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もののしくみ研究室

2016年02月13日 06:00  学び~社会

北方領土~ロシアと日本の関係は?


前回は、北方領土(ほっぽうりょうど)の4つの島について、簡単に紹介したよ。

『北方領土~島の名前が読めないよ!?』
http://rakuto-toyota.jp/e352855.html


北方領土の島は、もともと日本のものだったのに、今はロシアが占領(せんりょう)していて、返してくれない。
いったい、どうしてそんなことになっちゃったんだろう?
今日は、そのあたりを見てみよう。


みんなは、第二次世界大戦(だい2じせかいたいせん)とか、太平洋戦争(たいへいようせんそう)って、知ってる?
1939年から1945年にかけて、世界中の国が、戦争に巻き込まれてしまった。
戦ったのは、枢軸国(すうじくこく)と呼ばれる国々と、連合国(れんごうこく)という国々。

枢軸国として戦ったのは、日本、ドイツ、そしてイタリアの3カ国。
一方で、連合国として戦ったのが、イギリス、ロシア(当時はソビエト連邦)、アメリカ、および中国など。

いろいろな国を占領しようとする日本、ドイツ、イタリアの3つの国に対して、世界中の国が連合して戦った。
そんな戦争が、第二次世界大戦だ。

太平洋戦争というのは、その第二次世界大戦の終わりがけに起こった戦争。
こちらは、日本対連合軍の戦争だ。
この時、連合軍の中心にいたのがアメリカで、他にもイギリスやオランダなどが日本と戦った。


1939年にはじまった第二次世界大戦。
1943年7月に、イタリアが降伏(こうふく)し、負けが決まる。
さらに、1945年5月には、ドイツが降伏。
連合軍にとって、残る敵は、日本だけとなった。

1945年2月。
ドイツが降伏する、少し前ののこと。

ロシア(当時はソ連)のヤルタという街で、連合軍の話し合いが行われた。
集まったのは、アメリカ、イギリス、そしてロシアの首脳(しゅのう)たち。

この時、ドイツの負けはほぼ決まっていた。
この会議で話し合われたのは、日本をいかに早く負けさせるかということ。

少しでもはやく戦争を終わらせたいアメリカは、当時、日本と少しだけなかの良かったロシアに、「日本と戦争してくれないか?」とお願いした。
ロシアも、ただでは動かない。

「日本と戦う代わりに、勝ったあと、北方領土をふくむ千島列島(ちしまれっとう)を、ロシアがもらうからね。」
そして、アメリカも、それをみとめた。

この会議の結果、連合国の間でまとめられた約束ごとが、ヤルタ協定(きょうてい)だ。


1945年8月8日。

いよいよロシアが動き出す。
日ソ中立条約(にっそちゅうりつじょうやく)という、「日本とは戦争しないからね。」というお約束を破棄(はき)。
日本に戦争をしかける。


同じく8月14日。

日本は、連合国からの「もういいかげん、おとなしく負けをみとめなさい。」という内容のポツダム宣言(せんげん)を受け入れ、負けを認める。


そして、8月15日。

天皇陛下が、日本の国民に対して、「日本は負けたんだよ。」といことをお知らせになった。
この8月15日が、日本にとっての終戦記念日。
今でも、この日になると、各地で戦争にかんする式典やイベントが行われるよ。


その後、ロシアは、ヤルタ協定にのっとって、日本の北方領土に攻め込んだ。
「戦争に勝てば、北方領土はロシアのもの。」
アメリカとの間で、そんな約束がなされていたから、ロシアとしては当たり前。

いきおいに乗るロシアは、アメリカに対して「北海道の東半分も、ロシアにちょうだい。」と言ったらしい。
これには、アメリカも、「ダメ」とことわった。
もしも、アメリカがこれをことわっていなければ、北海道の半分も、ロシアに占領されていたかもしれないね。


こうした歴史によって、今、北方領土は、ロシアが占領した状態になっている。

「ロシアが北方領土に攻め込んだのは、8月14日に負けを認めた後だ。負けを認めた相手を攻めることはゆるされない。だから、北方領土は日本のもの。返してちょうだい。」
日本の言い分はこんな感じだ。

一方で、ロシアの言い分は、こんな感じになるだろう。
「何言ってるの。北方領土は、ヤルタ協定にもとづいて、ロシアがもらったんだよ。なんで、返さなきゃいけないの?」


戦争が終わって、70年。
日本とロシアの間には、いまだ北方領土問題がくすぶっている。
おたがいが納得できる形で、早く仲直りできるといいね。

写真は、第二次世界大戦の時にとられたもの。ウィキペディアより。
戦争は、たくさんの悲劇を生む。繰り返すことのないようにしてほしいね。





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