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サイ密漁~いったい何のためにサイを殺すの?
昨日は、サイが、どの動物の仲間に分類されているのかを、見てみたよ。
『サイ密漁~本題の前に動物の分類について』
http://rakuto-toyota.jp/e379284.html
今回は、その続き。
『サイ密漁 絶滅の危機』 朝日新聞
朝日新聞の記事によると、密漁(みつりょう)によって、サイが絶滅(ぜつめつ)しそうになっているらしい。
サイは、ウマ目、別名、奇蹄目(きていもく)の仲間の動物だ。
今、世界には、5種類のサイがいる。
アフリカ大陸にいるのが、シロサイにクロサイ。
インドやネパールにいるのが、インドサイ。
マレーシアやインドネシアにいるのが、ジャワサイとスマトラサイだ。
これらの5種類のサイは、いずれもその数が減少している。
とくに、ジャワサイは、地球上でもっとも数が少ない、大型の動物といわれている。
1960年代に行われた調査では、その数たったの25頭。
ジャワサイ以外のサイも、その数はどんどん減っていて、このままでは、絶滅(ぜつめつ)するかもしれないと、みんなが心配されている。
そして、サイを守ろうという活動が、それぞれの国で行われている。
そんな中、サイを密漁、つまりひみつでつかまえてしまう、悪い人がたくさんいるんだって。
2014年、南アフリカでは、密漁によって、1215頭のサイが殺されちゃった。
サイを密漁して、いったいどうるすんだろう?
ここからは、去年の記事で、復習だ。
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オスのキタシロサイを24時間警備 CNN
みんな、ケニアっていう国を、知ってる?
正式には、ケニア共和国。
アフリカの東の方、インド洋に面している。
アメリカ大統領のオバマさんとの関係でも、有名な国だ。
オバマさんは、ケニアで育ったわけではないけど、そのお父さんとお母さんは、ケニア人なんだ。
ケニアは、赤道直下にあるので、とても暑い。
海に近い場所の平均気温は26度。
沖縄の那覇市(なはし)が23度くらいだから、とても暑いことがよくわかる。
ところが、ケニアの国土の大半は、標高1100~1800メートルの高原になっている。
サバンナとよばれる高原の平均気温は、19度。
ちょっと、すずしい。
気温だけ見ると、鹿児島県と同じくらい。
雨が少ないので、鹿児島県と比べると、とても乾燥しているけどね。
こんなケニアの国で、ちょっと変わったことがおきているみたい。
それは、ケニアの真ん中あたりにある、自然保護区でのこと。
まずは、写真(CNNサイトより)を見てみてね。
銃(じゅう)をもった兵隊さんが、一頭のサイを取り囲んでいる。
サイを殺そうとしているわけではない。
サイを守ろうとしているんだ。
守られているのは、オスのキタシロサイ。
名前は、ナジン。
ナジンは、兵隊さんによって、24時間体制で守られている。
ここで、想像タイム。
ケニアが、兵隊さんまで使って守ろうとしているキタシロサイのナジン。
いったい、なぜ、ここまでして守らなければならないの?
どんな理由があるんだろう?
想像してみてね。
・・・
実は、ナジンは、世界で1匹しかいない、オスのキタシロサイなんだ。
もしも、ナジンが死んでしまったら・・・
キタシロサイは、この世界から姿を消すことになる。
メスのキタシロサイ数頭はまだ生きているけど、たった1匹しかいないオスのナジンが死んでしまえば、もう子どもがうまれることはない。
キタシロサイは、絶滅してしまう。
だから、ここまでして、守らなければならないんだね。
それにしても、守ってくれるのが、兵隊さんっていうのは、どういうことなんだろう?
死なないようにするんだったら、お医者さんがそばにいた方がよいと思わない?
ここで、もう一度、想像タイム。
兵隊さんは、いったい何からサイを守っているんだろう?
銃まで持っているということは、そうとう危険なことがサイに起こるかもしれないということ?
サイの命をおびやかすものは、いったい何?
