◆◆◆ 基幹コースの残席情報
◆◆◆
◆◆◆ RAKUTO校舎のご案内 ◆◆◆
ひばりヶ丘校/田園調布校/府中校/
伊勢崎校(関東)
三田校/
天王寺校/
箕面校/
神戸岡本校(関西)
2016年02月25日 06:00 学び~社会
三重県が日本一~いったい、どんな冬野菜?(その2)
今日は、前回の続き。
『三重県が日本一~いったい、どんな冬野菜?』
http://rakuto-toyota.jp/e354203.html
我らが愛知県のおとなり、三重県。
ある冬野菜の生産量が、日本一なんだって。
いったい、どんな野菜なんだろう?
ヒントは、三重県にある大きな植物園「×××の里」。
冬のイルミネーションは、全国的に有名だ。
東海地方の子ならば、テレビのコマーシャルなどで、一度は聞いたことのある名前だと思うよ。
思い出してね。
・・・
答えは、「なばな」。
三重県は、江戸時代から、たくさんの「なばな」が育てられていた。
冬になるとおいしい「なばな」。
みんなも、天ぷらやおひたしで食べたことがあるんじゃないかな?
・・・って、そうでもない?
みんなにとっては、他の呼び方の方が、なじみがあるかもね。
「なばな」は、ある植物を、食用として改良(かいりょう)したもの。
葉やくきの部分を食べるんだ。
では、ある植物って、何だろう?
想像してみてね。
ヒントは・・・
「なばな」を漢字でかくと、「菜花」。
春に花が咲く。
畑に行くと、黄色の花が一面に広がっていて、とてもきれい。
どう?
わかった?
・・・
答えは、菜の花(なのはな)。
みんな、菜の花は知ってるよね。
おひたしとか天ぷら、食べたことある?
「なばな」も菜の花も、もともとはおなじ菜の花なんだ。
菜の花の「菜」は、もともとは「食べるもの」の意味。
おかずなどのことを意味する漢字だ。
他にも、葉やくきを食べる植物のことを表すこともある。
「菜の花」は、葉やくきを食べられるから、こんな名前がついたんだね。
一方で、菜の花のことを「アブラナ」と呼ぶこともある。
漢字で書くと、「油菜」。
なんで、こんな名前なんだと思う?
・・・
菜の花の種からは、油をとることができる。
今みたいに電気がない時代は、お皿の上で油を燃やしてあかりにしていた。
そうした時代では、菜の花からとった油が、大かつやく。
三重県では、江戸時代からたくさんの菜の花の油を作っていた。
そして、あまった葉やくきは、自分のおうちの食べ物としていた。
ところが、1950年頃から、電気が使われるようになってきた。
すると、菜の花の油は、もういらなくなってしまう。
三重県の農家の人たちは、困ってしまった。
そこで、「そうだ!今までおうちで食べていた葉やくきは、けっこうおいしいよね。あれを売ったらいいんじゃない?」と考えた。
さっそく葉やくきを売り出してみたところ・・・
まったく売れなかった。
「馬の食べ物」なんていわれてしまった。
でも、農家の人たちは、くじけなかった。
味や見た目をよくして、高級な感じを出した。
おいしいなばなの育て方をマニュアルにして、「三重県のなばなは、おいしい」というブランドイメージを作りあげた。
結果は、大成功。
農家の人によると、今、三重のなばなは、「作れば作るだけ売れる」らしい。
すごいよね。
それでも、なばなの出荷額は、10年前よりも60パーセント減ってしまっている。
農家の人が歳をとってしまったにもかかわらず、後継者(こうけいしゃ)がいないのが原因なんだって。
三重県のなばな、これからもがんばってほしいね。
写真は、豊田スタジアムの横にある、菜の花畑にて。
ここでつんだ菜の花の葉も、けっこうおいしいよ。

⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
『三重県が日本一~いったい、どんな冬野菜?』
http://rakuto-toyota.jp/e354203.html
我らが愛知県のおとなり、三重県。
ある冬野菜の生産量が、日本一なんだって。
いったい、どんな野菜なんだろう?
