記憶力がよくなる飲み物って?

RAKUTO豊田校

2017年12月09日 06:00

『苦み成分 記憶力改善』 朝日深部

朝日新聞の記事によると、ある飲み物にふくまれている苦み(みがみ)成分が、記憶力をよくしてくれるらしい。
その飲み物を飲むと、みんなの脳の中にある海馬(かいば)という場所が、元気になるんだって。

これは、いいね。
勉強する前に、その飲み物を飲んでおけば、、いろいろなことがらくちんに記憶できるかも。

ところが。

この飲み物、みんなは飲むことができないんだ。
みんなは飲めないけど、お父さんやお母さんが好きかもしれない。
お風呂上りに、「ぷはー!」って感じで飲むと、とてもおいしい。

いったい、どんな飲み物だと思う?
予想してみてね。



・・・



答えは、ビール。
ビールを作っているキリンという会社や東京大学の研究チームが、実験をしてわかったんだって。

ビールには、イソアルファ酸と呼ばれる苦み成分がふくまれている。
研究チームは、病気で記憶力がおかしくなってしまったマウスに、このイソアルファ酸をあたえてみた。
すると、記憶力が、9.5倍もよくなったんだって。

イソアルファ酸が、記憶力がおかしくなる病気の原因となる成分を、とりのぞいてくれるらしい。

研究チームによると、実験の結果が、そのまま人間にもいかせるとはかぎらないらしい。
ただ、イソアルファ酸を体にいれることで、認知症(にんちしょう)などの記憶がおかしくなる病気をなおすことができるかもしれないとのこと。

みんなは飲めないビールだけど、お年寄りの人で、ちょっと記憶に自信がなくなっちゃったっていう人には、いいかもね。

写真は、ビールの原料となる大麦。ウィキペディアより。




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