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2016年10月07日 06:00 学び~社会
アメリカの新しい大統領~どうやって選ばれるの?
もうすぐ、アメリカで、新しい大統領を選ぶための選挙(せんきょ)が行われるよ。
今回、アメリカの大統領に立候補しているのは、ヒラリー・クリントンさん、ドナルド・トランプさんなど。
この2人は、よくテレビで名前が出てくるので、聞いたことのある子もおおいんじゃないかな?
今回の選挙、勝つのはどっちなんだろう?
とても、気になるよね。
ところで、アメリカの大統領って、どうやって選ばれるんだろう?
今日は、アメリカで行われる選挙のしくみを見てみよう。
・・・
大統領を選ぶ選挙に参加できるのは、18歳以上のアメリカ人。
そして、「わたし、選挙で投票したい!」と、役所などに届け出がされている人だ。
日本だと、住民台帳(じゅうみんだいちょう)というものがあって、どこにだれが住んでいて、今何歳なのかが、きちんと登録されている。
だから、18歳になると、自動的に「選挙で投票できる人」になることができる。
しかし、アメリカには、そういう台帳がないので、自分から「18歳になったので、投票させて!」と申し出しなければならないんだ。
今回、一般の人が大統領を選ぶ投票を行うのは、11月8日。
今から、一か月くらい後のことだね。
次の大統領は、クリントンさんかドナルドさんか、それともほかの人か、それを選ぶ選挙なんだけど、投票用紙に書くのは、選挙人と呼ばれる人や団体の名前だ。
クリントンさんやドナルドさんの名前を、直接書くわけではない。
選挙人とは、いっぱいの人たちの中から、これまた選挙で選ばれた、選挙のプロフェッショナル。
むかしのアメリカは、政治にくわしくない人がたくさんいた。
そうした人たちが大統領の名前を直接投票しようとしても、だれに入れたらよいのか、よくわからない。
そこで、選挙人というプロフェッショナルな人を間において、その人たちの話も聞きながら、大統領を選び出していた。
そのなごりが、今でも残っているんだね。
選挙人は、州ごとに、人数が決められている。
政治に大きく影響を与える州には、たくさんの選挙人がいる。
多いところでは、カリフォルニア州は55人、テキサス州38人など。
少ないところでは、アラスカ州やワイオミング州など、3人のところもある。
大統領選挙が近くなると、この選挙人たちが、「ぼくは、クリントンさんに投票するよ。」とか、「ドナルドさんに投票するよ。」と宣言する。
そして、11月8日の選挙では、一般の人たちが選挙人を選び出す。
クリントンさんが大統領になるといいなと思っている人は、「クリントンさんに投票するよ!」といっている選挙人の名前を書く。
ドナルドさんこそ、次の大統領にふさわしいと思っている人は、「ドナルドさんに投票するよ!」といっている選挙人の名前を書く。
そして、1票でもたくさんの票をあつめた選挙人が、その州のすべての票をもらうことができる。
例えば、ニューヨーク州。
ニューヨーク州の選挙人の数は、29人。
クリントンさんに投票したい選挙人Aさん。
ドナルドさんに投票したいBさん。
他にもCさんなどがいるとしよう。
選挙の結果、Aさんが101票、Bさんが100票、Cさんが10票だったとする。
(じっさいは、もっと大きな数字だけど、わかりやすく小さな数字で)
この結果、101票のAさんの勝ち。
Aさんは、ニューヨーク州の代表として、選挙人29人分のすべて票をもらうことができる。
そして、12月中旬に行われる最後の投票で、クリントンさんに29の票を入れることができるんだ。
「ドナルドさんがいい!」と、Bさんに投票した人が100人もいるんだけど、それでもBさんの分もふくめた29票すべてが、クリントンさんに入れられることになる。
ちょっと変わっているけど、この方法を勝者総取り方式(しょうしゃそうどりほうしき)といって、一部の州をのぞいて、この方法で争われることになる。
11日8日の選挙で選ばれた選挙人たち。
12月中旬にそれぞれの票をもちよって、最後の選挙を行い、新しい大統領を選び出す。
選挙人たちは、あらかじめ「こっちに投票するよ!」と宣言しているので、その結果は12月の選挙を待つことなく、11月8日の選挙でわかっているはず。
いったい、だれが新しい大統領になるんだろう?
