カタツムリ~晴れの日はどこにいるの?

RAKUTO豊田校

2015年07月09日 06:00

最近、雨の日が多いね。
今年の梅雨は、とても梅雨らしい梅雨だ。

雨が降ると、カタツムリたちが葉っぱなんかにくっついているのを、よく見かけるよね。
カタツムリたちは、雨が大好き。
雨が降ると、喜んで外に出てくる。

逆に、晴れが続くと、体がかわいてしまって、困っちゃう。
だから、みんなの目につくところには出てこない。

では、いったいどこにいるんだろう?
晴れの日のカタツムリ、いったいどこにいると思う?


・・・


晴れがきらいなカタツムリ。
体がかわいてしまうことのないように、晴れの日はしげみの下のしめった土や落ち葉の下にかくれているんだ。

それでも何日も晴れの日が続くと、体がかわいてしまう。
それをふせぐために、カタツムリは必殺技をもっているんだよ。

こちらも想像してみよう。
晴れの日が続いても体がかわかないように、カタツムリはどんな工夫をしていると思う?
カタツムリを手にのせた感じを思い出しながら、想像してみてね。


・・・


晴れの日が続くと、カタツムリたちは、からにとじこもって、からの入り口にふたをするんだ。
カタツムリが通ったあとには、ネバネバの液体が残るよね。
あのネバネバで、入り口をふさいでしまうんだって。
これぞ、必殺「ネバネバ・・・」、必殺技の名前はないので、みんなで素敵な名前を考えてあげて。


さて。

カタツムリは、貝の仲間。
こん虫ではないよ。
とうぜん、体のつくりも、こん虫とは違っている。
とはいえ、触角(しょっかく)があるのは、こん虫と一緒。

ここで想像タイム。
カタツムリの触角、何本あったっけ?
思い出してみて。


・・・


答えは、4本。
大触角とよばれる2つの大きな触角と、小触角と呼ばれる2つの小さな触角が頭の部分についているんだ。

上に向かって、ニョッキっと伸びているのが、大触角。
その先っちょには、目がついている。

カタツムリの目は、明るいところや暗いところを見分ける事しかできない。
形や色を見分けることのできないカタツムリは、大触角をあっちこっちにのばしながら、あたりをさぐっているんだね。

小触角は、下に向かってダランとぶらさげっているように、ついている。
こちらは、においや味を感じつことができる。
カタツムリは、この小触角を使って、エサのある場所をさがしだす。

で、カタツムリのエサって、なんだっけ?


・・・


カタツムリは、葉っぱなどを食べてくらしているよ。
キャベツやレタスなどの野菜も、大好きだ。
もしも、カタツムリを飼うことがあったら、水をふきかけたキャベツやレタスをあげると、大喜びするはずだ。

みんなも、カタツムリを見つけたら、いろいろと観察してみよう。
カタツムリがどうやって歩いているのかなどを調べてみるのも面白いよ。

写真は、カタツムリ。ウィキペディアより。





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