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2016年04月28日 06:00 学び~理科
表層地盤増幅率~地盤の強さを確認しよう
2016年4月14日から、熊本でたくさんの地震が発生しているのは、知っているよね。
震度7の大きなものから、震度1の小さなものまで、一週間ちょっとの間に、およそ910回もの地震が起こっている。
その間に、49人もの人が命を落とし、いまだに1人の人が行方不明になっている(4月26日時点)。
自分の家にいることができず、避難(ひなん)している人は、4万人以上。
熊本市内の小学校も、そのほとんどが休みのまま。
子どもたちも、つらい思いをしている。
今回の地震をうけて、多くの人が、災害への備え(そなえ)を、再確認しているみたいだよ。
ホームセンターなどに行くと、水や非常食など、災害への備えとして必要なものが、売り切れになっていることも多い。
みんなのおうちは、大丈夫かな?
きちんと、備えがしてある?
物だけではなく、いざというときにどう行動するのかを話し合っておくことも大切だよ。
一度、お父さんやお母さんに、確認してみてね。
今回の熊本の地震は、活断層(かつだんそう)が動くことによって引き起こされたもの。
『熊本で大きな地震~地震って、どんなしくみで起こるの?』
http://rakuto-toyota.jp/e360688.html
われらが愛知県には、どんな活断層があるのかな・・・と思っていたら、朝日新聞にこんな記事が。
『断層帯、県内の現状は?』 朝日新聞
朝日新聞によると、愛知県内を走る断層で、もっとも危険なのは、「猿投~高浜断層(さなげ~たかはまだんそう)」というものらしい。
国の中央防災会議によると、この断層が動いた場合、マグニチュード7.6の大きな地震がおこるらしい。
マグニチュードとは、地震によって出されるエネルギーの量のことで、この数字が大きいほど大きな地震といえる。
今回、熊本でおきた地震は、マグニチュード7.3。
猿投~高浜断層のマグニチュード7.6は、これよりも大きい。
もしも、この地震が起きた場合、名古屋市や、豊田市・岡崎市などの愛知県西部で、震度6のゆれとなるらしい。
今回の熊本の地震で起きた一番大きなゆれは、震度7。
震度6でも、そうとう大きなゆれに感じるはずだ。
予想では、愛知県内で、1万1000人ほどの人が命をなくし、243万人の人が避難をする必要があるとされている。
実際に地震が発生した場合、ゆれの大きさは、場所によってさまざま。
同じ愛知県内でも、地盤(じばん)が強くてあまりゆれない場所と、地盤が弱くて大きくゆれる場所がある。
ここで紹介するのが、「表層地盤増幅率(ひょうそうじばんぞうふくりつ)」という言葉。
この数字が大きい場所は、地盤が弱い。
地盤が弱いと、地震のゆれが大きくなる。
小さい場合は、地盤が強い。
地盤が強いと、同じ地震でも、ゆれは小さくなる。
この数字が「1.5」を超えている場所は、注意が必要。
「2.0」以上になると、とても強いゆれになることが予想されるので、建物を補強(ほきょう)するなどの備えが必要だ。
たとえば、東京都江戸川区(えどがわく)。
ここの表層地盤増幅率は、2.41。
とても高い。
愛知県を見てみると、名古屋駅近辺は、2.35。
こちらも、高い。
一方で、豊田市。
RAKUTO豊田校のある喜多町3丁目で調べてみると、その値は、1.04。
どちらかというと、ゆれにくい方だ。
ハザードステーションで地図を確認してみると、海に近い平野ほど地盤が弱く、山に近づくほど地盤が強いことがわかる。
平野は、川が運んだ砂などがつもってできた場所だから、山の近くとくらべると地盤が弱いのかもしれない。
みんなも、いざという時への心がまえとして、自分のおうちや学校のある場所の地盤を確認しておくとよいかもしれない。
防災科学研究所(ぼうさいかがくけんきゅうじょ)では、ホームページで様々な情報を公開しているよ。
地盤の強さも、ここで確認することができる。
『地震ハザードステーション』
http://www.j-shis.bosai.go.jp/
朝日新聞の特集ページ(リンク)では、住所を指定して表層地盤増幅率を確認することができるよ。
http://www.asahi.com/special/saigai_jiban/
猿投~高浜断層がいちばん最近動いたのは、およそ1万年前のこと。
今後30年以内に地震がおこる確率は、「ほぼ0パーセント」。
0パーセントなら、だいじょうぶかというと、必ずしもそうではない。
今回、熊本の地震を引き起こした布田川断層(ふたがわだんそう)も、地震がおこる確率は「ほぼ0~0.9パーセント」とされていた。
たとえ0パーセントでも、いざという時への備えは必要だね。
写真は、岐阜県瑞浪市(みずなみし)の断層。
地面の割れ目が、はっきりとわかる。
⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
震度7の大きなものから、震度1の小さなものまで、一週間ちょっとの間に、およそ910回もの地震が起こっている。
その間に、49人もの人が命を落とし、いまだに1人の人が行方不明になっている(4月26日時点)。
自分の家にいることができず、避難(ひなん)している人は、4万人以上。
熊本市内の小学校も、そのほとんどが休みのまま。
子どもたちも、つらい思いをしている。
今回の地震をうけて、多くの人が、災害への備え(そなえ)を、再確認しているみたいだよ。
ホームセンターなどに行くと、水や非常食など、災害への備えとして必要なものが、売り切れになっていることも多い。
みんなのおうちは、大丈夫かな?
