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もののしくみ研究室

2016年10月31日 06:00  学び~理科

せっかく小さくなったオゾンホール~今度は地球温暖化?

冷蔵庫(れいぞうこ)や冷房(れいぼう)など、ものを冷やすための装置。
そこでは、冷媒(れいばい)といって、ものを冷やすためのものが必要となる。

むかし、この冷媒に使われていたのが、フロンガスと呼ばれるもの。
ところが、このフロンガス、地球を危険な紫外線(しがいせん)などから守ってくれているオゾン層をこわしてしまう。
オゾンホールといわれる現象だ。

『大事なオゾンをこわすやつ!?』
http://rakuto-toyota.jp/e267489.html
『大事なオゾンをこわすやつ!?~その2』
http://rakuto-toyota.jp/e267488.html


1989年。
カナダのモントリオールで行われた会議で、フロンガスは使用禁止に。

かわりに使われるようになったのは、ハイドロフルオロカーボン(HFC)とよばれるもの。
代替フロン(だいたいフロン)とも呼ばれている。
HFCのおかげで、一時大きくなっていたオゾンホールも、だんだん小さくなってきた。

『オゾンホール回復~フロン対策がきいてきた!?』
http://rakuto-toyota.jp/e372369.html


これは、いいことだよね。

ところが。
HFC、代替フロンにも、大きな問題があったんだ。

フロンガスのかわりに使われるようになったHFC。
実は、二酸化炭素(にさんかたんそ)と同じく、地球温暖化の原因になるんだって。

しかも、そのいりょくは、二酸化炭素の数百~数千倍。
これは、困った。
せっかく、オゾンホールが小さくなってきたのに、地球温暖化がますます進んでしまっては意味がない。

そこで注目されるのが、二酸化炭素やアンモニア、プロパン、イソブタンなど、自然冷媒と呼ばれるものたち。

HFCとちがい、もともと自然の中にあるこうした冷媒。
これらを使うと、お金はたくさんかかるし、冷やす性能もHFCよりもぐぐっと低くなる。

しかし、地球環境には、とてもやさしいんだ。
そういうわけで、ヨーロッパや中国では、フロンや代替フロンを使わない「ノンフロン化」が、どんどん進んでいる。


ところが、日本では、その対策がとてもおくれているらしい。

『代替フロン規制 遅れる日本』 朝日新聞


日本では、フロンや代替フロンは、使い終わったらきちんと回収するように、法律でさだめられている。
ところが、その法律を守ってきちんと回収されているフロンたちは、全体の32パーセントだけ。
法律を、もっと強いものに整備しないと、ダメみたい。

そんな中、今年2016年10月、ルワンダの首都キガリで行われた会議で、世界中で、HFCをなるべく使わないようにするということが決められた。
これをうけて、日本でも、法律を見直す必要がある。
政府によると、2018年までに、オゾン層保護法(オゾンそうほごほう)などを見直して、HFCを使えなくしていくらしい。

オゾンを守るための代替フロンが、地球温暖化をまねく。
地球は大切にしなければいけないけど、いろいろとむずかしい問題があるんだね。

写真は、南極にぽっかりと空いたオゾンホール。ウィキペディアより。





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