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2016年05月12日 06:00  学び~理科

豊田市で赤とんぼ米~いったいどんなお米?

『赤トンボ舞う田園再び』 朝日新聞

愛知県豊田市にある農業協同組合、JAあいち豊田。
豊田市に住んでいるみんなには、こめったくんでおなじみだよね。

このJAあいち豊田が、あたらしいお米を作ることを4年ほど前から実験してきた。
そして、この2016年の春。
豊田市内の山間部の田んぼで、田植えが始まる。
そのお米とは、「赤とんぼ米」と呼ばれるもの。
うまくお米が育てば、秋には豊田市内のスーパーマーケットなどで、「赤とんぼ米」を買うことができるようになるよ。

ところで、「赤とんぼ米」って、どんなお米なんだろう?
使われるのは、「ミネアサヒ」という品種なんだけど、なんで「赤とんぼ」なんだろう?
みんな、想像できる?



・・・



JAあいち豊田では、最近すっかり数が減っている赤とんぼを、なんとか復活させたいと考えた。
そのためには、赤とんぼに悪さをするといわれている農薬や化学肥料(かがくひりょう)を、なるべく使わないようにしないといけない。

そう、「赤とんぼ米」とは、赤とんぼのために、農薬や化学肥料を使う量を、いままでの半分以下におさえて作られたお米なんだ。

農薬を使えないと、いろいろな害虫が発生したりして、農家の人はとても大変。
それでも「赤とんぼ米」を作ろうとがんばっているのは、赤とんぼがたくさん飛び回るような、良い環境を取り戻したいという気持ちが強いから。
がんばれ、豊田市の農家さんたち。

それにしても、赤とんぼって、どれくらい減っているのかな?
いわれてみれば、昔ほど飛んでいないよね。
ということで、2年前の記事で、赤とんぼについて復習だ。

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すっかり、秋になったね。
今日は、寒いくらい。
少しずつ冬が近づいてくるのを感じるよね。

さて、みんなは「秋」といえば、何を思い浮かべる?
秋の風物詩、思いつくものをあげてみて。


・・・

まずは、食べ物。
食欲の秋、おいしい食べ物がいっぱいだ。
ナシやカキ、クリにマツタケ。
サバやサンマ、サケ、イワシ。

つぎに植物。
秋といえば、紅葉がきれいだよね。
紅葉、カエデ、イチョウ、ススキ。
花もきれいだよ。
コスモス、リンドウ、オミナエシにキンモクセイ。

虫はどう?
コオロギにスズムシ。
そして、赤トンボ。
スズムシたちの鳴き声を聞いたり、公園を飛び回る赤トンボの姿を見ると、秋だなぁと感じるよね。

ここで、今日の記事。

『秋を告げる赤トンボ 最近は・・・』 朝日新聞

秋の風物詩、赤トンボ。
最近、日本でその数が減っているんだって。

色が赤い赤トンボ。
いくつかの種類のトンボがいるけど、代表的なのはアキアカネというトンボ。
このアキアカネ、最近数がどんどん減っている。

アキアカネは、鹿児島県では「絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)」に、三重県でも「準絶滅危惧種(じゅんぜつめつきぐしゅ)」に指定されている。
絶滅危惧種とは、数が減ってきて、もうすぐ絶滅してしまうかもしれない生き物のこと。
アキアカネ、そうとう減ってきているんだね。

石川県立大学の上田先生は、ひとつの田んぼで、どのくらいのアキアカネが育つかを研究している。
その上田先生によると、2007年~2010年に育ったアキアカネの数は、1989年の100分の1に減ってしまったらしい。
日本全国の研究者に聞いてみると、アキアカネは2000年ころから急に減りだしたんだって。

いったい、なぜ?
みんなは、どうしてだと思う?


・・・


田んぼそのものが減っていることもあるけれど、最近の急減は、米つくりに使う農薬がその原因だといわれている。

「フィプロニル」や、ニコチノイド系の「イミダクロプリド」。
1990年ころから、たくさん使われるようになってきた農薬だ。
これを使うと、害虫を減らすことができるので、農家の人たちは大助かりだ。

ところが。
この農薬たちは、害のない虫たちにも、影響をあたえてしまう。

宮城大学の神宮先生は、これらの農薬が虫にどんな影響をあたえる実験をした。
その結果。

フィプロニルを使った場合、虫が羽化、つまり大人の虫になることはなかった。
イミダクロプリドの場合でも、きちんと羽化したのは、30パーセントくらい。
これでは、アキアカネが減ってしまうわけだね。


前にかいたけど、農薬の影響で数が減っているのは、アキアカネだけではないんだ。

『ミツバチがいないない病!?』
http://rakutotoyota.boo-log.com/e275528.html

ヨーロッパでは使用禁止になっている、これらの農薬。
日本では、いまのところ、禁止になっていない。
環境省では、今年から、農薬のアキアカネへの影響について、調査をはじめたんだって。
これから、禁止になってくる農薬もあるかもしれないね。

農家の人はたいへんだけど、他の生き物や地球の環境に悪さをする農薬は、使ってほしくないよね。


写真は、アキアカネ。ウィキペディアより。
みんなの周りはどう?
赤トンボ、たくさん飛んでる?



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