地球の公転と自転~なんで回り続けるの?

RAKUTO豊田校

2016年09月14日 06:00

今年2016年7月から8月にかけて開催した、RAKUTO豊田校の夏期講習。
理科では、太陽と月と地球について、勉強したよ。

地球は、コマのように、くるくると回り続けている。
これを、地球の自転というよ。
地球は、24時間かけて、くるりと一周しているんだ。

自転の向きは、反時計回り、つまり時計と反対の方向に回っている。
太陽が朝のぼって、夕方にしずんでいくのは、この自転のおかげなんだ。


そして、地球は、1年かけて、太陽の周りをくるーっと回っている。
これを、地球の公転というよ。

この公転と、地球がちょこっとかたむいていることによって、春夏秋冬の季節がうまれる。
公転の向きは、反時計回り、つまり時計と反対の方向に回っている。


地球の次は、月。

月も、コマのように、くるくると自転している。
27.3日に一回、くるりと回っている。

そして、月は、地球の周りを公転している。
こちらも、27.3日かけて、くるーっと回っている。
月の自転と公転は、どちらも反時計回り、つまり時計と反対の方向に回っている。

・・・と、みんなでわいわいとこんな話をしていた中で、子どもたちから、いろいろな質問が出てきたよ。

「地球や月は、なんで止まらずに回り続けることができるの?」
「なんで、みんな、反時計回りなの?」


なんでだろうね?
みんな、想像できる?



・・・



まずは、ひとつめ。
地球や月は、なんで止まらずに回り続けられるのか。

コマを回せば、最初は元気よく回っているけど、そのうちいきおいがなくなって、パタリと止まってしまうよね。

地球も、コマと同じように、そのうち止まってしまうんじゃないの?
それとも、何かふしぎな力が働いていて、それが、いつも地球を回し続けているの?

これの答えは、8月のステップ理科のレッスンにあったよね。
「慣性(かんせい)の法則」だ。

「慣」は、「習慣」の「慣」。
「慣」という漢字の意味を辞書で調べると、「動作や状態がいままでどおり、変わらずに続くこと」とある。

物は、なにかほかの力が加わらないかぎり、動きや状態がかわらない。
これを、「慣性の法則」というんだ。

動いているものは、ずっと動き続ける。
止まっているものは、ずっと止まったまま。
これが、慣性の法則だ。

だから、一度回りはじめた地球は、ずっと回り続ける。

では、コマはなんで止まってしまうのか。
これは、空気の摩擦(まさつ)などの力が、コマに加わるから。
空気のない宇宙に出て、コマをまわしてみると、地球の自転と同じで、ずっと回り続けるはずだ。


次に、ふたつめ。

地球の自転、公転、月の自転、公転、なんですべて反時計回りなの?
ちなみに、太陽も自転していて、こちらもやはり反時計回りだ。
なんか、ふしぎだよね。
長くなったので、続きは次回。

写真は、地球。ウィキペディアより。
きれいだね。




⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら

関連記事