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2016年07月11日 06:00 学び~社会
温暖化対策に新展開~いったいどんな技術?
『予想外の速さ、温暖化対策に新展開』 朝日新聞
二酸化炭素などの温暖化ガスによって、地球があたたかくなってしまう地球温暖化。
その温暖化をストップするために、世界中のみんなが、二酸化炭素の量を減らそうとがんばっている。
そんな中、朝日新聞には、こんな記事が。
『予想外の速さ、温暖化対策に新展開』 朝日新聞
温暖化対策に、新展開だって。
二酸化炭素を減らすための、よい方法でも見つかったのかな?
「予想外の速さ」って、いったい何が速いんだろう?
・・・
今回、記事になっているのは、CCS(シーシーエス)と呼ばれる技術だ。
まずは、1年半前の記事で、CCSについておさらいだ。
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中電「地中へCO2」構想 朝日新聞
中電というと、中部電力のことだね。
この中部地方で、電気を作って送ってくれている会社だよ。
その中電が、「地中へCO2」という構想をねっているらしい。
いったい、何をしているの?
・・・
みんな、CO2(シーオーツー)って、聞いたことある?
二酸化炭素(にさんかたんそ)のことだよ。
物を燃やすと、必ず出るのがCO2.
人間は、普段の生活をする中で、たくさんのものを燃やしているよ。
たとえば、自動車のエンジン。
エンジンの中では、ガソリンをがんがん燃やしている。
みんなが毎日使っている「あれ」を作るためにも、ガスなどがぐんぐん燃やされている。
「あれ」って、なんだと思う?
「あれ」がないと、夜中まっくらで、困っちゃう。
・・・
そう、「あれ」とは、電気のことだ。
電気の作り方にはいろいろあるけど、今の日本で一番多いのは、火力発電といわれるもの。
天然ガスなどを燃やして、そのエネルギーを使って電気を作るんだ。
自動車や発電などで、たくさん出されるCO2。
なにも悪さをしなければいいのだけど、地球温暖化(ちきゅうおんだんか)のひとつの原因だとされている。
二酸化炭素が増えすぎると、大気の中に熱がこもって、地球全体が熱くなるんだって。
さて。
2011年3月におこった原子力発電所の事故いらい、日本では火力発電をがんがん使っている。
ところが、最近、外国から輸入している天然ガスの値段が、とても高くなっている。
電気を作る材料になっている天然ガスが高くなれば、とうぜん電気代も高くなる。
電気は、みんなが使うものなので、それは困る。
そこで、中電は考えた。
「燃やすものを、天然ガスから石炭に変えよう。」
そう、石炭は、天然ガスよりも安く手に入るので、電気代も安くできる。
これは、いいよね。
しかし、ひとつ問題が。
それは、CO2の問題。
石炭を燃やすと、天然ガスを燃やした時よりも、よりたくさんのCO2が発生するんだ。
ただでさえ、地球温暖化が問題になっている時代、これはゆるされないかも。
そこで「地中にCO2」構想だ。
石炭を燃やしてたくさん発生したCO2を、空気中に出すのではなく、地中にうめてしまうのだ。
うめるのは、深さ1000~3000メートルの場所。
この深さには、すきまの多い岩石がたくさんある。
そのすきまに、CO2を送り込む。
そんなことして、地球は大丈夫なの?
ちょっと心配になるけれど、地中に送り込まれたCO2は、長い時間をかけて、鉱物(こうぶつ)に変わっていくんだって。
まさに自然の力だ。すごい!
中電の構想、うまくいくといいね。
ちなみに、地中にCO2を送り込むこの技術は、CCS(シーシーエス)と呼ばれている。
地球温暖化対策として、世界から注目されているものなんだ。
CCSの詳しいことは、2013年3月のこちらの記事を読んでみて。
『増えるCO2を回収しちゃえ!?』
http://rakuto-toyota.jp/e263040.html
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さて、昔の記事でCCSについてふりかえったところで、今回の記事にもどろう。
『予想外の速さ、温暖化対策に新展開』 朝日新聞
工場や発電所で出された二酸化炭素。
この二酸化炭素を、地中深くに送り込む。
これが、CCSだ。
地中に送り込まれた二酸化炭素は、長い時間をかけて石に生まれかわる。
この現象は、自然の中でもおこっていて、地中の二酸化炭素は、数千年から1万年かけて、石に生まれかわるんだ。
今回の記事では、「予想外の速さ」で、あることがおこったんだって。
いったい、何が起こったんだろう?
