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2012年03月24日 08:00  

潮パワー!!

関門海峡の潮流パワーで電力を 海底に発電実験機を設置 朝日新聞


潮力パワー!?
発電??

原子力発電所の事故をきっかけに、最近、安全で地球をよごさない発電方法が注目されている。
太陽光発電や、風力発電。
しばらく前には、地熱発電の記事を書きました。

「マグマの力を借りるんだ!」
http://www.rakuto-toyota.jp/?entry_id=420278
「マグマの力を借りるんだ!~その2」
http://www.rakuto-toyota.jp/?entry_id=420895


さて、今回は・・・


潮力発電!
潮力って何?
どうやって、発電するの?
想像できるかな?
ヒントは、海の満ち引きや流れ。


・・・


そう、海には潮の満ち引きがある。
湾の入り口など、狭くなっている場所に、水門を作る。
潮が満ちる時は、水門は開けっ放し。
潮が引く時、水門を閉じる。
水は、水門についている大きな羽をくるくる回しながら外に出ていく。
羽根がくるくる回ることで、電気を作ることができるんだ。
これが、潮汐発電(ちょうせきはつでん)。

もうひとつ、潮流というものを利用する方法もあるよ。
狭い海峡などでは、塩の流れがとても速い場所がある。
そこに、羽根つき水門をつくって、潮の流れでくるくる回す。
こちらは、潮流発電というんだよ。


島国日本には、狭い海峡がたくさんあるよ。

狭い海峡は、流れが速い!
鳴門海峡、津軽海峡、関門海峡!

今回のニュースは、九州と山口県の間、関門海峡に発電所を作るよ・・というもの。


さて、その潮力発電。

いいところがたくさんあるよ。
なんといっても、燃料がいらない。
風力や太陽光と違って、安定している。
海の流れの力はとても強いので、発電量も十分。

一方で、よくないところ。
なんといっても、お金がかかる。
フランスにはランス潮力発電所というのがあるんだけれど、そこでは生態系を壊しちゃうなどの問題が起きた。


いろいろ問題もあるけれど、原子力発電が危険だとわかった今、これからどうやって電気を作っていくのか、しっかり考えないといけないね。


写真は、フランスのランス潮力発電所。
ウィキペディアより。
潮パワー!!



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