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もののしくみ研究室

2015年06月06日 06:00  学び~理科学び~社会

世界一の透明度~摩周湖のナゾの足跡!?(その3)

前々回、前回と、北海道の摩周湖について紹介してきたよ。
今日は、その続き。

『世界一の透明度~摩周湖のナゾの足跡!?』
http://rakuto-toyota.jp/e320971.html
『世界一の透明度~摩周湖のナゾの足跡!?(その2)』
http://rakuto-toyota.jp/e321088.html


まずは、新聞記事のタイトルから。

『摩周湖底にナゾの「足跡」』 朝日新聞

北海道にある摩周湖(ましゅうこ)。
その底に、ナゾの足跡(あしあと)が見つかったんだって。

摩周湖の水はきれいすぎて、栄養分がほとんどない。
だから、そこに住む生き物も、ほんの数種類だ。

さらに、今回足跡が見つかったのは、湖の底だ。
摩周湖の深さは、211メートル。
光も十分に届かいない深さだ。
こんな場所に、人の目に見えるような大きさの生き物がいるはずがない。

じっさい、今までに摩周湖で見つかった生き物で、最も深い場所で見つかったのは、ユスリカの幼虫だ。
見つかった深さは、176メートル。

それよりも深い場所となると、住んでいるとしてもバクテリアなど微生物(びせいぶつ)と呼ばれる生き物くらいだろう。
みんな、そう思っていた。

ところが。
そこに「足跡」が見つかった。
しかも、大量に。

ここで、想像タイム。
今まで、摩周湖に住んでいると思われていたのは、ほんの数種類の生き物たち。
エゾサンショウウオにウチダザリガニ、ニジマス、ヒメマス、エゾウグイだけ。
それ以外は、目に見えない小さな微生物くらい。
さらに、その湖底となると、微生物以外には何もいないはずだった。

そこに見つかった大量の「足跡」。
生物に必要な栄養分が少ない摩周湖。
光の届かない、深い深い湖の底。
そんな場所にすんでいるのは、いったいどんな生き物なんだろう?

みんな、想像してみてね。


・・・


答えは・・・まだナゾのまま。

ナゾの足跡、ひょっとしたら足跡ではなく、水の流れなどでできたものかもしれないよね。
でも、足跡の写真をみた学者さんによると、「生物がつけたとみるのが自然」とのこと。
やはり、なにかの足跡なのだろうか。

さらに、学者さんは「ウチダザリガニの可能性が高い。ただ、断定(だんてい)はできない」と言っている。
ナゾは、まだナゾのままなんだ。

そして、先月5月26日から、国立環境研究所(こくりつかんきょうけんきゅうじょ)のチームが、捕獲作戦(ほかくさくせん)に乗り出すことになった。
いったい、どんな生き物が捕まるのか。
結果が楽しみだね。


写真は、ウチダザリガニ。ウィキペディアより。
本来、外来種(がいらいしゅ)と呼ばれる、本来日本にはいないはずのザリガニだ。





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