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2016年07月23日 06:00 学び~社会
日本にあらたな世界遺産~いったいどんな建物?
『国内の世界遺産は20件目 西洋美術館などの登録決定』 朝日新聞
朝日新聞の記事によると、日本に新しい世界遺産が登場したらしいよ。
いったい、どんな遺産なんだろう?
・・・
今回、世界遺産に登録されたのは、「ル・コルビュジエの建築作品(けんちくさくひん)」。
日本、フランスなどの7つの国が、「世界遺産にしてほしい。」と申請(しんせい)していた。
そして、今回、それが、世界遺産として、みとめられたんだ。
ル・コルビュジエは、スイス生まれの建築家。
フランスなどでかつやくして、世界の三大名匠(さんだいめいしょう)とよばれるほどの、すごい人だ。
ル・コルビュジエは、建築において大切なものは、床と柱、階段の3つだとして、ドミノシステムというものを完成した。
そして、近代建築の5原則として、次の5つを提案した。
ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平に連続している窓、自由な正面。
ピロティとは、建物の1階の一部で、柱だけになっている部分のこと。
ル・コルビュジエやその弟子たちは、こうした考えをもとに、世界中でたくさんのすごい建物を作ったんだ。
そして、今回、7つの国にあるル・コルビュジエの作品が、世界遺産としてみとめられた。
ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸(フランス)
ぺサックの集合住宅(フランス)
サヴォア邸(フランス)
ナンジュセール・エ・コリ通りのアパート(フランス)
マルセイユのユニテ・ダビタシオン(フランス)
サン・ディエの工場(フランス)
ロンシャンの礼拝堂(フランス)
カップ・マルタンの小屋(フランス)
ラ・トゥーレットの修道院(フランス)
フィルミニの文化と青少年の家(フランス)
レマン湖畔の小さな家(スイス)
イムーブル・クラルテ(スイス)
ヴァイセンホフ・ジードルングの住宅(ドイツ)
ギエット邸(ベルギー)
クルチェット邸(アルゼンチン)
チャンディガールのキャンピトル・コンプレックス(インド)
国立西洋美術館(日本)
ヨーロッパのフランスや、南アメリカのアルゼンチン、そして日本など、いろいろな国の建物がえらばれているね。
大陸をまたいだ世界遺産は、今回がはじめてなんだって。
日本の国立西洋美術館は、ル・コルビュジエが設計した国内唯一の建物だ。
ピロティー、スロープ、自然光を利用した照明など、ル・コルビュジエの特徴が、とてもよく出ている建物なんだって。
建てられたのは、1959年。
第二次世界大戦で日本が負けてから、14年後のことだ。
日本が負ける前、フランスでたくさんの美術品などを集めていた、松方幸次郎さん。
その松方さんが集めた美術品は、日本が戦争に負けた時に、フランスに取り上げられちゃった。
その松方コレクションが日本に返してもらえることになり、それを展示するために建てられたのが、国立西洋美術館だ。
この建物は、戦争にまけて元気のなかったたくさんの日本人を、勇気づけてくれたんだって。
ル・コルビュジエが設計したというだけではなく、日本の歴史にとっても、大切な建物なんだね。
さて、RAKUTO豊田校は、来週から夏期講習ウィーク。
ブログは、むかしの記事をのせていくのだけど、今回は、世界遺産について復習していこうと思う。
楽しみにしていてね。
写真は、国立西洋美術館。ウィキペディアより。
⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
朝日新聞の記事によると、日本に新しい世界遺産が登場したらしいよ。
いったい、どんな遺産なんだろう?
・・・
今回、世界遺産に登録されたのは、「ル・コルビュジエの建築作品(けんちくさくひん)」。
日本、フランスなどの7つの国が、「世界遺産にしてほしい。」と申請(しんせい)していた。
そして、今回、それが、世界遺産として、みとめられたんだ。
ル・コルビュジエは、スイス生まれの建築家。
フランスなどでかつやくして、世界の三大名匠(さんだいめいしょう)とよばれるほどの、すごい人だ。
ル・コルビュジエは、建築において大切なものは、床と柱、階段の3つだとして、ドミノシステムというものを完成した。
そして、近代建築の5原則として、次の5つを提案した。
ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平に連続している窓、自由な正面。
ピロティとは、建物の1階の一部で、柱だけになっている部分のこと。
ル・コルビュジエやその弟子たちは、こうした考えをもとに、世界中でたくさんのすごい建物を作ったんだ。
そして、今回、7つの国にあるル・コルビュジエの作品が、世界遺産としてみとめられた。
ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸(フランス)
ぺサックの集合住宅(フランス)
サヴォア邸(フランス)
ナンジュセール・エ・コリ通りのアパート(フランス)
マルセイユのユニテ・ダビタシオン(フランス)
サン・ディエの工場(フランス)
ロンシャンの礼拝堂(フランス)
カップ・マルタンの小屋(フランス)
ラ・トゥーレットの修道院(フランス)
フィルミニの文化と青少年の家(フランス)
レマン湖畔の小さな家(スイス)
イムーブル・クラルテ(スイス)
ヴァイセンホフ・ジードルングの住宅(ドイツ)
ギエット邸(ベルギー)
クルチェット邸(アルゼンチン)
チャンディガールのキャンピトル・コンプレックス(インド)
国立西洋美術館(日本)
ヨーロッパのフランスや、南アメリカのアルゼンチン、そして日本など、いろいろな国の建物がえらばれているね。
大陸をまたいだ世界遺産は、今回がはじめてなんだって。
日本の国立西洋美術館は、ル・コルビュジエが設計した国内唯一の建物だ。
ピロティー、スロープ、自然光を利用した照明など、ル・コルビュジエの特徴が、とてもよく出ている建物なんだって。
建てられたのは、1959年。
第二次世界大戦で日本が負けてから、14年後のことだ。
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その松方さんが集めた美術品は、日本が戦争に負けた時に、フランスに取り上げられちゃった。
その松方コレクションが日本に返してもらえることになり、それを展示するために建てられたのが、国立西洋美術館だ。
この建物は、戦争にまけて元気のなかったたくさんの日本人を、勇気づけてくれたんだって。
ル・コルビュジエが設計したというだけではなく、日本の歴史にとっても、大切な建物なんだね。
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Posted by RAKUTO豊田校
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