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2017年10月21日 06:00 学び~理科
あの昆虫が大量発生~いったいどうして?
『鹿児島で××××大量発生 街灯に照明にざわざわ群がる』 朝日新聞
今年2017年の10月。
鹿児島で、ある昆虫が大量に発生したらしいよ。
この昆虫、別名をいろいろと持っている。
クサムシ、へこき虫、ヘッピリ、クサンボなどなど。
とてもくさいにおいを出すので、こんな名前をつけられちゃったんだって。
いったい、どんな昆虫?
みんな、わかる?
・・・
答えは、カメムシ。
カメムシは、カメムシ科の昆虫を言い表す言葉。
アオクサカメムシやニシキキンカメムシ、クサギカメムシなどの昆虫を、まとめてカメムシと呼ぶ。
さなぎにはならない、不完全変態。
カメムシの特ちょうは、くさいにおい。
「あぶない!」と感じると、後ろ足のわきから、くさいにおいの液体をとびちらせる。
たくさんのカメムシが集まっている場所で、1匹のカメムシがくさいにおいを出すと・・・
いったい、どんなことがおこると思う?
他のカメムシは、どうするのかな?
・・・
答えは、みんないっせいに逃げ出す。
みんなが逃げ出すほどくさいのか・・・といえば、そうでもないみたい。
みんなが逃げ出すのは、くさいにおいが、あぶないことがおこりそうだという合図の役目をはたしているから。
「あぶないことがおこっている!」
そう感じたら、それは、みんな逃げ出すよね。
ただ、くさいにおいは、カメムシにとっても体によくないものらしい。
くさいにおいの液体をはなったカメムシを、においとともにビンに閉じ込めておくと、そのカメムシは死んでしまうこともあるらしい。
なんともおそろしい液体だ。
さて、この10月、鹿児島県のいろいろなところで、カメムシが大量に発生したらしい。
町の中にある街灯(がいとう)などの明かりに、ざわざわと群がっていたんだって。
なんで、こんなにたくさんのカメムシが、町にいるんだろう?
その原因は、9月17日から18日にかけて日本をおそった、あいつだ。
9月17日から18日にかけて。
日本にやってきたのは、何だったっけ?
・・・
答えは、台風18号。
長い歴史の中でも、日本の主な島である、九州・四国・本州・北海道の4つ全てに上陸したのは、この台風だけ。
ちょうど3連休の時にやってきたので、覚えている子もいるのでは。
今年、山の中では、スギやヒノキの実がたくさんみのっていた。
それをエサにしているカメムシたちも、大喜び。
ところが、台風18号のせいで、山の中があらされて、スギやヒノキの実を食べることができなくなった。
エサがなくなったカメムシたちは、おなかをすかせて、町に近い畑などにやってきた。
これが、カメムシが大量発生したしくみだ。
カメムシは、人間に悪さをすることはない。
しかし、畑に実っているナシやカキなどのしるをすって、ダメにしてしまう。
台風のせいで、カメムシが大量発生して、畑をあらしまわる。
なんとも、めいわくな話だね。
カメムシたちは、寒くなるといなくなる。
気温が15度を下回るようになると、少しずつ減っていくんだって。
そろそろ減り始めるころなのかな?
写真は、ハサミツノカメムシ。ウィキペディアより。
⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
今年2017年の10月。
鹿児島で、ある昆虫が大量に発生したらしいよ。
この昆虫、別名をいろいろと持っている。
クサムシ、へこき虫、ヘッピリ、クサンボなどなど。
とてもくさいにおいを出すので、こんな名前をつけられちゃったんだって。
いったい、どんな昆虫?
みんな、わかる?
・・・
答えは、カメムシ。
カメムシは、カメムシ科の昆虫を言い表す言葉。
アオクサカメムシやニシキキンカメムシ、クサギカメムシなどの昆虫を、まとめてカメムシと呼ぶ。
さなぎにはならない、不完全変態。
カメムシの特ちょうは、くさいにおい。
「あぶない!」と感じると、後ろ足のわきから、くさいにおいの液体をとびちらせる。
たくさんのカメムシが集まっている場所で、1匹のカメムシがくさいにおいを出すと・・・
いったい、どんなことがおこると思う?
他のカメムシは、どうするのかな?
・・・
答えは、みんないっせいに逃げ出す。
みんなが逃げ出すほどくさいのか・・・といえば、そうでもないみたい。
みんなが逃げ出すのは、くさいにおいが、あぶないことがおこりそうだという合図の役目をはたしているから。
「あぶないことがおこっている!」
そう感じたら、それは、みんな逃げ出すよね。
ただ、くさいにおいは、カメムシにとっても体によくないものらしい。
くさいにおいの液体をはなったカメムシを、においとともにビンに閉じ込めておくと、そのカメムシは死んでしまうこともあるらしい。
なんともおそろしい液体だ。
さて、この10月、鹿児島県のいろいろなところで、カメムシが大量に発生したらしい。
町の中にある街灯(がいとう)などの明かりに、ざわざわと群がっていたんだって。
なんで、こんなにたくさんのカメムシが、町にいるんだろう?
その原因は、9月17日から18日にかけて日本をおそった、あいつだ。
9月17日から18日にかけて。
日本にやってきたのは、何だったっけ?
・・・
答えは、台風18号。
長い歴史の中でも、日本の主な島である、九州・四国・本州・北海道の4つ全てに上陸したのは、この台風だけ。
ちょうど3連休の時にやってきたので、覚えている子もいるのでは。
今年、山の中では、スギやヒノキの実がたくさんみのっていた。
それをエサにしているカメムシたちも、大喜び。
ところが、台風18号のせいで、山の中があらされて、スギやヒノキの実を食べることができなくなった。
エサがなくなったカメムシたちは、おなかをすかせて、町に近い畑などにやってきた。
これが、カメムシが大量発生したしくみだ。
カメムシは、人間に悪さをすることはない。
しかし、畑に実っているナシやカキなどのしるをすって、ダメにしてしまう。
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鳥類~鳥ってどんな生き物?
爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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