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もののしくみ研究室

2016年09月10日 06:00  学び~社会

水深210メートル~摩周湖でとらえられた生き物とは?(その4)

ここ数回、北海道の摩周湖(ましゅうこ)について、お話しをしているよ。

『水深210メートル~摩周湖でとらえられた生き物とは?(その1)』
http://rakuto-toyota.jp/e377985.html
『水深210メートル~摩周湖でとらえられた生き物とは?(その2)』
http://rakuto-toyota.jp/e378247.html
『水深210メートル~摩周湖でとらえられた生き物とは?(その3)』
http://rakuto-toyota.jp/e378354.html


その摩周湖で見つかった、なぞの足あと。
足あとをつけたのが、いったい、どんな生き物なのか?
その正体が、ついに、わかったらしい。

『摩周湖底 ××××捕獲』 朝日新聞


かつて、透明度世界一をほこった摩周湖。
当時の透明度は、41.6メートル。

その透明度も、だんだん低くなってきている。
2014年の調査では、18.6メートルと、むかしの半分以下になってしまった。


透明度が落ちた原因は、いろいろと考えられる。
そのひとつが、地球温暖化。

地球温暖化によって、水があたたかくなった摩周湖。
かつては、冬になると、びしっと凍っていた湖の表面が、最近は凍らないことが多くなった。

凍っていない摩周湖の水は、空気によって冷やされる。
すると、その冷たい水と、底の方の温かい水とが、ぐるぐると回り出す。
対流(たいりゅう)と呼ばれる現象だ。
この対流によって水がかきまぜられたようになってしまっているらしい。

少しにごってしまったとはいえ、摩周湖の水がとてもきれいなことには変わりがない。
水がきれいということは、プランクトンやプランクトンのしがいなどが少ないということだ。
となると、それらをエサにしている生き物も、少ないということになる。

とくに、摩周湖の深い場所は、生き物が住めるような場所ではないはずだ。
今まで、摩周湖の176メートルよりも深い場所では、生き物が見つかったことはない。


ところが。
昨年、摩周湖の深い深い底の場所に、足あとが見つかった。

見つかった場所の深さは、211メートル。
これには、学者さんたちもびっくり。

いったい、何の足あとなのか。
さっそく調査が開始された。
そして、今年2016年9月、ついに足あとをつけた生き物が捕らえられた。

その生き物とは・・・と、ここで想像タイム。

プランクトンなどをのぞくと、摩周湖に住んでいる生き物は、次の5種類。
エゾサンショウウオ、ウチダザリガニ、ニジマス、ヒメマス、エゾウグイだ。

この中のどれかが、足あとをつけた犯人だ。
エサの少ない深い場所でも生きていけそうな生き物。
いったい、どれだと思う?



・・・



今回つかまったのは、ウチダザリガニ。
大きさ8~10センチメートルのザリガニが、3匹つかまったんだって。

そもそもザリガニは、こんなに深い場所に住む生き物ではない。
日本では、深さ100メートルをこえるようば深さで、ザリガニが見つかったことはない。

今回見つかったのは、深さ210メートルの場所。
ろくにエサもない、深い場所で、ザリガニはいったいどうやって生きているのか。

くわしいことはよくわかっていないけど、学者さんによると、底につもった有機物(ゆうきぶつ)、つまりプランクトンのしがいなどを食べてくらしているのかもしれないとのこと。

ザリガニくん、がんばってるね。


写真は、アメリカザリガニ。
「カニ」がつくけど、カニの仲間じゃありませーん。




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