楽しみだね。
写真は、アメリカテキサス州で使われた投票用紙。ウィキペディアより。
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⇒レッスンの様子はこちら
今回、アメリカの大統領に立候補しているのは、ヒラリー・クリントンさん、ドナルド・トランプさんなど。
この2人は、よくテレビで名前が出てくるので、聞いたことのある子もおおいんじゃないかな?
今回の選挙、勝つのはどっちなんだろう?
とても、気になるよね。
ところで、アメリカの大統領って、どうやって選ばれるんだろう?
今日は、アメリカで行われる選挙のしくみを見てみよう。
・・・
大統領を選ぶ選挙に参加できるのは、18歳以上のアメリカ人。
そして、「わたし、選挙で投票したい!」と、役所などに届け出がされている人だ。
日本だと、住民台帳(じゅうみんだいちょう)というものがあって、どこにだれが住んでいて、今何歳なのかが、きちんと登録されている。
だから、18歳になると、自動的に「選挙で投票できる人」になることができる。
しかし、アメリカには、そういう台帳がないので、自分から「18歳になったので、投票させて!」と申し出しなければならないんだ。
今回、一般の人が大統領を選ぶ投票を行うのは、11月8日。
今から、一か月くらい後のことだね。
次の大統領は、クリントンさんかドナルドさんか、それともほかの人か、それを選ぶ選挙なんだけど、投票用紙に書くのは、選挙人と呼ばれる人や団体の名前だ。
クリントンさんやドナルドさんの名前を、直接書くわけではない。
選挙人とは、いっぱいの人たちの中から、これまた選挙で選ばれた、選挙のプロフェッショナル。
むかしのアメリカは、政治にくわしくない人がたくさんいた。
そうした人たちが大統領の名前を直接投票しようとしても、だれに入れたらよいのか、よくわからない。
そこで、選挙人というプロフェッショナルな人を間において、その人たちの話も聞きながら、大統領を選び出していた。
そのなごりが、今でも残っているんだね。
選挙人は、州ごとに、人数が決められている。
政治に大きく影響を与える州には、たくさんの選挙人がいる。
多いところでは、カリフォルニア州は55人、テキサス州38人など。
少ないところでは、アラスカ州やワイオミング州など、3人のところもある。
大統領選挙が近くなると、この選挙人たちが、「ぼくは、クリントンさんに投票するよ。」とか、「ドナルドさんに投票するよ。」と宣言する。
そして、11月8日の選挙では、一般の人たちが選挙人を選び出す。
クリントンさんが大統領になるといいなと思っている人は、「クリントンさんに投票するよ!」といっている選挙人の名前を書く。
ドナルドさんこそ、次の大統領にふさわしいと思っている人は、「ドナルドさんに投票するよ!」といっている選挙人の名前を書く。
そして、1票でもたくさんの票をあつめた選挙人が、その州のすべての票をもらうことができる。
例えば、ニューヨーク州。
ニューヨーク州の選挙人の数は、29人。
クリントンさんに投票したい選挙人Aさん。
ドナルドさんに投票したいBさん。
他にもCさんなどがいるとしよう。
選挙の結果、Aさんが101票、Bさんが100票、Cさんが10票だったとする。
(じっさいは、もっと大きな数字だけど、わかりやすく小さな数字で)
この結果、101票のAさんの勝ち。
Aさんは、ニューヨーク州の代表として、選挙人29人分のすべて票をもらうことができる。
そして、12月中旬に行われる最後の投票で、クリントンさんに29の票を入れることができるんだ。
「ドナルドさんがいい!」と、Bさんに投票した人が100人もいるんだけど、それでもBさんの分もふくめた29票すべてが、クリントンさんに入れられることになる。
ちょっと変わっているけど、この方法を勝者総取り方式(しょうしゃそうどりほうしき)といって、一部の州をのぞいて、この方法で争われることになる。
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Posted by RAKUTO豊田校
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