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2018年05月24日 06:00 学び~社会
軍事費が冷戦後最多に~冷戦ってなにもの?
みんな、「戦争」は、知ってるよね。
国と国の間で行われる、大げんか。
今から80年近く前のこと。
世界中の国々は、いろいろなところで戦争をしていた。
日本も、第一次世界大戦や第二次世界大戦で、中国やアメリカなどと戦った。
いろいろな戦争がある中で、「冷戦(れいせん)」というものがあるらしい。
「冷たい戦い」と書いて、「冷戦」。
主にアメリカとロシア(当時はソビエト連邦)の間で行われたらしいんだけど、いったいどんな戦争だと思う?
「冷たい戦争」という文字から、想像してみてね。
・・・
第二次世界大戦が終わった後。
アメリカとソビエトは、仲が悪くなる。
強い軍隊を持ったどうしなので、この2つの国が戦争になると、またまた世界中をまきこむ大きな戦争になってしまう。
アメリカやロシアの人たちもそれがわかっていた。
だから、直接戦争はしない。
直接戦争はしないから、「冷たい戦争」なんて呼ばれることになった。
でも、戦争はしたい。
じゃあ、どうやったかというと、他の国に代わりに戦争を持ち込んだ。
みんなのクラスに、いつもいばっているガキ大将が2人いることを想像して。
この2人が本気でケンカをすると、ものすごい大げんかになってしまう。
そこで、それぞれの子分にケンカをさせる。
冷戦とは、そんな感じの戦争なんだ。
では、どんな国に戦争させたのか。
例えば、ドイツ。
第二次世界大戦が行われた後、ドイツは、ソビエト・イギリス・フランス・アメリカの4つの国が支配することに。
ドイツの西側を管理するのが、イギリス・フランス・アメリカの仲良しグループ。
東側を管理するのが、ソビエトだ。
東西にわかれたドイツは、それぞれ西ドイツ、東ドイツと名乗り、戦争状態に。
この対立は、冷戦が終わるまで続く。
そして、1990年。
冷戦が終わった後、東西ドイツは仲良くなって、今のドイツになる。
冷戦は、ドイツ以外にも、ポーランドやベトナムなど、いろいろな国で行われた。
日本に近いところだと、朝鮮半島だ。
ソビエト側が北朝鮮、アメリカ側が韓国で、今でも戦争状態が続いている。
そんな冷戦が終わったのは、1989年のこと。
以来、一部をのぞき、世界は平和に発展してきた。
戦争のおそれが減った今、軍隊などにお金をかける軍事費も、大きく減っているはずだ。
・・・と思いきや、朝日新聞には、こんな記事が。
『世界の軍事費 冷戦後最多に』 朝日新聞
ストックホルム国際平和研究所というところがまとめた、2017年の世界の軍事費は、およそ180兆円。
ひとりあたり、およそ2万5千円。
1989年に冷戦が終わった後で、最高に多い軍事費だ。
中国や北朝鮮など、アジアの方で、戦争になりそうな空気があることから、こんなことになったらしい。
最後に、想像タイム。
世界の軍事費をランキングにしてみると、1位と2位の国が、3位を大きくひきはなしている。
1位と2位は、どこの国?
そして、日本は何位くらい?
想像してみてね。
・・・
1位は、アメリカ。
およそ64兆円。
2位は、中国。
こちらは、24兆円。
その差は大きい。
しかし、アメリカの軍事費が減っているのに対し、中国の軍事費は前の年の2倍にはねあがっている。
日本の軍事費は、およそ5兆円で、世界で8番目に多い。
写真は、第二次世界大戦後に行われた、ヤルタ会談。ウィキペディアより。
戦後のドイツやポーランドなどをどうするのかが、話し合われた。
冷戦は、ここからはじまったんだ。
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国と国の間で行われる、大げんか。
今から80年近く前のこと。
世界中の国々は、いろいろなところで戦争をしていた。
日本も、第一次世界大戦や第二次世界大戦で、中国やアメリカなどと戦った。
いろいろな戦争がある中で、「冷戦(れいせん)」というものがあるらしい。
「冷たい戦い」と書いて、「冷戦」。
主にアメリカとロシア(当時はソビエト連邦)の間で行われたらしいんだけど、いったいどんな戦争だと思う?
「冷たい戦争」という文字から、想像してみてね。
・・・
第二次世界大戦が終わった後。
アメリカとソビエトは、仲が悪くなる。
強い軍隊を持ったどうしなので、この2つの国が戦争になると、またまた世界中をまきこむ大きな戦争になってしまう。
アメリカやロシアの人たちもそれがわかっていた。
だから、直接戦争はしない。
直接戦争はしないから、「冷たい戦争」なんて呼ばれることになった。
でも、戦争はしたい。
じゃあ、どうやったかというと、他の国に代わりに戦争を持ち込んだ。
みんなのクラスに、いつもいばっているガキ大将が2人いることを想像して。
この2人が本気でケンカをすると、ものすごい大げんかになってしまう。
そこで、それぞれの子分にケンカをさせる。
冷戦とは、そんな感じの戦争なんだ。
では、どんな国に戦争させたのか。
例えば、ドイツ。
第二次世界大戦が行われた後、ドイツは、ソビエト・イギリス・フランス・アメリカの4つの国が支配することに。
ドイツの西側を管理するのが、イギリス・フランス・アメリカの仲良しグループ。
東側を管理するのが、ソビエトだ。
東西にわかれたドイツは、それぞれ西ドイツ、東ドイツと名乗り、戦争状態に。
この対立は、冷戦が終わるまで続く。
そして、1990年。
冷戦が終わった後、東西ドイツは仲良くなって、今のドイツになる。
冷戦は、ドイツ以外にも、ポーランドやベトナムなど、いろいろな国で行われた。
日本に近いところだと、朝鮮半島だ。
ソビエト側が北朝鮮、アメリカ側が韓国で、今でも戦争状態が続いている。
そんな冷戦が終わったのは、1989年のこと。
以来、一部をのぞき、世界は平和に発展してきた。
戦争のおそれが減った今、軍隊などにお金をかける軍事費も、大きく減っているはずだ。
・・・と思いきや、朝日新聞には、こんな記事が。
『世界の軍事費 冷戦後最多に』 朝日新聞
ストックホルム国際平和研究所というところがまとめた、2017年の世界の軍事費は、およそ180兆円。
ひとりあたり、およそ2万5千円。
1989年に冷戦が終わった後で、最高に多い軍事費だ。
中国や北朝鮮など、アジアの方で、戦争になりそうな空気があることから、こんなことになったらしい。
最後に、想像タイム。
世界の軍事費をランキングにしてみると、1位と2位の国が、3位を大きくひきはなしている。
1位と2位は、どこの国?
そして、日本は何位くらい?
想像してみてね。
・・・
1位は、アメリカ。
およそ64兆円。
2位は、中国。
こちらは、24兆円。
その差は大きい。
しかし、アメリカの軍事費が減っているのに対し、中国の軍事費は前の年の2倍にはねあがっている。
日本の軍事費は、およそ5兆円で、世界で8番目に多い。
写真は、第二次世界大戦後に行われた、ヤルタ会談。ウィキペディアより。
戦後のドイツやポーランドなどをどうするのかが、話し合われた。
冷戦は、ここからはじまったんだ。
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Posted by RAKUTO豊田校
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