豊田の湿地が！！

ラムサール条約に渡良瀬・大沼など９湿地　新たに登録へ　朝日新聞


みんな、湿地って知ってる？
池や沼みたいに深くないけど、水におおわれたところのこと。
浅い池って感じ。

そんな湿地には、めずらしい水鳥や植物が生息していることが多いんだ。
こうした鳥や植物を守るために、たくさんの国が集まってルールを決めた約束事がある。
それを、ラムサール条約っていうよ。

世界中の大切な湿地は、このラムサール条約に登録されて、みんなに大事にされるんだ。


さて、今回のニュースは、そのラムサール条約に新しい湿地が追加されたよっていうもの。
北海道や関東地方、富山・・・全部で９か所か。
なるほど・・・って、よく見たら、愛知県豊田市の文字が！

なんと、この豊田市にある湿地群が、ラムサール条約に追加されたんだ！！


この湿地群、３つの湿地からなっている。

まずは、矢並湿地。
市中心部から４キロくらい、鞍ヶ池公園の南東。
ラタマホシクサ、ミカワシオガマが群生！

お次は、上高湿地。
豊田市上高町。
たくさんの野草が群生。季節の変化が楽しめます！

最後に、恩真寺湿地。
豊田市山中町。
地元の英雄、関ヶ原の合戦でも家康の旗本として活躍した鈴木正三（すずきしょうさん）と縁のある恩真寺というお寺の境内奥にある。
歴史も感じられる湿地だね。


すぐ近くに、そんな貴重な湿地があるなんて。
是非、みてみたいね。
見ることはできるのかな？

豊田市によると・・・

上高湿地と恩真寺湿地は、立ち入り禁止。
道も作ってないし、めずらしい動植物がいっぱいだから。

矢並湿地については、豊田市自然観察の森の定期的な観察会で見ることができる。

また、秋には一般の人でも見ることができる。
今年は、１０／１２(金)～１４日(日)の３日間、見ることができるんだって。


是非、見てみたいよね。
もしも行くことがあったら、動物や植物は大事にしてあげてね！
写真は矢並湿地。
豊田市ホームページより。