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2014年08月09日 06:00  学び~社会

うそつきがたくさん!?

いきなり、質問!
「あなたは、うそつきですか?」

みんな、どう?
自分のことを、「うそつき」だと思う?
それとも、思わない?


平成25年、日本の政府が、「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」というものを行った。
なにやらむずかしそうな題名だけど、要するに、日本の若者たちの考え方が、外国の若者たちとどうちがうのかを調査したんだ。

調査の対象は、日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの7か国。
それぞれの国で、若者たちにアンケートに答えてもらった。
その中に、こんな質問があったんだ。

「あなたは、よくうそをつきますか?」

この質問に、「はい」と答えた人の多い国、つまりうそすきが多い国はどこだと思う?
ぎゃくに、少ない国はどこだろう?
そして、日本は?
みんな、予想してみてね。


・・・


では、結果を見てみよう。
「はい」と答えた人の割合が多い順にならんでいるよ。

1位 日本     28.9パーセント
2位 イギリス   27.6パーセント
3位 韓国     27.2パーセント
4位 アメリカ   23.3パーセント
5位 フランス   17.4パーセント
6位 ドイツ    16.2パーセント
7位 スウェーデン 14.1パーセント

なんと、1位は、日本。
およそ3人にひとりが、「よくうそをつく」と答えている。
日本人って、本当にうそつきなのかな?

他の人が作曲したものを、自分が作ったものだとうそをついた音楽家。
うその出張を繰り返していた政治家。
確かに、うそに関するニュースは、たくさんあるよね。


日本人は、うそに寛容(かんよう)だという人も多い。
寛容とは、うそに対して、きびしく言わないということだ。

これには、いくつかの理由が考えられる。
ひとつは、日本人は、外人と比べると、同調性(どうちょうせい)を大切にするということ。
同調性とは、たとえば、他の人とうまくやっていくために、自分の意見をいわずにおくというようなこと。

他の人との関係を大切にして、自分を押しころすということだ。
他の人と意見がくいちがうことのないように、うそをつく。
みんなも、そんな経験、ないかな?


もうひとつの理由は、2つのものに対する考え方の問題。

アメリカやイギリスなど、西洋の人たちは、なにかにつけて白黒はっきりさせるような考え方をする。
たとえば、レストランで食事をした時に、「おいしい」「まずい」をはっきりとさせたがる。

これに対し、日本などの東洋人は、白黒はっきりさせるのが苦手。
レストランの例でいうと、「おいしい」か「まずい」かではなく、「どちらでもない」というような、あいまいな考え方をすることが多い。

こうした考え方をする人を、他の人の立場から見てみると、どこまでが本当で、どこからかうそかわからない。
白黒はっきりしたい西洋の人からしてみると、「本当はどうなの?おいしかったの?」と聞きたくなっちゃうかもね。



写真は、草のふりして敵をだます、うそつき昆虫。
どこにいるか、かわる?

うそつきがたくさん!?





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