想像してみてね。
・・・
答えは、人間だ。
サイの角は、いろいろな病気の薬になるといわれている。
悪い人たちは、そこに目をつけて、サイの角を高い値段で売っている。
角を売ろうと思えば、とうぜん、サイを殺して角を手に入れなければならない。
兵隊さんたちは、そういう悪い人たちから、サイを守ってくれているんだ。
さて。
25才になったナジン。
近くには、メスのキタシロサイが、2頭くらしている。
42才のスーダンと、15才のファトゥだ。
彼女たちと仲良くなって、はやく子どもができるといいね。
それにしても、人間の中には、ひどい人がいるものだ。
今回紹介したサイだけではなく、ゾウなども悪い人たちの被害にあって、絶滅しそうになっている。
動物たちは、地球の仲間。
大切にしてあげたいよね。
『白いダイヤのお取引~もはや制御不能!?』
http://rakuto-toyota.jp/e299889.html
⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
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今回は、その続き。
『サイ密漁 絶滅の危機』 朝日新聞
朝日新聞の記事によると、密漁(みつりょう)によって、サイが絶滅(ぜつめつ)しそうになっているらしい。
サイは、ウマ目、別名、奇蹄目(きていもく)の仲間の動物だ。
今、世界には、5種類のサイがいる。
アフリカ大陸にいるのが、シロサイにクロサイ。
インドやネパールにいるのが、インドサイ。
マレーシアやインドネシアにいるのが、ジャワサイとスマトラサイだ。
これらの5種類のサイは、いずれもその数が減少している。
とくに、ジャワサイは、地球上でもっとも数が少ない、大型の動物といわれている。
1960年代に行われた調査では、その数たったの25頭。
ジャワサイ以外のサイも、その数はどんどん減っていて、このままでは、絶滅(ぜつめつ)するかもしれないと、みんなが心配されている。
そして、サイを守ろうという活動が、それぞれの国で行われている。
そんな中、サイを密漁、つまりひみつでつかまえてしまう、悪い人がたくさんいるんだって。
2014年、南アフリカでは、密漁によって、1215頭のサイが殺されちゃった。
サイを密漁して、いったいどうるすんだろう?
ここからは、去年の記事で、復習だ。
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みんな、ケニアっていう国を、知ってる?
正式には、ケニア共和国。
アフリカの東の方、インド洋に面している。
アメリカ大統領のオバマさんとの関係でも、有名な国だ。
オバマさんは、ケニアで育ったわけではないけど、そのお父さんとお母さんは、ケニア人なんだ。
ケニアは、赤道直下にあるので、とても暑い。
海に近い場所の平均気温は26度。
沖縄の那覇市(なはし)が23度くらいだから、とても暑いことがよくわかる。
ところが、ケニアの国土の大半は、標高1100~1800メートルの高原になっている。
サバンナとよばれる高原の平均気温は、19度。
ちょっと、すずしい。
気温だけ見ると、鹿児島県と同じくらい。
雨が少ないので、鹿児島県と比べると、とても乾燥しているけどね。
こんなケニアの国で、ちょっと変わったことがおきているみたい。
それは、ケニアの真ん中あたりにある、自然保護区でのこと。
まずは、写真(CNNサイトより)を見てみてね。
銃(じゅう)をもった兵隊さんが、一頭のサイを取り囲んでいる。
サイを殺そうとしているわけではない。
サイを守ろうとしているんだ。
守られているのは、オスのキタシロサイ。
名前は、ナジン。
ナジンは、兵隊さんによって、24時間体制で守られている。
ここで、想像タイム。
ケニアが、兵隊さんまで使って守ろうとしているキタシロサイのナジン。
いったい、なぜ、ここまでして守らなければならないの?
どんな理由があるんだろう?
想像してみてね。
・・・
実は、ナジンは、世界で1匹しかいない、オスのキタシロサイなんだ。
もしも、ナジンが死んでしまったら・・・
キタシロサイは、この世界から姿を消すことになる。
メスのキタシロサイ数頭はまだ生きているけど、たった1匹しかいないオスのナジンが死んでしまえば、もう子どもがうまれることはない。
キタシロサイは、絶滅してしまう。
だから、ここまでして、守らなければならないんだね。
それにしても、守ってくれるのが、兵隊さんっていうのは、どういうことなんだろう?
死なないようにするんだったら、お医者さんがそばにいた方がよいと思わない?
ここで、もう一度、想像タイム。
兵隊さんは、いったい何からサイを守っているんだろう?
銃まで持っているということは、そうとう危険なことがサイに起こるかもしれないということ?
サイの命をおびやかすものは、いったい何?
想像してみてね。
・・・
答えは、人間だ。
サイの角は、いろいろな病気の薬になるといわれている。
悪い人たちは、そこに目をつけて、サイの角を高い値段で売っている。
角を売ろうと思えば、とうぜん、サイを殺して角を手に入れなければならない。
兵隊さんたちは、そういう悪い人たちから、サイを守ってくれているんだ。
さて。
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爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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