いきなり、問題。
ある鳥の種類を表すこの漢字、なんと読むでしょうか?
「鸛」
・・・と、いきなり言われても難しいね。
ヒントをいくつか。
いくつ目のヒントで、わかるかな?
ヒント1
別の漢字で書くと、「鵠の鳥」
ヒント2
ツルにそっくり。
だから、よくツルと間違えられる。
ヒント3
ヨーロッパでは、赤ちゃんはこの鳥が運んでくるという言い伝えがある。
また、この鳥がやってきた家には、幸福がやってくるという言い伝えも。
ヒント4は、写真。
ウィキペディアより。
・・・
どう?
わかった?
答えは、コウノトリだ。
コウノトリ目コウノトリ科。
全長110~115センチメートル。
つばさを広げると、160~200センチメートル。
けっこう、大きいね。
目の周りにある、赤いリングが特徴だ。
足も赤い。
よくツルと間違えられるけど、ツルの足は黒。
足をみれば、ツルではなくコウノトリだとすぐわかる。
住んでいる場所は、東アジアだけ。
およそ2000~3000羽しかおらず、絶滅(ぜつめつ)するかもしれないといわれている。
日本にも、むかしはたくさんのコウノトリが住んでいた。
ところが、明治時代以降、たくさん捕まえられたり、木を切り倒されて巣が作れなくなってしまったりして、数がへってしまった。
1956年には、20羽しかいなくなり、国の天然記念物に指定された。
兵庫県に「コウノトリの郷公園」がもうけられ、残ったコウノトリを大切に育ててきた。
しかし、1986年2月28日、最後の1羽が死んでしまい、コウノトリは日本から姿を消した。
残念だね。
でもね、コウノトリが日本からまったくいなくなったわけではないんだ。
たまに、中国などから飛んでくることもある。
中国やロシアなどからコウノトリのひなをもらいうけ、大切に育てている動物園もある。
コウノトリの郷公園では、コウノトリが自然の中でくらせる環境をととのえた。
そして、2005年から、大切に育ててきたコウノトリを、自然に返す取り組みがなされている。
放たれたコウノトリには、通信機器がつけられており、どこにいるかがわかるようになっている。
とても、大切にされているんだね。
そんなコウノトリが、1羽、行方不明になったんだって。
そこで、今回のニュース。
「不明のコウノトリ、600km離れた韓国にいた」 読売新聞
行方不明になっていたコウノトリ、なんとおとなりの韓国で見つかったんだ。
600キロメートルも飛んで行ったんだね。
たくさん飛べるのは、元気なしょうこ。
よかったね。
ところで。
ユーロっパでは、赤ちゃんを運んでくるとか、幸福をもたらすとかいわれているコウノトリ。
でも、コウノトリが住んでいるのは、東アジアだけ。
ヨーロッパにいるのは、シュバシコウというコウノトリの仲間の鳥がいるだけ。
コウノトリは、ヨーロッパにはいないんだ。
ヨーロッパの言い伝えは、正確にいうと、コウノトリではなくシュバシコウのことらしいよ。
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