ヒントは、三重県にある大きな植物園「×××の里」。
冬のイルミネーションは、全国的に有名だ。
東海地方の子ならば、テレビのコマーシャルなどで、一度は聞いたことのある名前だと思うよ。
思い出してね。
・・・
答えは、「なばな」。
三重県は、江戸時代から、たくさんの「なばな」が育てられていた。
冬になるとおいしい「なばな」。
みんなも、天ぷらやおひたしで食べたことがあるんじゃないかな?
・・・って、そうでもない?
みんなにとっては、他の呼び方の方が、なじみがあるかもね。
「なばな」は、ある植物を、食用として改良(かいりょう)したもの。
葉やくきの部分を食べるんだ。
では、ある植物って、何だろう?
想像してみてね。
ヒントは・・・
「なばな」を漢字でかくと、「菜花」。
春に花が咲く。
畑に行くと、黄色の花が一面に広がっていて、とてもきれい。
どう?
わかった?
・・・
答えは、菜の花(なのはな)。
みんな、菜の花は知ってるよね。
おひたしとか天ぷら、食べたことある?
「なばな」も菜の花も、もともとはおなじ菜の花なんだ。
菜の花の「菜」は、もともとは「食べるもの」の意味。
おかずなどのことを意味する漢字だ。
他にも、葉やくきを食べる植物のことを表すこともある。
「菜の花」は、葉やくきを食べられるから、こんな名前がついたんだね。
一方で、菜の花のことを「アブラナ」と呼ぶこともある。
漢字で書くと、「油菜」。
なんで、こんな名前なんだと思う?
・・・
菜の花の種からは、油をとることができる。
今みたいに電気がない時代は、お皿の上で油を燃やしてあかりにしていた。
そうした時代では、菜の花からとった油が、大かつやく。
三重県では、江戸時代からたくさんの菜の花の油を作っていた。
そして、あまった葉やくきは、自分のおうちの食べ物としていた。
ところが、1950年頃から、電気が使われるようになってきた。
すると、菜の花の油は、もういらなくなってしまう。
三重県の農家の人たちは、困ってしまった。
そこで、「そうだ!今までおうちで食べていた葉やくきは、けっこうおいしいよね。あれを売ったらいいんじゃない?」と考えた。
さっそく葉やくきを売り出してみたところ・・・
まったく売れなかった。
「馬の食べ物」なんていわれてしまった。
でも、農家の人たちは、くじけなかった。
味や見た目をよくして、高級な感じを出した。
おいしいなばなの育て方をマニュアルにして、「三重県のなばなは、おいしい」というブランドイメージを作りあげた。
結果は、大成功。
農家の人によると、今、三重のなばなは、「作れば作るだけ売れる」らしい。
すごいよね。
それでも、なばなの出荷額は、10年前よりも60パーセント減ってしまっている。
農家の人が歳をとってしまったにもかかわらず、後継者(こうけいしゃ)がいないのが原因なんだって。
三重県のなばな、これからもがんばってほしいね。
写真は、豊田スタジアムの横にある、菜の花畑にて。
ここでつんだ菜の花の葉も、けっこうおいしいよ。

⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
世界の国~いくつの国があるの?
バレンタインさんの日!?(再掲)
ヨーロッパのワインが安くなるよ~EPAって何?
ワシントン条約会議~どうやって密漁をふせごう?(再掲)
節分って?(再掲)
日本を襲った大地震~教訓をいかそう!(その2:再掲)
バレンタインさんの日!?(再掲)
ヨーロッパのワインが安くなるよ~EPAって何?
ワシントン条約会議~どうやって密漁をふせごう?(再掲)
節分って?(再掲)
日本を襲った大地震~教訓をいかそう!(その2:再掲)
Posted by RAKUTO豊田校
│コメント(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。