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2019年01月21日 06:00 学び~社会
日本を襲った大地震~教訓をいかそう!(その2:再掲)
前回は、阪神・淡路大震災や東日本大震災が残してくれた教訓についてかいたよ。
『日本を襲った大地震~教訓をいかそう!』
http://rakuto-toyota.jp/e472190.html
今日は、その続き。
今、日本では、30年以内におこるだろうといわれている首都直下地震(しゅとちょっかじしん)に備えて、どうやったら被害を減らすことができるのかを議論している。
その中にも、東日本大震災の教訓がいかされることになりそうだ。
『首都直下地震 被害半減目指す』 朝日新聞
東日本大震災で亡くなった人は、15891名。
そのうちの90パーセントにあたるおよそ14000人は水死。
ほとんどの人が、津波に襲われてなくなったんだね。
震災以来、津波に対しては、「津波警報が出たら、まよわず高い場所に逃げる」ことをみんなに呼びかけたり、津波よりも高い防潮堤(ぼうちょうてい)を作ったりと、いろいろな対策が取られている。
その一方、首都直下地震で心配されているのが、火災だ。
東日本大震災でも、津波ほどではないが、たくさんの人が火災で亡くなっている。
大きな地震は、火災につながることも多い。
おうちの中にあるガスや灯油などが原因となることもあるし、工場などから火災が発生することもある。
首都直下地震は、建物がたくさんある東京で起こるだろうとされる地震だ。
建物が多いだけに、火災の被害も多いと想定されている。
そこで、東日本大震災で起こった火災について調べてみると・・・。
その53パーセントが、ガスや灯油ではなく、「あれ」のせいで起こっていることがわかった。
ここで、想像タイム。
東日本大震災で引き起こされた火災のうち、53パーセントをしめる「あれ」。
いったい、何が火災の原因となったんだろう?
みんな、想像してみてね。
・・・
答えは、電気。
東日本大震災で引き起こされた火災のうち、半部以上の53パーセントが、電気が原因なんだって。
今の時代、電気を使っているものは、家じゅうにたくさんあるよね。
冷蔵庫など、常にスイッチがオンになっているものもある。
電気は、紙や木など、燃えるものに近づけると、火が発生する。
そう考えると、電気って、とても危険だよね。
首都直下地震では、最悪の場合、1万6000人が火災で亡くなると予想されている。
火災の被害者を少しでも少なくするために、いったい何ができるのか?
東日本大震災で起こった火災の半分以上は、電気が引き起こしたものだ。
その教訓をいかすには、どうしたらよいのか?
みんな、何かいい方法、思いつかない?
・・・
なるべく電気を使わないようにする。
夜寝る時は、コンセントを抜いておく。
一人一人ができることも、いろいろある。
しかし、毎日のことでもあるし、人の多い東京では、こうした対策にも限界がある。
だったら、地震が起こった瞬間に、問答無用に電気を使えないようにすればいい。
日本の政府は、そう考えた。
そこで登場するのが、感震(かんしん)ブレーカーというもの。
電柱などから家や工場などに引き込まれる電気は、最初に「ブレーカー」と呼ばれる機器に入ってくる。
電気の使われ方におかしいところがあった時。
電気を止めて、火災などがおこらないようにするのが、ブレーカーの役割だ。
そのブレーカーに、地震を検知する機能をつけたもの。
それが、感震ブレーカーだ。
感震ブレーカーがついていれば、いざ大きな地震が起こった時、自動で電気をシャットアウトしてくれる。
これは、すぐれものだね。
日本の政府は、感震ブレーカーをどんどん普及させようとしている。
今はほとんどつけられていない感震ブレーカー。
5年後の2020年には、首都近くにある住宅の25パーセントにまで増やすことを目標にしている。
感震ブレーカー、首都直下地震に限らず、いろいろな場面で活躍しそうだよね。
簡単なものならインターネット通販などでも手に入るし、どんどん普及するといいよね。
写真は、住宅火災の様子。ウィキペディアより。
火災、こわいよね。
ドライヤーなどをつけっぱなしにしないなど、みんなにできる火災予防もあるよ。
ふだんから、気を付けるようにしよう。

