愛知県豊田市の小学生学習塾 「自分で考える」が好きになる。RAKUTO豊田校

愛知県豊田市の小学生学習塾 「自分で考える」が好きになる。RAKUTO豊田校 › 学び~理科 › 梅雨の花といえば・・・紫陽花って、どんな花?

◆◆◆ 基幹コースの残席情報  ◆◆◆

2017年06月29日 06:00  学び~理科

梅雨の花といえば・・・紫陽花って、どんな花?

梅雨のこの時期、雨の中でさきほこる、とてもきれいな花があるよ。
漢字で書くと、「紫陽花」。
いったい、何の花だと思う?



・・・



答えは、アジサイ。

アジサイが、なんで「アジサイ」と呼ばれているのか。
いくつかの説があるんだけど、その中のひとつを紹介するね。

「アジサイ」は、もともと「アズサイ」だった。

「アズ」は、漢字で書くと「集」。
集まるという意味だ。

「サ」は、漢字で書くと「真」。
本物というような意味だね。

「サイ」は、ある色の事。
つまり、「アジサイ」の意味は、「本物のある色が集まっている」ということになる。

ここで、想像タイム。

ある色とは、何色だと思う?
アジサイって、何色だったっけ?



・・・



「アズサイ」は、「集真藍」と書く。
つまり、藍色(あいいろ)が集まったものという意味だ。

藍色は、青やこん色に近い色。
いわれてみれば、アジサイは、青や紫のイメージがあるよね。


さて、こんなアジサイ、ちょっと変わったところのある花なんだ。

まずひとつめに、2種類の花があること。

ひとつは、「装飾花(しょうしょくか)」。
こちらは、実は花ではない。
がくが大きくなって、花のように見えるだけ。

もうひとつは、「真の花」。
こちらが、実は、本物の花。

よくみかける手まりのようにまるく花が集まったアジサイは、「ホンアジサイ」という種類のアジサイ。
小さなかわいい花に見えるのは、実は装飾花。
にせものの花なんだ。

本物の花は、手まりの中に、そっと咲いている。
手まりの裏がわをのぞいてみると、こっそりと咲いた真の花をみることができるはず。


次は、色がいろいろと変わるところ。
アジサイの花は、藍色だったり紫だったり、いろいろな色に変化する。

アジサイの花は、もともとは白色。
足元の土がアルカリ性だと、白から赤っぽく変わっていく。
同じく酸性だと、白から青っぽく変わっている。

土によって、花の色が変わっていくんだね。
アジサイって、面白い。
みんなも、アジサイの花を見つけたら、しっかりと観察してみよう。

写真は、アジサイ。ウィキペディアより。

梅雨の花といえば・・・紫陽花って、どんな花?




⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら



同じカテゴリー(学び~理科)の記事画像
鳥類~鳥ってどんな生き物?
爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
同じカテゴリー(学び~理科)の記事
 鳥類~鳥ってどんな生き物? (2019-03-14 06:00)
 爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう (2019-03-08 06:00)
 哺乳類と魚類~クジラはどっち? (2019-03-07 06:00)
 生き物~ふたつに分けると、何と何? (2019-03-05 06:00)
 白と黒~シマウマのしましまもようは何のため? (2019-03-01 06:00)
 絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ (2019-02-28 06:00)

Posted by RAKUTO豊田校 │コメント(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
このページの先頭へ
削除
梅雨の花といえば・・・紫陽花って、どんな花?
    コメント(0)