、それぞれが人間の体の一部として、活躍するんだ。
一度、ゴールにたどり着いた細胞は、二度と分かれ道を進む前の姿には、戻れない。
たとえば、内臓の一部になった細胞は、冒険を始める前の「最初の細胞」には戻れない。
そう思われていたのだけど、それができる方法が見つかった。
その方法で作られた「最初の細胞」が、今回の主役、iPS細胞(あいぴーえすさいぼう)。
作り方を見つけたのは、京都大学の、山中伸弥(やまなかしんや)教授。
これによって、ノーベル賞を受賞した!
ところで、「最初の細胞」に戻ることで、何ができるのか?
ある人が、肺の病気になってしまったとする。
その人の皮膚から、「皮膚の細胞」を少し取り出す。
その「皮膚の細胞」を、山中教授が見つけた方法で、いったん「最初の細胞」に戻す。
そして、肺の細胞になれるように道案内をしながら、新しい冒険をしてもらう。
冒険を終わった細胞は、病気ではない、元気な「肺の細胞」に生まれ変わる。
こうした冒険を、たくさんの細胞にしてもらい、元気な新しい肺を作り出し、病気の肺と入れ替える。
こんな具合に、いろいろな病気を治すことができるようになるらしい。
iPS細胞によって、いままで治すのが難しかった病気も、治るようになるかもしれないんだって。
すごいぞ、iPS細胞!
iPS細胞。
最初の「i」だけ小文字なのは、この細胞が、iPodのように世界中で広まって、いろいろな人のための役に立ってほしいという、山中教授の思いが込められているんだ。
もっと研究を進めて、いろいろな病気からたくさんの人を救ってほしいね。
がんばれ、iPS細胞!
がんばれ、日本!
画像は、iPS細胞を使って、病気になった肺(はい)を治す場合のイメージ図。
ウィキペディアより。
・:*:・゚☆ RAKUTO d(*⌒▽⌒*)b TOYOTA 。・:*:・゚☆
♪♪♪ うたって覚える、理科社会 ♪♪♪
&&& マインドマップで国語算数 &&&
説明会、無料体験授業、常時受付中!
<説明会のご案内>
http://www.rakuto-toyota.jp/?entry_id=578294
<無料体験授業のご案内>
http://www.rakuto-toyota.jp/?entry_id=578293
<講師アルバイト募集中>
子供大好きの主婦の方、学生さん。
お気軽に、ご連絡ください。
フリーコール:0800-111-3415
<東京> 自由ヶ丘校/ひばりヶ丘校/府中校
<兵庫> 三田校
http://www.rakutojp.com/index.html
<大阪>
天王寺校 http://www.kansai-rakuto.jp/
箕面校 http://www.rakuto-minoh.com/
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ノーベル医学生理学賞(いがくせいりがくしょう)!!
(*゚▽゚)/゚・:*【祝】*:・゚\(゚▽゚*)
なんでも、iPS細胞(アイピーエスさいぼう)というものを作り出したらしい。
これって、いったい、何者なんだろう?
細胞(さいぼう)というものがある。
人間の体を作っている、目に見えない小さなもの。
小さな細胞がたくさん集まって、僕たちの体を作っている。
細胞には、いろいろあるんだ。
皮膚(ひふ)を作っている細胞。
血管(けっかん)を作っている細胞。
心臓(しんぞう)を作っている細胞。
神経(しんけい)を作っている細胞。
実は、これらの細胞は、もともとはたったひとつの細胞だった。
人間が赤ちゃんとして生まれてくる、もっと前。
そう、お母さんのおなかの中。
命が生まれたその時、細胞はたったのひとつ。
お母さんのもっている卵子(らんし)と、お父さんの持っている精子(せいし)が合体してできた小さな細胞。
この「最初の細胞」が、知らない道をどんどん進んで、冒険を始める。
途中で、分かれ道!
ひとつだった細胞は、いくつかの細胞にわかれて、別々の道を進みだす。
ある細胞は、「神経(しんけい)」をめざす道。
ある細胞は、「筋肉(きんにく)」をめざす道。
ある細胞は、「肝臓(かんぞう)」をめざす道。
他にも、いろいろ。
みんな、別れ別れになって冒険を続ける。
冒険を続けるなかで細胞たちは、それぞれの道を冒険しやすいように、ちょっとずつ変身していく。
「神経」を目指す細胞は、またまた分かれ道にたどり着く。
ここで、またいくつかの細胞にわかれて、それぞれ別の道を進む。
脳(のう)の神経を目指す道。
手の神経を目指す道。
足の神経を目指す道。
他にも、いろいろな道がある。
「筋肉」や「肝臓」を目指す細胞たちも、同じようにいくつかの分かれ道を通って、何回も変身しながら、ゴールにたどりつく。
そうしてたどり着いた場所で、それぞれが人間の体の一部として、活躍するんだ。
一度、ゴールにたどり着いた細胞は、二度と分かれ道を進む前の姿には、戻れない。
たとえば、内臓の一部になった細胞は、冒険を始める前の「最初の細胞」には戻れない。
そう思われていたのだけど、それができる方法が見つかった。
その方法で作られた「最初の細胞」が、今回の主役、iPS細胞(あいぴーえすさいぼう)。
作り方を見つけたのは、京都大学の、山中伸弥(やまなかしんや)教授。
これによって、ノーベル賞を受賞した!
ところで、「最初の細胞」に戻ることで、何ができるのか?
ある人が、肺の病気になってしまったとする。
その人の皮膚から、「皮膚の細胞」を少し取り出す。
その「皮膚の細胞」を、山中教授が見つけた方法で、いったん「最初の細胞」に戻す。
そして、肺の細胞になれるように道案内をしながら、新しい冒険をしてもらう。
冒険を終わった細胞は、病気ではない、元気な「肺の細胞」に生まれ変わる。
こうした冒険を、たくさんの細胞にしてもらい、元気な新しい肺を作り出し、病気の肺と入れ替える。
こんな具合に、いろいろな病気を治すことができるようになるらしい。
iPS細胞によって、いままで治すのが難しかった病気も、治るようになるかもしれないんだって。
すごいぞ、iPS細胞!
iPS細胞。
最初の「i」だけ小文字なのは、この細胞が、iPodのように世界中で広まって、いろいろな人のための役に立ってほしいという、山中教授の思いが込められているんだ。
もっと研究を進めて、いろいろな病気からたくさんの人を救ってほしいね。
がんばれ、iPS細胞!
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画像は、iPS細胞を使って、病気になった肺(はい)を治す場合のイメージ図。
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Posted by RAKUTO豊田校
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