２０１６年今年の漢字～選ばれたのは、あの漢字！

１２月に入って、いよいよ年末が近づいてきたね。
この時期になると、必ず話題になるニュースがあるよ。
流行語大賞とか、インターネットサイトの検索大賞など、一年を振り返るニュースたちだ。

しばらく前に、１２月１２日に発表される「今年の漢字」を予想してみようという記事を書いたよ。

『２０１６今年の漢字～どんな漢字が選ばれるのかな？』
http://rakuto-toyota.jp/e389894.html

みんなは、どんな漢字を予想したかな？

「今年の漢字」には、日本漢字能力検定協会が集めるアンケートで、一番票の多かった漢字が選ばれる。
その結果が、１２月１２日、京都の清水寺で、発表されたよ。

今年集まった票は、全部で１５３５６２票。
１位となった漢字には、このうち、６６５５の票が集まった。
その１位になった漢字とは・・・

「金」


何で、「金」が選ばれたんだろう？
みんな、なにか思い当たるニュース、ある？
２０１６年って、どんな出来事があったっけ？



・・・


まずは、なんといっても、リオオリンピック。
日本の選手が、とてもがんばった。
日本人が勝ち取った金メダルの数は、１２個。
他にも、銀メダル８個、銅メダル２１個の、合計４１個ものメダルを勝ち取った。
これは、すごいね。


スポーツといえば、金字塔（きんじとう）とよばれる、すごい記録を打ち立てた選手が、何人かいるよ。

オリンピックでは、伊調馨（いちょうかおり）選手が、金メダルをとって、なんとこれで４連覇（４れんぱ）。
４年に１回しかないオリンピックで４連覇。
１２年間、チャンピオンであり続けている伊調選手。
すごいよね。

プロ野球では、イチロー選手。
メジャー通算３０００本安打を達成。
こちらも、金字塔と呼ばれるにふさわしい、大記録だ。


政治の世界では、金（きん）ではなく、金（かね）が話題になることが多かった。

２０１６年６月。
東京都の知事をしていた舛添要一（ますぞえよういち）さんが、してはいけないお金の使い方をしてしまい、知事をやめることになってしまった。
かわって、東京都知事になったのが、小池百合子（こいけゆりこ）さん。

小池さんは、さっそく、いろいろとお金がかかっている部分の見直しに、手を付けている。

まずは、築地市場（つきじしじょう）の問題。
東京などで食べられる魚をあつかう築地市場。
建物がとても古くなっていて、東京都は、新しく豊洲市場（とよすしじょう）を作り、今年１１月に、そこへひっこしする予定だった。

ところが、本来やっていなければいけない工事などがやられておらず、安心して魚をあつかうことができないことがわかって、ひっこしは延期。
ものすごいお金をかけた一大事業だったのに、東京都は何をやっているんだと、日本中のみんなからせめられる羽目になっちゃった。

そして、２０２０年東京オリンピックへむけた問題。
小池さんは、「お金がかかりすぎる」として、いろいろな協議の会場などを変更することを考えている。

アメリカでは、新しい大統領に、トランプさんが選ばれた。
トランプさんといえば、金髪（きんぱつ）に、金をたくさんあしらったトランプタワー。

金きらの衣装（いしょう）といえば、日本でブレークしたあの人だ。
そう、ピコ太郎。
ＰＰＡＰ、世界中で大ヒットしたよね。


他にも、マイナス金利なんていうニュースもあったね。

『先週の教室より～マイナス金利ってなんだ？』
http://rakuto-toyota.jp/e351598.html


ということで、「今年の漢字」に選ばれたのは、「金」。
次回は、２位以下の漢字も、見てみよう。
せっかくだから、２位から５位までに入った漢字を、予想してみてね。

写真は、トランプタワー。ウィキペディアより。




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