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⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
『日本を襲った大地震~教訓をいかそう!』
http://rakuto-toyota.jp/e472190.html
今日は、その続き。
今、日本では、30年以内におこるだろうといわれている首都直下地震(しゅとちょっかじしん)に備えて、どうやったら被害を減らすことができるのかを議論している。
その中にも、東日本大震災の教訓がいかされることになりそうだ。
『首都直下地震 被害半減目指す』 朝日新聞
東日本大震災で亡くなった人は、15891名。
そのうちの90パーセントにあたるおよそ14000人は水死。
ほとんどの人が、津波に襲われてなくなったんだね。
震災以来、津波に対しては、「津波警報が出たら、まよわず高い場所に逃げる」ことをみんなに呼びかけたり、津波よりも高い防潮堤(ぼうちょうてい)を作ったりと、いろいろな対策が取られている。
その一方、首都直下地震で心配されているのが、火災だ。
東日本大震災でも、津波ほどではないが、たくさんの人が火災で亡くなっている。
大きな地震は、火災につながることも多い。
おうちの中にあるガスや灯油などが原因となることもあるし、工場などから火災が発生することもある。
首都直下地震は、建物がたくさんある東京で起こるだろうとされる地震だ。
建物が多いだけに、火災の被害も多いと想定されている。
そこで、東日本大震災で起こった火災について調べてみると・・・。
その53パーセントが、ガスや灯油ではなく、「あれ」のせいで起こっていることがわかった。
ここで、想像タイム。
東日本大震災で引き起こされた火災のうち、53パーセントをしめる「あれ」。
いったい、何が火災の原因となったんだろう?
みんな、想像してみてね。
・・・
答えは、電気。
東日本大震災で引き起こされた火災のうち、半部以上の53パーセントが、電気が原因なんだって。
今の時代、電気を使っているものは、家じゅうにたくさんあるよね。
冷蔵庫など、常にスイッチがオンになっているものもある。
電気は、紙や木など、燃えるものに近づけると、火が発生する。
そう考えると、電気って、とても危険だよね。
首都直下地震では、最悪の場合、1万6000人が火災で亡くなると予想されている。
火災の被害者を少しでも少なくするために、いったい何ができるのか?
東日本大震災で起こった火災の半分以上は、電気が引き起こしたものだ。
その教訓をいかすには、どうしたらよいのか?
みんな、何かいい方法、思いつかない?
・・・
なるべく電気を使わないようにする。
夜寝る時は、コンセントを抜いておく。
一人一人ができることも、いろいろある。
しかし、毎日のことでもあるし、人の多い東京では、こうした対策にも限界がある。
だったら、地震が起こった瞬間に、問答無用に電気を使えないようにすればいい。
日本の政府は、そう考えた。
そこで登場するのが、感震(かんしん)ブレーカーというもの。
電柱などから家や工場などに引き込まれる電気は、最初に「ブレーカー」と呼ばれる機器に入ってくる。
電気の使われ方におかしいところがあった時。
電気を止めて、火災などがおこらないようにするのが、ブレーカーの役割だ。
そのブレーカーに、地震を検知する機能をつけたもの。
それが、感震ブレーカーだ。
感震ブレーカーがついていれば、いざ大きな地震が起こった時、自動で電気をシャットアウトしてくれる。
これは、すぐれものだね。
日本の政府は、感震ブレーカーをどんどん普及させようとしている。
今はほとんどつけられていない感震ブレーカー。
5年後の2020年には、首都近くにある住宅の25パーセントにまで増やすことを目標にしている。
感震ブレーカー、首都直下地震に限らず、いろいろな場面で活躍しそうだよね。
簡単なものならインターネット通販などでも手に入るし、どんどん普及するといいよね。
写真は、住宅火災の様子。ウィキペディアより。
火災、こわいよね。
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ふだんから、気を付けるようにしよう。

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Posted by RAKUTO豊田校
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