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2017年02月20日 06:00 学び~社会
杉原千畝の功績って?~まずは第一次世界大戦について
『千畝の功績、守りたい ペンキ屋さん旧日本領事館へ』 朝日新聞
ヨーロッパにある小さな国、リトアニア。
第二次世界大戦がはじまる前、この国には、日本の領事館(りょうじかん)があった。
今は使われなくなり、すっかり古くなったその領事館に、日本のペンキ屋さんが集まっているらしい。
集まったのは、日本全国150のペンキ屋さんたち。
チームの名前は、「塗魂(とうこん)ペインターズ」。
リトアニアの日本領事館は、今は「杉原記念館」として、使われている。
すっかりとふるぼけてしまったこの建物を、新しく塗り替えて、ピカピカにしたい。
そして、かつてリトアニアでかつやくした、杉原千畝(すぎはらちうね)さんの功績(こうせき)を守りたい。
ペインターズのみんなは、そう考えて、今回の作業に取り組んでいるんだって。
杉原千畝さんの功績って、どんな功績なんだろう?
それを知る前に、まずは、世界で起こった、2つの大きな戦争について、知っておこう。
第一次世界大戦と、第二次世界大戦だ。
まずは、第一次世界大戦について。
・・・
1900年ころのこと。
ヨーロッパでは、仲の悪い国どうし、いがみあいを続けていた。
オーストリアと仲が悪いのは、セルビア。
ドイツと仲が悪いのは、フランスとイギリス。
一方で、仲良しグループは、大きく2つ。
ドイツ・イタリア・オーストリアの仲良しグループ。
それに、イギリス・フランス・ロシアの仲良しグループだ。
1900年ころ、これらの仲良しグループ同士の対立はとてもはげしく、いつ戦争になってもおかしくない状態だった。
1914年6月28日。
そんな中、サラエボ事件とよばれる事件が発生する。
ボスニアという国をおとずれていたオーストリアの王子様が、セルビアの青年に殺されてしまったんだ。
かんかんにおこったのは、オーストリア。
いろいろと話し合いは行われたものの、7月28日に、セルビアに対し宣戦布告(せんせんふこく)、「戦争でこらしめてやる!」って宣言した。
これをうけて、最初に動いたのが、セルビアのうしろだてになっていたロシア。
セルビアを助けるために、軍隊をさしむけた。
これに文句を言ったのは、ドイツ。
「軍隊をひっこめろ!」とロシアに言った。
しかし、ロシアは一歩もひかず、1914年8月2日、ドイツはロシアに対して、宣戦布告。
次の日の3日には、ロシアと仲良しのフランスに対しても、宣戦布告した。
こうして始まったのが、第一次世界大戦だ。
ドイツ・イタリア・オーストリア対イギリス・フランス・ロシアとして始まった、この戦争。
ドイツグループだったイタリアが、イギリス・フランスのおさそいにのって、イギリスグループへのりかえ。
さらに、気が付けば、アメリカや日本までイギリス側として参戦。
1918年に入ると、オーストリアで革命がおこり、イギリスグループと戦うのは、ドイツ一国だけに。
そして、1918年11月、ドイツは負けをみとめる。
その後、負けたドイツをどうしていくのか、イギリスやフランス、ドイツなどの人が集まって、話し合いがもたれた。
その結果、1919年5月28日に、ベルサイユ条約というお約束事が決定される。
このお約束事で、ドイツは領土(しょうど)のいくらかを手ばなすこと、罰金(ばっきん)を支払うことなどが決められた。
この時の罰金は、1320億金マルク。
日本の円にすると、200兆円くらい。
とてもじゃないけど、この時のドイツに支払うことができる金額ではなく、これが、後々の戦争の火種になる。
さて、とりあえず今回は、ここまで。
次回は、第二次世界大戦について。
写真は、第一次世界大戦の様子。ウィキペディアより。

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ヨーロッパにある小さな国、リトアニア。
第二次世界大戦がはじまる前、この国には、日本の領事館(りょうじかん)があった。
今は使われなくなり、すっかり古くなったその領事館に、日本のペンキ屋さんが集まっているらしい。
集まったのは、日本全国150のペンキ屋さんたち。
チームの名前は、「塗魂(とうこん)ペインターズ」。
リトアニアの日本領事館は、今は「杉原記念館」として、使われている。
すっかりとふるぼけてしまったこの建物を、新しく塗り替えて、ピカピカにしたい。
そして、かつてリトアニアでかつやくした、杉原千畝(すぎはらちうね)さんの功績(こうせき)を守りたい。
ペインターズのみんなは、そう考えて、今回の作業に取り組んでいるんだって。
杉原千畝さんの功績って、どんな功績なんだろう?
それを知る前に、まずは、世界で起こった、2つの大きな戦争について、知っておこう。
第一次世界大戦と、第二次世界大戦だ。
まずは、第一次世界大戦について。
・・・
1900年ころのこと。
ヨーロッパでは、仲の悪い国どうし、いがみあいを続けていた。
オーストリアと仲が悪いのは、セルビア。
ドイツと仲が悪いのは、フランスとイギリス。
一方で、仲良しグループは、大きく2つ。
ドイツ・イタリア・オーストリアの仲良しグループ。
それに、イギリス・フランス・ロシアの仲良しグループだ。
1900年ころ、これらの仲良しグループ同士の対立はとてもはげしく、いつ戦争になってもおかしくない状態だった。
1914年6月28日。
そんな中、サラエボ事件とよばれる事件が発生する。
ボスニアという国をおとずれていたオーストリアの王子様が、セルビアの青年に殺されてしまったんだ。
かんかんにおこったのは、オーストリア。
いろいろと話し合いは行われたものの、7月28日に、セルビアに対し宣戦布告(せんせんふこく)、「戦争でこらしめてやる!」って宣言した。
これをうけて、最初に動いたのが、セルビアのうしろだてになっていたロシア。
セルビアを助けるために、軍隊をさしむけた。
これに文句を言ったのは、ドイツ。
「軍隊をひっこめろ!」とロシアに言った。
しかし、ロシアは一歩もひかず、1914年8月2日、ドイツはロシアに対して、宣戦布告。
次の日の3日には、ロシアと仲良しのフランスに対しても、宣戦布告した。
こうして始まったのが、第一次世界大戦だ。
ドイツ・イタリア・オーストリア対イギリス・フランス・ロシアとして始まった、この戦争。
ドイツグループだったイタリアが、イギリス・フランスのおさそいにのって、イギリスグループへのりかえ。
さらに、気が付けば、アメリカや日本までイギリス側として参戦。
1918年に入ると、オーストリアで革命がおこり、イギリスグループと戦うのは、ドイツ一国だけに。
そして、1918年11月、ドイツは負けをみとめる。
その後、負けたドイツをどうしていくのか、イギリスやフランス、ドイツなどの人が集まって、話し合いがもたれた。
その結果、1919年5月28日に、ベルサイユ条約というお約束事が決定される。
このお約束事で、ドイツは領土(しょうど)のいくらかを手ばなすこと、罰金(ばっきん)を支払うことなどが決められた。
この時の罰金は、1320億金マルク。
日本の円にすると、200兆円くらい。
とてもじゃないけど、この時のドイツに支払うことができる金額ではなく、これが、後々の戦争の火種になる。
さて、とりあえず今回は、ここまで。
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写真は、第一次世界大戦の様子。ウィキペディアより。

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Posted by RAKUTO豊田校
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