きちんと、備えがしてある?
物だけではなく、いざというときにどう行動するのかを話し合っておくことも大切だよ。
一度、お父さんやお母さんに、確認してみてね。
今回の熊本の地震は、活断層(かつだんそう)が動くことによって引き起こされたもの。
『熊本で大きな地震~地震って、どんなしくみで起こるの?』
http://rakuto-toyota.jp/e360688.html
われらが愛知県には、どんな活断層があるのかな・・・と思っていたら、朝日新聞にこんな記事が。
『断層帯、県内の現状は?』 朝日新聞
朝日新聞によると、愛知県内を走る断層で、もっとも危険なのは、「猿投~高浜断層(さなげ~たかはまだんそう)」というものらしい。
国の中央防災会議によると、この断層が動いた場合、マグニチュード7.6の大きな地震がおこるらしい。
マグニチュードとは、地震によって出されるエネルギーの量のことで、この数字が大きいほど大きな地震といえる。
今回、熊本でおきた地震は、マグニチュード7.3。
猿投~高浜断層のマグニチュード7.6は、これよりも大きい。
もしも、この地震が起きた場合、名古屋市や、豊田市・岡崎市などの愛知県西部で、震度6のゆれとなるらしい。
今回の熊本の地震で起きた一番大きなゆれは、震度7。
震度6でも、そうとう大きなゆれに感じるはずだ。
予想では、愛知県内で、1万1000人ほどの人が命をなくし、243万人の人が避難をする必要があるとされている。
実際に地震が発生した場合、ゆれの大きさは、場所によってさまざま。
同じ愛知県内でも、地盤(じばん)が強くてあまりゆれない場所と、地盤が弱くて大きくゆれる場所がある。
ここで紹介するのが、「表層地盤増幅率(ひょうそうじばんぞうふくりつ)」という言葉。
この数字が大きい場所は、地盤が弱い。
地盤が弱いと、地震のゆれが大きくなる。
小さい場合は、地盤が強い。
地盤が強いと、同じ地震でも、ゆれは小さくなる。
この数字が「1.5」を超えている場所は、注意が必要。
「2.0」以上になると、とても強いゆれになることが予想されるので、建物を補強(ほきょう)するなどの備えが必要だ。
たとえば、東京都江戸川区(えどがわく)。
ここの表層地盤増幅率は、2.41。
とても高い。
愛知県を見てみると、名古屋駅近辺は、2.35。
こちらも、高い。
一方で、豊田市。
RAKUTO豊田校のある喜多町3丁目で調べてみると、その値は、1.04。
どちらかというと、ゆれにくい方だ。
ハザードステーションで地図を確認してみると、海に近い平野ほど地盤が弱く、山に近づくほど地盤が強いことがわかる。
平野は、川が運んだ砂などがつもってできた場所だから、山の近くとくらべると地盤が弱いのかもしれない。
みんなも、いざという時への心がまえとして、自分のおうちや学校のある場所の地盤を確認しておくとよいかもしれない。
防災科学研究所(ぼうさいかがくけんきゅうじょ)では、ホームページで様々な情報を公開しているよ。
地盤の強さも、ここで確認することができる。
『地震ハザードステーション』
http://www.j-shis.bosai.go.jp/
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0パーセントなら、だいじょうぶかというと、必ずしもそうではない。
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鳥類~鳥ってどんな生き物?
爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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