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2016年01月21日 06:00 学び~理科
南極~いったい何の研究をしているの?
前回は、南極のことを紹介したよ。
『南極~いったいどんな所なの?』
http://rakuto-toyota.jp/e349573.html
日本極地研究所(にほんきょくちけんきゅうじょ)は、この南極で、いったいどんな研究をしているんだろう?
南極のことを知ることで、何かいいことがあるのかな?
・・・
病気を治すには、体のことをよく知らなければならない。
それと同じで、地球の環境をよくしようと思ったら、地球のことをよく知らなければならない。
極地研究所が南極の昭和基地(しょうわきち)で行っている研究は、地球のことをよく知るために行われているんだ。
では、じっさいにどんな研究をしているんだろう?
今日は、その研究内容について、いくつか紹介するよ。
まずは、空で起こるあの現象の観測(かんそく)だ。
太陽からやってくる粒子(りゅうし)たち。
これが地球の大気とぶつかると・・・
酸素(さんそ)やチッ素が、チカチカ光る。
その光が空に広がって、とてもきれいな「あれ」になる。
南極や北極に近い場所でしか見ることのできない「あれ」。
何か、わかる?
・・・
答えは、オーロラ。
昭和基地では、オーロラのことをもっとくわしく知るために、オーロラ観測を続けているんだ。
お次は、やはりこちらも、宇宙からやってくるもの。
それは、宇宙のかなたから飛んできて、地球の大気につっこんでくる。
多くは大気の中でもえつきるけど、大きなものは地上まで落ちてくることもある。
そう、隕石(いんせき)だ。
2013年には、とても大きな隕石が落ちてきて、ロシアでおおさわぎになったよ。
『ロシアに隕石!?』
http://rakuto-toyota.jp/e263092.html
隕石は、世界中のあらゆるところに落ちてくる。
でも、世界は広い。
それを見つけようと思うと、とても大変だ。
ところが、南極では、隕石が集まりやすい場所があるんだって。
それは、山脈(さんみゃく)といって、大きな山がつらなっている場所のふもと。
南極の氷におちた隕石は、氷と一緒に海の方へ流される。
その氷が行きつく場所が、山脈のふもとなんだ。
こうして、南極におちた隕石は、山脈のふもとに集まる。
そこを探せば、たくさんの隕石を見つけることができるというわけだ。
それに気が付いた日本の研究者たちは、たくさんの隕石を集めることができた。
その結果、およそ17000個もの隕石を、日本が保有している。
これは、世界のすべての隕石の、3分の1にあたる数なんだって。
宇宙からやってきた隕石を研究すれば、よりふかく宇宙のことを知ることができるよね。
オゾンホールの観測も、ずっと続けているよ。
オゾンホールを世界ではじめて見つけたのは、実は日本の観測隊なんだって。
オゾンホールについて知りたい子は、むかしの記事を見てね。
『大事なオゾンをこわすやつ!?』
http://rakuto-toyota.jp/e267489.html
『大事なオゾンをこわすやつ!?~その2』
http://rakuto-toyota.jp/e267488.html
あとは、氷の底の研究。
昭和基地では、南極のふかいふかい場所にある氷を取り出して、それを調べている。
2007年には、3035メートルの深さの場所から、氷を取り出すことに成功した。
この氷は、およそ72万年も昔に凍り付いたもの。
これを調べれば、昔の地球の環境について知ることができる。
昔の地球を知ることができれば、未来の地球の姿を予想することができるというわけだ。
極地研究所が行っている研究、すごいものばかりだね。
研究が進めば、地球の未来がわかる。
研究が進んでいくのが、楽しみだね。
南極について、もっとよく知りたい子は、こちらのリンクを見てね。
『南極もっと知り隊』
http://www.nipr.ac.jp/publication/PDF/nankyoku_kids_2014.pdf
写真は、国際宇宙ステーションから見たオーロラ。NASA公式ページより。
きれいだね。
⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
『南極~いったいどんな所なの?』
http://rakuto-toyota.jp/e349573.html
日本極地研究所(にほんきょくちけんきゅうじょ)は、この南極で、いったいどんな研究をしているんだろう?
南極のことを知ることで、何かいいことがあるのかな?
・・・
病気を治すには、体のことをよく知らなければならない。
それと同じで、地球の環境をよくしようと思ったら、地球のことをよく知らなければならない。
極地研究所が南極の昭和基地(しょうわきち)で行っている研究は、地球のことをよく知るために行われているんだ。
では、じっさいにどんな研究をしているんだろう?
今日は、その研究内容について、いくつか紹介するよ。
まずは、空で起こるあの現象の観測(かんそく)だ。
太陽からやってくる粒子(りゅうし)たち。
これが地球の大気とぶつかると・・・
酸素(さんそ)やチッ素が、チカチカ光る。
その光が空に広がって、とてもきれいな「あれ」になる。
南極や北極に近い場所でしか見ることのできない「あれ」。
何か、わかる?
・・・
答えは、オーロラ。
昭和基地では、オーロラのことをもっとくわしく知るために、オーロラ観測を続けているんだ。
お次は、やはりこちらも、宇宙からやってくるもの。
それは、宇宙のかなたから飛んできて、地球の大気につっこんでくる。
多くは大気の中でもえつきるけど、大きなものは地上まで落ちてくることもある。
そう、隕石(いんせき)だ。
2013年には、とても大きな隕石が落ちてきて、ロシアでおおさわぎになったよ。
『ロシアに隕石!?』
http://rakuto-toyota.jp/e263092.html
隕石は、世界中のあらゆるところに落ちてくる。
でも、世界は広い。
それを見つけようと思うと、とても大変だ。
ところが、南極では、隕石が集まりやすい場所があるんだって。
それは、山脈(さんみゃく)といって、大きな山がつらなっている場所のふもと。
南極の氷におちた隕石は、氷と一緒に海の方へ流される。
その氷が行きつく場所が、山脈のふもとなんだ。
こうして、南極におちた隕石は、山脈のふもとに集まる。
そこを探せば、たくさんの隕石を見つけることができるというわけだ。
それに気が付いた日本の研究者たちは、たくさんの隕石を集めることができた。
その結果、およそ17000個もの隕石を、日本が保有している。
これは、世界のすべての隕石の、3分の1にあたる数なんだって。
宇宙からやってきた隕石を研究すれば、よりふかく宇宙のことを知ることができるよね。
オゾンホールの観測も、ずっと続けているよ。
オゾンホールを世界ではじめて見つけたのは、実は日本の観測隊なんだって。
オゾンホールについて知りたい子は、むかしの記事を見てね。
『大事なオゾンをこわすやつ!?』
http://rakuto-toyota.jp/e267489.html
『大事なオゾンをこわすやつ!?~その2』
http://rakuto-toyota.jp/e267488.html
あとは、氷の底の研究。
昭和基地では、南極のふかいふかい場所にある氷を取り出して、それを調べている。
2007年には、3035メートルの深さの場所から、氷を取り出すことに成功した。
この氷は、およそ72万年も昔に凍り付いたもの。
これを調べれば、昔の地球の環境について知ることができる。
昔の地球を知ることができれば、未来の地球の姿を予想することができるというわけだ。
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研究が進めば、地球の未来がわかる。
研究が進んでいくのが、楽しみだね。
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鳥類~鳥ってどんな生き物?
爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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