貯水池の水を守ろう~ロスアンゼルス市の作戦は?

RAKUTO豊田校

2015年08月28日 06:00

アメリカのカリフォルニア州。
ここ数年、きびしい干ばつ(かんばつ)に苦しんでいる。

干ばつとは、雨が十分にふらないなどの理由で、水が不足すること。
ここ数年、ずっと干ばつに苦しめられているカリフォルニア。
芝生への水やりをへらすなど、なるべく水を使わないように工夫してきた。

水をもっとも多く使う季節は、夏だ。
なにせ、暑いからね。
庭の草木もたくさんの水をほしがるし、できればプールにも入りたい。
ところが、今年のカリフォルニアでは、飲み水さえも不足しそうないきおいだ。

夏に雨が降らないカリフォルニアでは、夏の間の水を、シエラネバダ山脈の雪解け水にたよっている。
ところが、今年は、シエラネバダ山脈に雪があまり積もっていない。

このままでは、本当に飲み水が足りなくなる。
そう考えたカリフォルニアの政府では、住民に25パーセント節水するように命令した。
しかし、それでも水は足りなくなりそうだ。


カリフォルニアの代表的な都市、ロスアンゼルス。
ここでも、水をためてある貯水池(ちょすいち)がどんどん少なくなって、いまにも干上がってしまいそうな状況だ。

さて、ここで想像タイム。
みんなは、ロスアンゼルス市の市長さんだ。

大切な貯水池の水が、かなり少なくなってしまった。
暑い夏は、まだまだ続く。
暑い日が続けば、貯水池の水はどんどん蒸発(じょうはつ)してしまう。
なんとか、貯水池の水が蒸発しないようにしたい。

市長さん、どうしよう?
なにか、よい作戦、思いつかない?


・・・


ここで、朝日新聞の記事。

『水不足対策 黒玉9600万個』 朝日新聞

水の蒸発を防ぐために、ロスアンゼルス市が用意したのは、黒い玉。
その数、なんと9600万個。

この玉で何をしたかというと・・・
なんと、貯水池にふたをしてしまった。
水面にびっしりと黒い玉をならばれば、水は太陽に照らされることもなく、あまり蒸発しなくなる。

ロスアンゼルスの貯水池の広さは、およそ71万平方メートル。
東京ドームならば15個分、豊田スタジアムならば17個分の広さだ。
この広さを、9600万個のボールで埋め尽くしたんだって。
なるほど、これはすごい作戦だね。

秋になると雨が降り出すカリフォルニア。
なんとか、夏を乗り切ってほしいね。

参考;サンフランシスコの雨温図
http://www.nocs.cc/study/wld/n_america2010.htm


写真は、長い干ばつにおそわれたケニアの土地。ウィキペディアより。




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