なんでも、マイクロソフトという会社を作ったことで有名な、ビル・ゲイツさんもからんでいるらしいよ。
続きは、次回。
写真は、ポーランドにある火力発電所。ウィキペディアより。
大きなえんとつから、CO2を含んだけむりが、もくもくと。
⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
二酸化炭素などの温暖化ガスによって、地球があたたかくなってしまう地球温暖化。
その温暖化をストップするために、世界中のみんなが、二酸化炭素の量を減らそうとがんばっている。
そんな中、朝日新聞には、こんな記事が。
『予想外の速さ、温暖化対策に新展開』 朝日新聞
温暖化対策に、新展開だって。
二酸化炭素を減らすための、よい方法でも見つかったのかな?
「予想外の速さ」って、いったい何が速いんだろう?
・・・
今回、記事になっているのは、CCS(シーシーエス)と呼ばれる技術だ。
まずは、1年半前の記事で、CCSについておさらいだ。
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中電「地中へCO2」構想 朝日新聞
中電というと、中部電力のことだね。
この中部地方で、電気を作って送ってくれている会社だよ。
その中電が、「地中へCO2」という構想をねっているらしい。
いったい、何をしているの?
・・・
みんな、CO2(シーオーツー)って、聞いたことある?
二酸化炭素(にさんかたんそ)のことだよ。
物を燃やすと、必ず出るのがCO2.
人間は、普段の生活をする中で、たくさんのものを燃やしているよ。
たとえば、自動車のエンジン。
エンジンの中では、ガソリンをがんがん燃やしている。
みんなが毎日使っている「あれ」を作るためにも、ガスなどがぐんぐん燃やされている。
「あれ」って、なんだと思う?
「あれ」がないと、夜中まっくらで、困っちゃう。
・・・
そう、「あれ」とは、電気のことだ。
電気の作り方にはいろいろあるけど、今の日本で一番多いのは、火力発電といわれるもの。
天然ガスなどを燃やして、そのエネルギーを使って電気を作るんだ。
自動車や発電などで、たくさん出されるCO2。
なにも悪さをしなければいいのだけど、地球温暖化(ちきゅうおんだんか)のひとつの原因だとされている。
二酸化炭素が増えすぎると、大気の中に熱がこもって、地球全体が熱くなるんだって。
さて。
2011年3月におこった原子力発電所の事故いらい、日本では火力発電をがんがん使っている。
ところが、最近、外国から輸入している天然ガスの値段が、とても高くなっている。
電気を作る材料になっている天然ガスが高くなれば、とうぜん電気代も高くなる。
電気は、みんなが使うものなので、それは困る。
そこで、中電は考えた。
「燃やすものを、天然ガスから石炭に変えよう。」
そう、石炭は、天然ガスよりも安く手に入るので、電気代も安くできる。
これは、いいよね。
しかし、ひとつ問題が。
それは、CO2の問題。
石炭を燃やすと、天然ガスを燃やした時よりも、よりたくさんのCO2が発生するんだ。
ただでさえ、地球温暖化が問題になっている時代、これはゆるされないかも。
そこで「地中にCO2」構想だ。
石炭を燃やしてたくさん発生したCO2を、空気中に出すのではなく、地中にうめてしまうのだ。
うめるのは、深さ1000~3000メートルの場所。
この深さには、すきまの多い岩石がたくさんある。
そのすきまに、CO2を送り込む。
そんなことして、地球は大丈夫なの?
ちょっと心配になるけれど、地中に送り込まれたCO2は、長い時間をかけて、鉱物(こうぶつ)に変わっていくんだって。
まさに自然の力だ。すごい!
中電の構想、うまくいくといいね。
ちなみに、地中にCO2を送り込むこの技術は、CCS(シーシーエス)と呼ばれている。
地球温暖化対策として、世界から注目されているものなんだ。
CCSの詳しいことは、2013年3月のこちらの記事を読んでみて。
『増えるCO2を回収しちゃえ!?』
http://rakuto-toyota.jp/e263040.html
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さて、昔の記事でCCSについてふりかえったところで、今回の記事にもどろう。
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これが、CCSだ。
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今回の記事では、「予想外の速さ」で、あることがおこったんだって。
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続きは、次回。
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Posted by RAKUTO豊田校
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