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2015年12月14日 06:00 学び~社会
世界津波の日~なんで11月5日なの?
11月5日は「世界津波の日」 朝日新聞
国際連合(こくさいれんごう:国連)の会議で、11月5日を「世界津波の日」とすることが決まったらしいよ。
この日を、「津波の日にしよう!」と、世界に呼びかけたのは、日本。
日本では、2011年に東日本大震災による津波の被害が出た後、11月5日を「津波防災の日」と決めていた。
津波のおそろしさや、予防対策や避難(ひなん)の大切さを考えるための一日ということだね。
それを、日本だけではなく、世界に広めようとして提案したのが、「世界津波の日」だ。
そして、めでたく国連に認められたというわけだ。
ところで、なんで、11月5日なの?
東日本大震災の津波のことを考えると、3月11日でもよさそうなものなのにね。
11月5日って、いったい何があった日なんだろう?
・・・
四国の南、太平洋の底には、深い深い溝(みぞ)がある。
南海トラフとよばれるこの溝は、プレートと呼ばれる大きな岩の板が2枚、ぐいぐいと押し合っている場所だ。
プレート同士が押し合いへし合いしているところでは、ちょっとしたきっかけで岩ががががっとずれたり、片方の岩がびょんっと跳ね上がったりすることがある。
すると、四国から静岡県あたりにかけて、大きな地震が発生する。
南海トラフ地震とよばれる地震は、こうして発生するんだ。
さらに。
跳ね上がった岩は、海の水をぐいっと押し上げ、大きな津波を引き起こす。
今から161年前、1854年のこと。
この南海トラフで、大きな地震が発生した。
安政南海地震(あんせいなんかいじしん)と呼ばれる地震だ。
この地震は、大きな津波を引き起こした。
和歌山県の串本(くしもと)は、15メートルもの高い波におそわれた。
四国か和歌山県にかけて、多くの場所が津波に襲われ、たくさんの人が被害にあった。
和歌山県広川町。
紀伊半島の半ばにあるこの町にも、津波が押し寄せた。
それに、いち早く気が付いたのが、浜口梧陵(はまぐちごりょう)さん。
浜口さんは、村の人たちにそのことを知らせて、高い場所に逃げるようによびかける。
しかし、とっさのことで、村の人たちは、どこへどう逃げたらよいのかわからない。
そこで浜口さんは、田んぼにあった稲わらに火をつけて、それを高台の神社までの道しるべとした。
その道しるべをたよりに、村の人たちは神社へ逃げることができた。
この津波によって、村の人30人が亡くなった。
その一方で、村人の9割の命は無事だった。
浜口さんの活躍のおかげだね。
このお話は、『稲むらの火』という物語になって、今に伝わっている。
津波が発生した時、いかに早く、そして正確にみんなに情報を伝えることができるか。
『稲むらの火』は、そこのとの大切さを、今の日本に伝える物語だ。
そして、今回。
この11月5日が、「世界津波の日」と決まった。
『稲むらの火』の物語は、日本だけではなく、世界中に、津波のこわさや、それに備えることの大切さをうったえかけることになる。
写真は、グーグルアースで見た日本。
四国の下は、東北地方の右側にある深い溝が、プレートとプレートのさかい目だ。
津波をともなう大きい地震は、こういう場所でおこることが多い。
<参考>
安政南海地震が発生したのは、旧暦の11月5日。
今のカレンダーでいうと、12月24日にあたるよ。
⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
国際連合(こくさいれんごう:国連)の会議で、11月5日を「世界津波の日」とすることが決まったらしいよ。
この日を、「津波の日にしよう!」と、世界に呼びかけたのは、日本。
日本では、2011年に東日本大震災による津波の被害が出た後、11月5日を「津波防災の日」と決めていた。
津波のおそろしさや、予防対策や避難(ひなん)の大切さを考えるための一日ということだね。
それを、日本だけではなく、世界に広めようとして提案したのが、「世界津波の日」だ。
そして、めでたく国連に認められたというわけだ。
ところで、なんで、11月5日なの?
東日本大震災の津波のことを考えると、3月11日でもよさそうなものなのにね。
11月5日って、いったい何があった日なんだろう?
・・・
四国の南、太平洋の底には、深い深い溝(みぞ)がある。
南海トラフとよばれるこの溝は、プレートと呼ばれる大きな岩の板が2枚、ぐいぐいと押し合っている場所だ。
プレート同士が押し合いへし合いしているところでは、ちょっとしたきっかけで岩ががががっとずれたり、片方の岩がびょんっと跳ね上がったりすることがある。
すると、四国から静岡県あたりにかけて、大きな地震が発生する。
南海トラフ地震とよばれる地震は、こうして発生するんだ。
さらに。
跳ね上がった岩は、海の水をぐいっと押し上げ、大きな津波を引き起こす。
今から161年前、1854年のこと。
この南海トラフで、大きな地震が発生した。
安政南海地震(あんせいなんかいじしん)と呼ばれる地震だ。
この地震は、大きな津波を引き起こした。
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四国か和歌山県にかけて、多くの場所が津波に襲われ、たくさんの人が被害にあった。
和歌山県広川町。
紀伊半島の半ばにあるこの町にも、津波が押し寄せた。
それに、いち早く気が付いたのが、浜口梧陵(はまぐちごりょう)さん。
浜口さんは、村の人たちにそのことを知らせて、高い場所に逃げるようによびかける。
しかし、とっさのことで、村の人たちは、どこへどう逃げたらよいのかわからない。
そこで浜口さんは、田んぼにあった稲わらに火をつけて、それを高台の神社までの道しるべとした。
その道しるべをたよりに、村の人たちは神社へ逃げることができた。
この津波によって、村の人30人が亡くなった。
その一方で、村人の9割の命は無事だった。
浜口さんの活躍のおかげだね。
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Posted by RAKUTO豊田校
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