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2016年06月11日 06:00 学び~理科
謎の第9惑星~太陽がぬすみとった?
昨日は、長さ(距離)の単位についてお話ししたよ。
そして、天文単位(AU)なるものを、勉強した。
今日は、その続き。
『謎の第9惑星~地球からの距離はどのくらい?』
http://rakuto-toyota.jp/e367256.html
太陽から海王星までの距離は、およそ45億キロメートル。
これを、天文単位で表すと、およそ30AU。
かなりすっきり、わかりやすい数字になった。
ところが。
地球から一番近い一等星、おおいぬ座のシリウスまでの距離を見てみると・・・。
キロメートルで表すと、およそ81兆1668億キロメートル。
天文単位では、およそ541112AU。
これまた、大きな数字になっちゃった。
これを、もっと小さな数字で表して、すっきりしたい。
ここで紹介するのが、「光年(こうねん)」という単位。
これは、あるものが、1年間に進むことのできる距離を、基準とした単位だ。
あるものが一年間に進むことのできる距離を、1とする。
ここで、問題。
「あるもの」って、いったい何もの?
基準にならなければいけないので、いつも同じスピードでつっぱしっている、かっこいいやつだよ。
・・・
答えは、光。
光が1年間に進む距離を、1光年とするんだ。
ところで、光って、1年間にどれだけの距離を進むんだろう?
光は、1秒間におよそ30万キロメートル進むんだったよね。
この調子で1年間つっぱしると、どれだけの距離を進むんだろう?
計算してみよう。
1時間は、3600秒だから、光が1時間に進む距離は・・・
30万 × 3600 = 10億8000万キロメートル
1日は、24時間だから、光が1日に進む距離は・・・
10億8000万 × 24 = 259億2000万キロメートル
1年が365日だとすると、光が1年に進む距離は・・・
259億2000万 × 365 = 9兆4608億キロメートル
およそ、9.5兆キロメートルだ。
1光年 = 9.5兆キロメートル
ということは、およそ81兆キロメートル離れたシリウスまでの距離は・・・
81兆 ÷ 9.5兆 = およそ8.5光年
およその数を使っているので、多少くるっているけれど、正確な数字を使うと、シリウスまでの距離は、8.6光年となる。
81166800000000キロメートルと、8.6光年。
光年を使った方が、だんぜんわかりやすいよね。
光年を使えば、遠くの星までの距離も、すっきりと表せる。
しかし、宇宙は広い。
たとえば、ぼくたちのいる銀河系から一番近い大銀河、アンドロメダ銀河。
アンドロメダ銀河までの距離は、254万光年。
地球から、もっとも遠くにあるといわれている天体は、MACS0647-JDという名前の天体。
たぶん、銀河だといわれている。
この天体までの距離は、およそ319億光年。
めちゃくちゃ遠い。
さて、話を前回紹介した記事にもどそう。
『謎の第9惑星、太陽がよそから「盗んだ」?』 CNN
太陽が、よその星から惑星をぬすんだらしいよ。
いったい、どんな話なんだろう?
・・・
スウェーデンのルンド大学。
ここの研究チームによると、太陽系の9番目の惑星とされている星は、もともとは太陽ではない、他の星の周りを回っていたらしい。
その星を、今から45億年ほど前、太陽がぬすみとったんだって。
研究チームによれば、太陽のような恒星(こうせい)が、他の恒星から惑星をぬすむことは、めずらしいことではないらしい。
星どうして、取ったり取られたり。
なんともスケールの大きなお話しだね。
まだ見つかっていない、9番目の惑星。
大きさは、地球の10倍。
太陽からは、600AUも離れていて、1~2万年かけて、太陽の周りを一周している。
いったい、どんな星なんだろう?
早く見つかるといいね。
写真は、アンドロメダ銀河。ウィキペディアより。
254万光年むこうで輝いている、美しい星の集団だ。
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そして、天文単位(AU)なるものを、勉強した。
今日は、その続き。
『謎の第9惑星~地球からの距離はどのくらい?』
http://rakuto-toyota.jp/e367256.html
太陽から海王星までの距離は、およそ45億キロメートル。
これを、天文単位で表すと、およそ30AU。
かなりすっきり、わかりやすい数字になった。
ところが。
地球から一番近い一等星、おおいぬ座のシリウスまでの距離を見てみると・・・。
キロメートルで表すと、およそ81兆1668億キロメートル。
天文単位では、およそ541112AU。
これまた、大きな数字になっちゃった。
これを、もっと小さな数字で表して、すっきりしたい。
ここで紹介するのが、「光年(こうねん)」という単位。
これは、あるものが、1年間に進むことのできる距離を、基準とした単位だ。
あるものが一年間に進むことのできる距離を、1とする。
ここで、問題。
「あるもの」って、いったい何もの?
基準にならなければいけないので、いつも同じスピードでつっぱしっている、かっこいいやつだよ。
・・・
答えは、光。
光が1年間に進む距離を、1光年とするんだ。
ところで、光って、1年間にどれだけの距離を進むんだろう?
光は、1秒間におよそ30万キロメートル進むんだったよね。
この調子で1年間つっぱしると、どれだけの距離を進むんだろう?
計算してみよう。
1時間は、3600秒だから、光が1時間に進む距離は・・・
30万 × 3600 = 10億8000万キロメートル
1日は、24時間だから、光が1日に進む距離は・・・
10億8000万 × 24 = 259億2000万キロメートル
1年が365日だとすると、光が1年に進む距離は・・・
259億2000万 × 365 = 9兆4608億キロメートル
およそ、9.5兆キロメートルだ。
1光年 = 9.5兆キロメートル
ということは、およそ81兆キロメートル離れたシリウスまでの距離は・・・
81兆 ÷ 9.5兆 = およそ8.5光年
およその数を使っているので、多少くるっているけれど、正確な数字を使うと、シリウスまでの距離は、8.6光年となる。
81166800000000キロメートルと、8.6光年。
光年を使った方が、だんぜんわかりやすいよね。
光年を使えば、遠くの星までの距離も、すっきりと表せる。
しかし、宇宙は広い。
たとえば、ぼくたちのいる銀河系から一番近い大銀河、アンドロメダ銀河。
アンドロメダ銀河までの距離は、254万光年。
地球から、もっとも遠くにあるといわれている天体は、MACS0647-JDという名前の天体。
たぶん、銀河だといわれている。
この天体までの距離は、およそ319億光年。
めちゃくちゃ遠い。
さて、話を前回紹介した記事にもどそう。
『謎の第9惑星、太陽がよそから「盗んだ」?』 CNN
太陽が、よその星から惑星をぬすんだらしいよ。
いったい、どんな話なんだろう?
・・・
スウェーデンのルンド大学。
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その星を、今から45億年ほど前、太陽がぬすみとったんだって。
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爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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