「鸛」~なんの鳥?

RAKUTO豊田校

2014年03月22日 13:00

いきなり、問題。
ある鳥の種類を表すこの漢字、なんと読むでしょうか?

「鸛」

・・・と、いきなり言われても難しいね。

ヒントをいくつか。
いくつ目のヒントで、わかるかな?


ヒント1
別の漢字で書くと、「鵠の鳥」

ヒント2
ツルにそっくり。
だから、よくツルと間違えられる。

ヒント3
ヨーロッパでは、赤ちゃんはこの鳥が運んでくるという言い伝えがある。
また、この鳥がやってきた家には、幸福がやってくるという言い伝えも。

ヒント4は、写真。
ウィキペディアより。





・・・

どう?
わかった?

答えは、コウノトリだ。


コウノトリ目コウノトリ科。

全長110~115センチメートル。
つばさを広げると、160~200センチメートル。
けっこう、大きいね。

目の周りにある、赤いリングが特徴だ。
足も赤い。

よくツルと間違えられるけど、ツルの足は黒。
足をみれば、ツルではなくコウノトリだとすぐわかる。


住んでいる場所は、東アジアだけ。
およそ2000~3000羽しかおらず、絶滅(ぜつめつ)するかもしれないといわれている。


日本にも、むかしはたくさんのコウノトリが住んでいた。

ところが、明治時代以降、たくさん捕まえられたり、木を切り倒されて巣が作れなくなってしまったりして、数がへってしまった。

1956年には、20羽しかいなくなり、国の天然記念物に指定された。

兵庫県に「コウノトリの郷公園」がもうけられ、残ったコウノトリを大切に育ててきた。

しかし、1986年2月28日、最後の1羽が死んでしまい、コウノトリは日本から姿を消した。

残念だね。


でもね、コウノトリが日本からまったくいなくなったわけではないんだ。

たまに、中国などから飛んでくることもある。
中国やロシアなどからコウノトリのひなをもらいうけ、大切に育てている動物園もある。


コウノトリの郷公園では、コウノトリが自然の中でくらせる環境をととのえた。

そして、2005年から、大切に育ててきたコウノトリを、自然に返す取り組みがなされている。

放たれたコウノトリには、通信機器がつけられており、どこにいるかがわかるようになっている。

とても、大切にされているんだね。


そんなコウノトリが、1羽、行方不明になったんだって。
そこで、今回のニュース。

「不明のコウノトリ、600km離れた韓国にいた」 読売新聞


行方不明になっていたコウノトリ、なんとおとなりの韓国で見つかったんだ。

600キロメートルも飛んで行ったんだね。
たくさん飛べるのは、元気なしょうこ。
よかったね。


ところで。

ユーロっパでは、赤ちゃんを運んでくるとか、幸福をもたらすとかいわれているコウノトリ。

でも、コウノトリが住んでいるのは、東アジアだけ。
ヨーロッパにいるのは、シュバシコウというコウノトリの仲間の鳥がいるだけ。
コウノトリは、ヨーロッパにはいないんだ。

ヨーロッパの言い伝えは、正確にいうと、コウノトリではなくシュバシコウのことらしいよ。


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