あの動物が行方不明～寒さで死んじゃった？

ここ数日、寒い日が続いてるね。
特に、先週の土曜日２０１７年１月１４日から日曜日１５日にかけては、日本中のあちこちから、「大雪だぁ！」というニュースが飛び込んできてた。

大学を受験するための、センター試験。
こちらも、雪のせいで、時間が遅れたりして、９０００千人に影響が出たんだって。
センター試験の日は、今年に限らず、雪になる日が多い感じがする。
そういえば、うちの長男がセンター試験を受けた日も、帰りが大雪で、車で会場まで迎えに行ったんだった。


さて、こんなに寒い日が続くと、いろいろなニュースが飛び込んでくる。
名古屋市の東山動物園からは、こんなニュースが。

『東山動物園　×××××が行方不明』　朝日新聞

ある動物が、行方不明（ゆくえふめい）になったらしい。
動物園の人によると、「寒さで死んでしまったのでは？」とのこと。

さて、いったい、何が行方不明になったんだろう？
寒さで死んじゃうなんて、よほど温かいところが好きな動物なんだろうね。
今からヒントを出すから、みんな、どんな動物か、予想してみてね。

ヒントは・・・

こわい。
長い。
くねくね。



・・・



どう？
わかった？

答えは、ヘビ。

今回行方不明になったのは、ニシキヘビ。
みんな、ニシキヘビって、どんなヘビか知ってる？

ニシキヘビは、爬虫綱（はちゅうこう）有隣目（ゆうりんもく）ニシキヘビ科の動物。
アフリカやオーストラリア、インドネシアなどの、あたたかいところに住んでいる。

ニシキヘビは、大きい。
アミメニシキヘビというニシキヘビは、大きなもので１０メートル近くにまで成長する。
ヘビの中でも、一番長い。

コブラのように、毒はない。
しかし、胴体がとても太く、ぎゅぎゅーっとしめつける力が、とんでもなく強い。
獲物（えもの）を捕らえる時は、ぎゅぎゅーっとしめつけて、息をできなくしちゃうんだ。

そんなニシキヘビが行方不明なんて、こわくて動物園に行けないよ・・・なんて思うかもしれないけれど、そこはご安心。

ニシキヘビは、おとなしい。
人をおそうことは、めったにない。

また、今回行方不明になったヘビは、カーペットニシキヘビという種類。
カーペットニシキヘビは、大きいもので３メートルくらいなので、そんなに大きくない。
しかも、今回行方不明になっているのは、赤ちゃんヘビで、その長さ５０センチメートル。
これなら、こわくないでしょ？

ただ、先ほどにも出てきたように、すでに寒さで死んじゃったと思われる。
赤ちゃんヘビが寒さで死んじゃうなんて、ちょっとかわいそうだよね。

写真は、カーペットニシキヘビ。ウィキペディアより。
いくら赤ちゃんでも、ばったり出会ったら怖いかも(^-^;




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