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もののしくみ研究室

2016年05月24日 06:00  学び~理科学び~社会

伊勢志摩サミット~地球温暖化をストップしよう!(その2)

今年2016年5月26日から27日にかけて。
世界の主要7カ国、G7のトップが、日本の伊勢志摩(いせしま)に集まって、会議が行われるよ。
会議の名前は、「伊勢志摩サミット」。
フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの各国のトップが、世界のいろいろなことを話し合う。


日本の政府が、サミットで話し合おうとしてかかげた主なテーマは、次の7つ。

1.世界経済・貿易
2.政治・外交問題
3.気候変動・エネルギー
4.開発
5.質の高いインフラ投資
6.保健
7.女性

前々回まで、それぞれのテーマについて、かんたんに説明してきたよ。
そして、前回は、「3.気候変動・エネルギー」の問題について、くわしく見てきた。

『世界の首脳がやってくる~いったいどんな会議?』
http://rakuto-toyota.jp/e364128.html
『伊勢志摩サミット~どんなことが話し合われるの?』
http://rakuto-toyota.jp/e364132.html
『伊勢志摩サミット~どんなことが話し合われるの?(その2)』
http://rakuto-toyota.jp/e364732.html
『伊勢志摩サミット~地球温暖化をストップしよう!』
http://rakuto-toyota.jp/e364834.html


今日は、その続き。
まずは、前回の復習から。
地球温暖化をまねく温室効果ガス。
中でも、人間によって作り出される二酸化炭素の量が増えており、大きな問題となっている。
日本で出される二酸化炭素のうちわけは、こんな感じ。

発電など  40パーセント
工場など  27パーセント
自動車など 16パーセント
家庭     4パーセント

発電によって出される二酸化炭素の量が、とても多いことがわかったよね。
そして、朝日新聞の記事。


『2050年までに8割削減、決定 政府が温室ガス対策計画』 朝日新聞


日本の政府は、2050年までに、二酸化炭素をはじめとした温室効果ガスを、80パーセント減らすことを目標に、がんばることを決めたんだって。
いったい、どうやって減らすんだろう?
・・・と、ここまでが前回の復習だ。

日本で出されている二酸化炭素を減らす作戦。
みんな、何か思いついた?

・・・

日本の政府が考えている作戦は、おおきく3つ。

・省エネルギー(しょうエネルギー)に取り組むこと
・再生可能エネルギー(さいせいかのうエネルギー)を使うようにすること
・二酸化炭素を出さない街づくりを進めること


そして、これらを実現するための技術も、開発していく。

・エネルギーをためておくために必要な技術(燃料電池など)
・発生してしまった二酸化炭素を回収する技術(CCSなど)


作戦のひとつ目は、省エネルギー。

ひとつひとつのところで使われるエネルギーを減らせば、全体で必要とされるエネルギーを減らすことができる。

たとえば、みんなのおうちにある冷蔵庫(れいぞうこ)。
冷蔵庫は、たくさんの電気を使う。
しかし、メーカーががんばって新しい冷蔵庫を開発して、より少ない電気で、ものを冷やすことができるようになれば。
家庭で使われる電気を、減らすことができる。

国としては、そうした新しい冷蔵庫などを開発するために、メーカーを手助けをしてあげる。
そして、新しく開発された省エネルギーの冷蔵庫などが、よりたくさんの家庭で使われるように、買うためのお金を少し出してあげる。
そんなことが考えられる。

ここでは、冷蔵庫を例に出したけど、ひとつひとつの省エネルギーへの取り組みによって減らせる電気の量は、ほんのちょっと。
でも、それが日本中に広まれば、とてもたくさんの電気を減らすことができるはずだ。
「ちりもつもれば山となる」ってやつだね。


作戦のふたつ目は、再生可能エネルギーを使うこと。
ここでは、特に二酸化炭素を出す量が多い、「発電」について見てみよう。

発電とは、人間の手によって、電気を作りだすこと。
電気は、モーターを回せば、作り出すことができる。
問題は、どうやってモーターを回すかだ。

日本で使われている発電方法は、火力、水力、原子力など。
火力は、火の力をかりて、モーターを回す。
水力は水の力で、原子力は原子どうしがぶつかりあう時に生まれる力をかりている。


ここで、想像タイム。

日本で作られている電気の量を100としよう。
火力、水力、原子力のうち、いちばんたくさんの電気を作っているのは、どれだと思う?
そして、その割合は、何パーセントくらい?



・・・



日本で作られている電気の割合は、こんな感じ。

火力発電  88.4パーセント
水力発電   8.4パーセント
原子力発電  1.7パーセント
そして、およそ1.6パーセントが、「新エネルギー」とか「再生可能エネルギー」と呼ばれるものだ。


『新しい発電所~まずは主な発電方法を見てみよう!』
http://rakuto-toyota.jp/e334138.html
『新しい発電所~新エネルギーって何?』
http://rakuto-toyota.jp/e334403.html


日本は、火力発電により、ものすごい量の電気が作られている。

火力発電は、火の力をかりて電気を作るので、ものを燃やさなければならない。
具体的には、天然ガスや石炭などを燃やして、電気を作っている。

物を燃やすので、たくさんの二酸化炭素が出されることになる。
これを、地熱発電など、地球環境のやさしい発電方法にかえることができれば、二酸化炭素の量も、ぐぐっと大きく減らすことができるはずだ。


3つ目は、二酸化炭素を出さない街づくりを進めること。

これは、省エネルギーや再生可能エネルギーなどを活用して、街全体で出される二酸化炭素を減らすというもの。

電車やバスを気軽に使うことができれば、街を走る自動車の数を減らすことができる。
道路が整備されれば、短い距離で目的地にたどりつける。
街の中に緑を増やせば、その緑が二酸化炭素を吸収してくれる。

もちろん、ひとりひとりの省エネルギーへの取り組みも大切だ。
ゴミはなるべく出さないようにするとか、テレビを見ていない時はスイッチを切るとかね。


日本の政府は、伊勢志摩サミットで、こうした取り組みをアピールすると思われる。
日本中で、そして世界中で、こうした取り組みが進んでいって、少しでも地球環境がよくなるといいよね。


燃料電池やCCSについては、過去の記事を参考にしてね。

『気体を使ってクリーンな発電~問題点は?』
http://rakuto-toyota.jp/e313989.html
『世界初の燃料電池車ミライ~いったい、どんな自動車なの?』
http://rakuto-toyota.jp/e294640.html
『世界初の燃料電池車ミライ~いったい、どんな自動車なの?~その2』
http://rakuto-toyota.jp/e295019.html


『「地中へCO2」構想って、いったい何?』
http://rakuto-toyota.jp/e300220.html
『増えるCO2を回収しちゃえ!?』
http://rakuto-toyota.jp/e263040.html

写真は、燃料電池を利用した自動車、ミライ。トヨタ自動車公式ページより。
ミライを買おうとすると、国から補助金(ほじょきん)を出してもらえるよ。




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