いも虫からロボット!?

RAKUTO豊田校

2011年12月02日 08:00

芋虫から着想…軟体ロボット、ハーバード大開発 by読売新聞

いも虫からロボット!
どんなロボットだろう?

材料は高分子といって、ゴムみたいなもの。
タコのようにやわらかい!

4本の足を別々に操作できる。
ゆっくりはって進んでいく。
高さ2cmのすき間にも入れる!

災害現場なんかで活躍しそう!

いも虫から思いついたっていうのが、面白いね!


ところで、このロボットのように、植物や動物から思いついた製品はいっぱいあるんだ。


ガの複眼。
小さなでこぼこ。
光が反射しない。
無反射フィルムに応用し、太陽電池を効率化!

ハスの葉
小さなこぶには、葉からにじみ出たのワックスが。
水をはじく。
塗装に応用!

ヤモリの足。
指先にラメラと呼ばれるひびわれ模様。
中には、数十万本のかたい毛がびっしり。
かたい毛の先っぽには、お皿の形の数百の枝毛。
ぴったりひっつく粘着剤に!

サメの肌。
細かい間隔のみぞ
水の中のすいすい泳ぐ。
船底の塗装に!


ぴたっと引っ付く面ファスナーも、洋服に張り付いた野生ゴボウの実にヒントを得たといわれてる。
こうやって、植物や生物の体のつくりを応用することを、「バイオミミクリー」というんだって。

いつもはあまり気にしていない身近なものにも、すごい製品を作るヒントが隠れているかもね!

写真はアゲハの幼虫。ウィキペディアより。
きれいな、いも虫!



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